裏の裏は、表…に出せない!
実話誌等で暴走する裏系&馬鹿系ライターが、日本最大の歓楽街・歌舞伎町から発信するグダグダな非日常的体験と裏話。そして禁断の取材メモ!
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広島戦争の真実 ~仁義なき戦いを企てた侠~
広島戦争(1946~1970)

戦後、焦土となった広島の歪(ひずみ)が爆発!極道抗争史の転換点となった抗争には現在の抗争スタイルが全て集約されていた。

焦土の広島を戦場に四半世紀に渡る長き抗争があった。
この広島戦争は書籍・映画・その後のVシネマなどで、
多く語られてきた。

広島には悲しい歴史がある。
太平洋戦争末期に投下された原子爆弾である。
悪魔は一瞬にして中国地方最大の街を地獄に変えた。
何もかもが消えて無くなった。

だが、この街の人間たちは逞しくも復興に向けて立ち上がってゆく。
その戦後復興の中に全国を震撼させる暴力戦争の芽が芽吹いていた。
広島戦争は復興運動の中で力を付けて群雄割拠する
新興暴力勢力たちの謀略と裏切りの戦争だった。

発端は焦土の広島と軍港の街・呉で同時多発に起きた。
二つの抗争はやがて肥大化すると共に、
一つの大きな戦いの流れとなっていった。

広島戦争は抗争の発端や時期で第一次から第三次に分けられる。
それらの抗争は関連した組織や人物も多く複雑である。

多くの書籍や映像作品で描かれているので簡単に説明するが、

第一次抗争は広島と呉での新興勢力と旧勢力の生き残りとの戦いである。

第二次抗争は第一次抗争が終結した束の間の平和に、先の抗争の残り火に神戸の対立する二大組織が介在してきた事から始まった。
この抗争は広島代理戦争と呼ばれた。

そして第三次…、二度の抗争に疲弊した地元組織は平和共存と大同団結を図った。これが新たな火種を生んだ。
過去の遺恨や団結組織内での勢力争いに火が付いたのである。


広島戦争は日本のヤクザ抗争の中で最も長く燻ぶり続けた抗争であった。
この闘いはその後のヤクザ抗争を大きく変えた闘いでもある。
仁義や掟の無視、殺戮、市街地でのゲリラ戦、密謀、裏切り、ヒットマン、暗殺、そして新たな武器…。
対立する巨大組織をバックにした代理戦争、
その原因となった巨大組織の全国進行と盃外交。
紆余曲折と戦いの末に勝ち得た一枚岩の組織…。

「仁義なき戦い」は抗争の中心人物のひとりである美能幸三氏の手記を基に作家・飯干晃一氏が解説をつけた形で発表された。

美能氏は抗争をこう評した。
『戦争で大切な人間が死んで、ツマラン者が生き残った…』
抗争の原因は、戦争や原爆で街の顔役や闇社会の実力者が亡くなり諌める人材が居なかった事、
何より、切り取り放題の街になった事だと…。

そして自らをこう語った。
『私の人生はあの終戦で終わっていた』
戦災で何もかも焼けた街…広島、
この街ではあの爆弾で新たな戦争が始まったのかもしれない。

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【実録 広島極道抗争 佐々木哲夫の生涯】
“仁義なき戦い”と呼ばれた血みどろの広島25年戦争を象徴する男・佐々木哲夫の生き様が、遂に明らかに!!


……というわけで、面白いVシネマの情報です。
実はこの広島戦争を取り上げた「仁義なき戦い」は、
真実を描いてはいないのです。
たしかに、当時、現在進行形の抗争を描いていたわけですから、
それも仕方がなかったのかもしれません。

そうした中での、笠原和夫の脚本、…その決め台詞!
深作欣二の演出、…キャスティングにカメラワーク!
素晴らしいものがある。
その後のピカレスクムービー、アウトロームービーに
与えた影響は計り知れないだろう。
しかしながら、意図的にある人物を描かなかったり、
設定を変更したり…、極道抗争史家(誰が?)としては、
やや不満でもある。
(これがあの事件、これはあの事件…照らし合わせるのに苦労する)


そんなこんなで不満が残る私は…見つけてしまいました。
本当に見たかった「仁義なき戦い」です。
しかも真の主人公と言える人物を中心に据えて…。

作品名は「実録・広島極道抗争 佐々木哲夫の生涯」です。
このタイトルの「佐々木哲夫」という人物(実際は佐々木哲彦)は
広島抗争の原因となったヤクザとも言われる人物です。
「強いから殺された」…まさにそういう侠。

東映映画「仁義なき戦い」第一部で松方弘樹が演じた「坂井鉄也」のモデルになった実在の人物です。
戦後のヤクザ社会が産んだ仇花の如き人物で、
菅原文太が演じる「広能昌三」(実際は美能幸三)が、
主人公と言う名の語り部ならば、真の主人公がこの侠なのです。

この侠を主人公とする。
「仁義なき戦い」の逆視点!
面白い!

それを、あの「IZO」のキレキレ俳優の中山一也が演じる。
素晴らしい! ベッ!ストのキャスティングである。

「仁義なき戦い」は主人公である美能幸三が、
獄中で書き綴った手記を飯干晃一が入手し、
これをベースにした実名ノンフィクション小説の映画化作品。

美能氏は、第一作が不満であった。
(小説の核となる人物が、諸事情から、ぼやかされており、
その根本的な問題が描かれていない)
二作目以降は美能氏に代わって、
服部武氏(二代目共政会会長。第3部、5部にて小林旭が演じた武田明のモデルとなった人物)が監修的立場を引き継いだ。

このために山村辰雄氏(共政会・初代会長)をモデルとした
山守義雄を金子信雄が怪演(?)しても、
一切の抗議・苦情はこなかったというわけでもある。

それをこの作品は覆した。


も、一回、見ようっと!

867.jpg

【実録 広島極道抗争 佐々木哲夫の生涯 完結篇】
乱世に散った、悲しき侠(おとこ)--“仁義なき時代”に生きた、男侠(やくざ)の生涯が暴かれる!


DATA:

【実録 広島極道抗争 佐々木哲夫の生涯】
■キャスト/中山一也、中野英雄、川野太郎、武蔵拳、デビット伊東、
松田一三、風間貢、清水宏次朗(友情出演)、川地民夫(友情出演)、ジョニー大倉
■監督/辻裕之
■GPミュージアム作品


【実録 広島極道抗争 佐々木哲夫の生涯 完結篇】
■キャスト/中山一也、中野英雄、川野太郎、武蔵拳、デビット伊東、松田一三、風間貢、清水宏次朗(友情出演)、川地民夫(友情出演)、ジョニー大倉
■監督/辻裕之
■GPミュージアム作品


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テレビで「涙そうそう ~昭和20年8月6日広島~」を観て、
これをレンタルしちゃう俺は…、一体、どういう人なんでしょうか?


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07年6月某日、作品の主役「佐々木哲夫」を演じた中山一也さんと話をすることが出来た。
六本木ミッドタウンのカフェテラスでお会いしたのである。
連絡して会いに行った知人の隣に中山さんがいらしたのだ。
中山さんも偶然だったそうだ。
…おお!これは『ご縁』ですね!←違うって!

さっそく、それまでの作品、この作品のこと、キャスティングの妙とそれに勝る中山さんの演技を熱弁する私。「そうそう、ブログでも書きました」


「あれ? そのブログ、関係者が見つけて見たなぁ」
ブログの内容を話す中山さん。…読んでる!
「そ、そ、そうです。それ、それ、その怪しいブログです」


……実は舞い上がるほど嬉しかったりして。

「佐々木哲夫」、「IZO」、初の主演作「冷血」(ダウンタウン浜田ヨメが脱いでいる)などの映画のことや、テーマは男として…等々、さまざまな会話をさせていただいた。
話していくうちに多くの共通の関係者もいることが判明。

時折、笑顔で、それでも人間としての熱さが伝わる役者でした。
何よりも『目』が素晴らしい役者さんだ!
『この役者さんで何かを書きたい!』
…そう思ってしまった。(普段は思わない)
今の私が言うのもおこがましいが、いつかは一緒に何かをやりたい。
…いや、やらせていただきたい! 必ずそこまで行きますから!


……そう決意させる役者さんは少ない。


中山さん、楽しい時間を有難うございました!
思った通りの、いや、それ以上の人だった。

世間の人が喜ぶアイドルや芸能人には何の反応もしない私、
反応するのは、サッカー選手、役者、作家、政治家、任侠、裏社会…などなど。
その全てに「一部の」が付く。

私は自分が好きな人だけに過剰に反応するのである。
興味がなければ「あ、どうも」と言って横を向く。
●ャニーズの人にも「だから何?」
某女優にも「ふ~ん、普通じゃん」

自分でも分かっているのだが、
こうした私の行動は普段から指摘されております。
『好きな対象にはとことん密着、そうでない対象には容赦ない』
(同業者・池田君談)
たしかに…文章を見れば一目瞭然! …反省せねば。


……で、反応された中山さんは、迷惑だったかもしれない。

いやぁ! カッコイイ人だった!




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