裏の裏は、表…に出せない!
実話誌等で暴走する裏系&馬鹿系ライターが、日本最大の歓楽街・歌舞伎町から発信するグダグダな非日常的体験と裏話。そして禁断の取材メモ!
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新しい餌
昨夜、歌舞伎町でホストクラブの一斉立ち入りがあった。

『警視庁保安課などは21日、風営法に基づき、東京都新宿区歌舞伎町のホストクラブ数店舗の一斉立ち入りを実施し、同法違反(無許可営業など)の現行犯で、店長ら数人を逮捕した。歌舞伎町にはホストクラブ約200店が集中しているといわれ、同課などは、暴力団にみかじめ料を払っていないかや未成年者に酒を出していないかなどの実態解明を進める』

これがその報道。

ネオン街のグレーゾーンは、
元々、ダミーの名義人を置いているケースが多い。
売れっ子ホストが数年で店を持つ。
アブク銭が入ることを覚えた
童話のキリギリスのような成り上がりホストが、
コツコツと金を貯めて店を持つなんてのは…。
青年実業家…ないない。単なる看板。

…今回の摘発、はっきり言うと
情報は漏れていた。

営業を取り止めてシャッターを下ろしていた店はなかったか?

新聞報道で、この摘発が風営法違反だけの摘発ではないことは
誰にでも理解できよう。
私の耳に入った「やるよ」という情報は、
警察関係者からではない。
その本当の目的から聞き及んだ。
いつもは「…らしいんだけど、何か聞いてない?」
しかし、その男は言い切った。

もしも、その情報源が面倒をみている店があるのならば、
その店は助かっていると言うわけになる。

歌舞伎町の浄化を「搦め手」で推し進める。
外人の摘発もホストも摘発も実は間違いではない。
弱いものイジメだと批判することもあるが、
たしかに「芽」を摘んでいるからである。

例えば……、
当局は不法就労の外国人ホステスや風俗嬢の摘発を徹底的に行なった。
弱いものイジメではないか!・・・との声もあった。
外国人犯罪集団の経済の基盤はオンナだ。
オンナがネオン街で金を稼ぎ、基盤を築く。
そこに男たちがぶら下る。…そして
それが「芽」である。
批判に耐えて彼らはやった。
ホストたちも同じである。

違法風俗も不良外人も消えた歌舞伎町。
…本当にそう思ってますか?
しかも、最大のアンダーグランドには手が出せないでいる。

上層部は浄化の成果を誇らしげに発表してはいるが、
「表面上は静か、実は潜っている」
「歌舞伎町のヤクザ事務所もヤクザの数も実は増えている」
「摘発や規制が新たな犯罪と犯罪手法を生んでいる」
「あれもダメ、これもダメ…。捜査に制約が多い」
関係者のここだけのため息交じりの耳打ちです。

不祥事、癒着、モラル…。

「一罪一逮捕一勾留の原則」と
「再逮捕再勾留禁止の原則」というのがある。

風営法違反容疑ならば、風営法違反についてのみ捜査取調べが出来る。
他の容疑ならば、別の手続きが必要である。…ってことでいいのかな?

とりあえず、捕まえて、ネチネチと脅して、
飴と鞭で、他の事を吐かす。情報を聞き出す。
…報道にはそう書いてあるではないか(笑)

なんとまぁ…時間の掛かることである。
その時には何も無い。
すでに消えているか、形を変えている。

昔はガツンといった。
とっととやった。

現場の警察官の苦労やストレスは誰も知らない。
だから、こういうことにもなるような気がする。

……まぁ、とにもかくにも、新しい餌はホストクラブってことですよ。

頑張れ!お巡りさん! 頑張れ!歌舞伎町!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「歌舞伎町るねっさんすブログ」の、てらたにこういちさんが、
この事件と問題に関して、面白いレポートと考察をなさってますので、リンクします。

http://blog.so-net.ne.jp/kabuki-cho/2006-09-22

てらたにさんは、歌舞伎町の再生を真剣に考えている書き手さんです。
…が、いやはや、ここまでの情報は、ヘタな新聞記者も、裏系の私も脱帽ですね…(笑)いやぁ…濃い。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


歌舞伎町のホストクラブと暴力団の関係は、
彼のレポートは、ほぼ大正解です。
おしいとすれば、店でなく、人に付いているんです。
地面、箱…という既得権を侵さないもの…それは人。
それが歌舞伎町の棲み分けです。
彼らなりの絶対的な細かいルールとシステムがあるのです。
……あとは、内緒。

その代わりといっては何ですが、
「みかじめ」の語源は、
貸し元などが管理する縄張り(賭場の開帳権)
に他の人間が博打場を開帳した際に、地域の貸し元に支払うシマ代。
それを月末や月頭の支払いが終わった3日の日に集金した名残です。
1ヶ月30日、3日分を寄越せ。つまり一割のカスリ。
だから「三日〆」



さてさて、

当日のこのホスト退治に関しては、実は、警察に事情がありました。

その日(日付は前日)に警視庁で人事異動後の新体制での署長会議が開催されているんです。
先に書いているように、あれほどのネオン街対策、ヤクザ対策を行なったにもかかわらず、実態は……ですが、
この件に関して警視総監(伊藤サン)の「檄」が各署長に飛んだわけだからです。

ここ数日、テレビのワイドショーで、やたらと詐欺犯罪やネット犯罪の特集が多いでしょ? キャンペーン(?)と連動しているはずなんですよ。キャンペーン期間の成績を上げるためです。警察はマスコミの使い方が上手い。……小泉さんや安倍さん以上です。

この日のために、我慢して、我慢して、…行け! 大摘発だ!
02年の「歌舞伎町浄化作戦」の初日もこうした花火でした。
警察内部の組織再編の当日のGO!…それは組織犯罪対策部が出来た日。


ネオン街でホスト、違法風俗業者。
悪質・巧妙化している新型犯罪。
経済界に入り込む暴力団。
政権交代に対応して右翼。
外国人犯罪組織の摘発。
…これが「檄」の柱です。

しばらくは、どの柱も、あらゆる法規や手法を駆使して、なりふり構わず行くでしょうね。

歌舞伎町のような歓楽街を抱えた所轄は、イジメやすいところからいくのは当然のことですね。

暴力団に関しては、相変わらずの山口組重点。
昨年の今頃、山口組が六代目体制になり、都内の有名繁華街を縄張りに持つ國粋会が傘下となった際に、彼らはキャンペーンを張った。

警察官の業務査定にはポイントがあります。
犯罪には大きいも小さいもない!
……あるんです。
彼らなりの大小と優先順位があるのです。


暴力団の摘発に関しても細かくポイントが設定されているらしく、
当時の山口組、國粋会は2割増以上…。
私が某関係者から聞いたのは、
非指定暴力団8、広域指定10、山口組・國粋会12…。
山口組でも、弘道会系、後藤組系、山健組系はボーナスポイント付き。
当然、役職や座布団でも変わります。

このような理由で、私は「キャンペーン」と呼びたくなるんですが…。
関東系ヤクザ幹部が「今日さぁ…」と詳しかったのは、
おそらく、キャンペーン商品ではなかったからでしょう。

職質をして他の団体だったら、
「なんだ!●●会か、だったら早く言えよ。…行っていいよ」
…という事も、一年前には頻繁にあったそうで。


ところで、先の組織再編以降は直接の接触が禁止されているので、
最新の情報を得るのが大変なようです。

放免、盃事、各種パーティー…、会場の入り口や周辺には、
DVDカメラを持った警備、公安、組対の関係者たちが…。
屋外で集合写真なんかの撮影取材していると、
便乗して(?)撮影班が来ていますからねぇ。
「あんたら、どこの人?」私は意地が悪い。

そういう一般の人たちには見えない部分は、警察はスゴイですよ。

例えば、街の要所要所に立ち番をしている警官は、
ただ立っているだけではないんです。
ボ~~~ッと街を眺めているようにみえて、実はそうではない。

そういう関係の人たちの車に同乗していると、良く分かります。
何気なく立っているように見える彼らの立つ場所を通過するたびに、
彼らは必ず無線を手にします。報告しているのです。
「●●組組長の車が●●時に●●通り●●を●●方面に向かって通過」
ってところでしょうか。

DSCF3022.jpg

関係者の車内から・・・こうして確認にやってくる。

警察は、犯罪の摘発、犯罪者の逮捕…が主な業務です。
「共謀罪」成立を目論むのは、犯罪天国日本に追いつかなくなっているので「防止」に力を入れ始めているためでもあるんです。イイも悪いも彼らの動きのための法的根拠です。
ちなみに…被害者の救済は警察の優先仕事ではありません。
それは民事訴訟でお願いします。ご存知の通り…不介入です。
知らん顔をしているのではない。限界があるのです。

だから……モロモロを考えると、

…頑張れ!お巡りさん!…というわけです。

で、こういう発言になりました。
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_11/t2006110810.html


※ 講談社「月刊現代12月号」が集計した・・・『あなたの街、家族が住む街は安全ですか?東京市区別&町丁目別・全犯罪ランキング』にて、凶悪・粗暴犯罪の一位二位を『歌舞伎町2丁目』『歌舞伎町1丁目』がワンツーフィニッシュ! ・・・ということで。
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