裏の裏は、表…に出せない!
実話誌等で暴走する裏系&馬鹿系ライターが、日本最大の歓楽街・歌舞伎町から発信するグダグダな非日常的体験と裏話。そして禁断の取材メモ!
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・・・末路。
私が赤報隊事件の真犯人です。
そう名乗った男が、北海道富良野市で
死後数ヶ月経った白骨死体で発見された。

彼は告白手記を書き週刊新潮に発表した。
衝撃の告白に世間は驚愕した。

赤報隊事件は、昭和六二年五月三日、
兵庫県西宮市の朝日新聞関西支社が
何者かに襲撃されたことから始まる。
編集室にいた記者が銃撃され、
死亡一名、重傷一名という痛ましい事件となった。

犯行声明文には『赤報隊一同』と書かれていた。

その後、朝日新聞東京本社と名古屋支局の独身寮に銃弾が撃ち込まれ、
静岡支局にはピース缶爆弾が仕掛けられた。

赤報隊名義の脅迫文が、
中曽根康弘元首相事務所と竹下登元首相の実家に届き、
江副元リクルート会長宅に銃弾が、
愛知韓国人会館が放火されるという事件が続いた。

当局は右翼団体活動家の犯行もしくは関与を疑って徹底捜査が行われた。
しかし、平成二〇年五月三日に事件は時効を迎えることとなる。

ところが昨年、
赤報隊を名乗ったNHK渋谷放送センターや
札幌、長野、福岡の各放送局に実弾入りの郵便物が送付され、
ガスボンベ爆発事件も起きている。

この事件の(時効になった部分の)真犯人だと
名乗った男が亡くなったのである。


週刊新潮が発売された日、
私は某右翼団体のパーティー会場に向かっていた。
『右翼の皆様に取り囲まれるんだろうなぁ…』

現場に着くと、さっそくこっそりと手招きをする人物が、
九段下沙龍の中尾征秀郎さん(正気塾)だ。
中尾さんは私を捕まえると、誰もいない控え室に連れ込んだ。
「な、な、なにすんすかぁ」(とビビる)
「記事、読んだ?」
「…ええ」
「何か知ってる?」
「少しですけど…、中尾さんは?」
「……ああ、少し。ところで、どう思う?」
「……ガセですね」
「………だよなぁ」
その後、中尾さんはマスコミに取り囲まれていた。
ざまぁみろ! 明太子返せ!
(私は他の右翼活動家に取り囲まれましたけど…やっぱりかぁ!)

私のようないい加減なライターでも
即座に「ガセっ!」と断じているのに、
どうして新潮は掲載したのだろうか?
私はその人物が過去に何の罪で収監されていたのかを調べていた。
……んなわけがない罪名だ。
国を愛し、憂う人間が犯す罪ではない。
これが断じる根拠だ。
なんだか時間軸もズレている。
経歴もおかしい(後述)


でも、大したもんだ!
そう思う私がいた。
物書きや編集者はある意味で嘘つきである。
コレくらいのものを、コレッくらいにする。
アレくらいのものを、アレッ!くらいにもする。
男は本職の嘘つきどもを騙し通したのだ。
出版社、編集、口述筆記担当者、校正担当…、モロモロ。

…しかし、
男はミスをしていた。
児玉誉士夫の秘書をしていたと言う。
児玉誉士夫の青思会に属していたと言う。
真犯人だと主張する逆アリバイも妙だった。

児玉誉士夫関係ならば、
青思会に聞けばいい。
居たと言うのならば、
青思会に聞けばよい。
朝日にゃ無理でも
新潮ならば出来たはず。


ワシは、……聞いた。(聞いていた)


「青年思想研究会」(青思会)は、
昭和三十五年に児玉誉士夫を中心して結成された民族派の連合組織である。
多くの著名な思想家・右翼活動家が集まり、
国内の世論が二分した六〇年の日米安全保障条約の改定に先立つ闘争で、
左翼勢力と果敢に戦った武闘派右翼団体28団体によって結成された。

「青思会」は極右的過激団体とされたこともあった。
若い会員のための合宿を開催し、勉強会や精神修養だけでなく、
本格的な山中軍事訓練を行って組織力や戦闘力を高めていた団体だ。
爆弾や銃器を使用し、資金獲得に強盗まで行うようになった極左暴力に対し、
正統派行動右翼としての激しい闘いを見せつけた団体でもある。
現在でも右翼社会に中心にある団体のひとつだ。

……知らん。

ほぉ~~~~らぁ!


それでも新潮は強気で手記を連載し続けた。
(聞けばええのにぃ!)
「真実」よりも部数優先だったのか?
(まぁ、新潮はそんな視聴率至上主義の雑誌じゃないかぁ)
赤報隊事件の被害者であり、犠牲者を出した朝日新聞社は、
事実と違う…猛烈に抗議した。
(こういう強気の時の朝日は真実ですから…笑)
公安警察はもちろん分かっていたはずだ。
冷笑すら浮かべていたに違いない。
(まぁ、ホンの小さな疑いでもあれば動くが)

嘘はすぐにバレる。辻褄も合わない。
連載が進むごとに嘘を嘘で塗り固めることになる。
そして、破綻した。

その結果、男は新潮に乗せられたと告白を翻し、
新潮は男に騙されたと被害者になった。
今度は朝日側に付き、
そこでも稿料をせしめようとした。

後日、新右翼の論客である
一水会顧問の鈴木邦男先生と仕事することがあり、
大胆にも色々と訊ねてみた。
鈴木邦男先生は赤報隊の何かを知るとされ、
公安警察に徹底的にマークされ、
事情聴取まで受けていた。

先生はいつもの調子で『ニヤ~~~~ッ』と笑うだけ。

鈴木先生、口は堅いし!
そりゃ、警察に喋らんのだもん。
いい加減なワシに喋るわきゃない。
……ワシ、口は緩いし!


……ありゃ、知ってるな。
鈴木邦男先生はいくつかの連載や書籍で
真の真犯人(ん?)を「黒幕」サンと表現している。
年齢、背景、思想…、小出しかよっ!

さぁ、今度、改めて聞いてみたろ!
酔わしてみるか!
(お前ぇが先につぶれんだろっ!)

私よりもインタビュー上手、追求上手な方は
鈴木邦男先生ならば、この日、この時、
この場所の壇上に現れますから
質問してみてください!
↓↓↓
ここ! ここ!

後ろの方で、
その質問にニヤニヤしている
怪しい風体の男がいたら、
…多分、そりゃ、私です。
(ビビリの上にヘタレなので声は掛けないで下さい)


その男の死は、
何だか複雑な思いがする。
刑務所から出た初老の男が
どうして「赤報隊」の真犯人だと
名乗らなければならなかったのか?、
どうして嘘の舞台から降りる事が出来なかったのか?

そのことばかりが引っかかっている。
彼も“被害者”だったのだ。


そうせねば、彼は生きれなかったのかもしれない。
……彼の行為は、無責任かつ不勉強であるマスコミに警鐘を鳴らし
反省を促す第一級のテロだった。メディアの責を崩ず責崩隊だ!
彼は忘れ去られようとしていた事件に再び陽を当てた。


忘れてはならないのかもしれない。


……心より御冥福をお祈りいたします。


(C)SHINSHUN


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