裏の裏は、表…に出せない!
実話誌等で暴走する裏系&馬鹿系ライターが、日本最大の歓楽街・歌舞伎町から発信するグダグダな非日常的体験と裏話。そして禁断の取材メモ!
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ホストクラブのあるべき姿
以前の記事で書いたが、
歌舞伎町でホストクラブが槍玉に上がっている。
未成年客問題、脱税、レイプ事件、風営法違反・・・・・・。


・・・ある書籍のコーディネートで一軒のホストクラブを訪ねた。
『営業は早朝六時半からです』
そう言われて出直すことにした。
風営法の取り決めで、夜明けから深夜一時までの営業しか認められていないからである。


親父ひとりではみっともないし、
正直言って、ホストクラブは好きではないし、
間が持たないような気がしたので、
ひとりの女性を誘った。
彼女も『行ったことがないので、ホストクラブに行ってみたい!』
・・・と言う。

『先ほどは失礼いたしました』
ほぉ~~~、顔を覚えていましたか?
『お席にご案内させていただく前に、当店のシステムをご説明します』
初回料金5千円だと分かっているのにシステム説明かよ!

ところが、エントランス係の青年の説明が巧いというか、
スマートで頭に入ってくる。(普段の取材はフンフンフン!)

同伴したというか? された女性に、
『失礼とは存じますが、身分証明書をお持ちですか?』
・・・年齢確認である。親父が連れてきたのは22歳。
まぁ、未成年に見えないこともない。・・・ない!
・・・で、何で俺には聞かない!(見るからに親父だから当たり前)

・・・テーブルへ、
彼らにとってアベックは苦手のはずだ。
まずは、その関係を探ろうとする。
(残念ながら、そんな艶やかな関係ではない。下心はアリアリなんだが)
しかし、そんな質問や素振りすらみせない。
実にスマートで嫌味のない接客なのだ。
その青年は入店4日目だと言う。

代表が挨拶に来た。
以前、テレビ番組で一緒になった若き代表は、
彼らに怪しい私を巧みに紹介すると、
会話のヒントや方向性をさりげなくまとめて
『・・・ごゆっくり』
と嫌味なく席を立つ。
さすがはカリスマ! 夜のロハス!(どういう意味でしょうか?)

※ LOHAS(ロハス、ローハス): Lifestyles Of Health And Sustainability (健康と地球の持続可能性を志向するライフスタイル)の略。健康や環境問題に関心の高い人々のライフスタイルとされる。


初回料金のフリー客(ましてアベック)
(本当は振りの客というのが水商売用語として正確)
粗末にするどころか、次々と出勤してきたスタッフが
必ず『いらっしゃいませ』と丁寧に頭を下げてゆく。
不思議なことに会話を遮らない。

実はこの店は条例を守ってキャッチを一切、街頭には出していない。
ホストクラブにとっては売り上げを大きく左右するであろう。

時間制で話が弾んで延長してしまった。
・・・しかし、約束の料金であった。
話のコシを折らないという配慮であった。

私は歌舞伎町で最大最高級と言われた会員制クラブの店長を10年勤めた。
その期間に使った女性スタッフは2千人以上。
水商売本の書籍や劇画にも関係している。
そういうドラマやドキュメントの監修や知恵袋も勤めた。
古くなりつつある業態ではあるが、業界では知られた存在であった。

・・・・・・笑い話もある。
ミーティングでメモまで取る真面目な女性がいた。
ある日、彼女は私を呼び出すと怒り声で言った
『私! 店長のことを尊敬していました! 見損ないました! 店長の話すことは、全部この本に書いてあるじゃないですか! パクリですか!』
私は彼女が叩き付けた一冊の接客マニュアル本を見てニタニタ・・・。
『何が可笑しいんですか!』
『・・・・・・だって、それ、俺の本だもん』
『へ?』
ペンネームの名刺を出すと彼女は、奥付の名前と見比べ目を丸くした。
・・・可笑しかった。お店に内緒の副業でした。
そんな勉強熱心な彼女は、その後・・・売れっ子ホステスになったことは言うまでもない。

・・・んなことはさておき、
そんな過去を持つ私は・・・うなった。
完璧なのである。
従業員教育が徹底されていることが分かる。
自分は過去にここまでやれたか?
・・・否!

・・・楽しかった。
・・・・・・気持ちがよかった。
・・・・・・・・・実にいいものを見た!
女性同伴ならホストクラブも悪くない。

彼らはビルのエントランスまで見送りに出てきた。
『また、来ます』・・・久しぶりの本音で答えた。
(又来るといって行かないキャバクラの多い事)
数十メートル歩いて、同伴女性に言った。
『さりげなく振り返ってみろ』
『・・・え?』
『・・・いるか?』
『・・・手を振ってる』
彼らはそのまま見送っていた。
私が振り返ると深々とお辞儀をした。
結局、彼らは我々の姿が見えなくなるなるまでそこにいた。

害虫のように忌み嫌われている現在の歌舞伎町のホスト業界、

これがホストクラブの本来あるべき姿!
・・・いや未来の姿。
全ての答であるような気がした!


あえて店名は臥す。

これは宣伝ではないし、
歌舞伎町がどういう状況になろうとも、
この店は、必ず生き残り、
必ず売れるであろうからだ。

22歳女性が別れ際に言った。
『・・・他とは違うね』
『・・・だな。・・・ん? ・・・お前!・・・初めて、・・・行ってみたいって』

・・・い、行ってんのかよ~~~~っ!(←かなり深いエコー&リバーブ)

あぁ・・・、お母さん、また、騙されました。
なにが2千人の女性を・・・だ! とほほ。
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