裏の裏は、表…に出せない!
実話誌等で暴走する裏系&馬鹿系ライターが、日本最大の歓楽街・歌舞伎町から発信するグダグダな非日常的体験と裏話。そして禁断の取材メモ!
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~あるヒットマンの激白~
 
「抗争はドンとやればいいが、内緒で消すのは色々さ。死体が出なけりゃ殺人じゃない」

…以前、指定暴力団三次団体のある人物に秘密インタビューした。

「鉄砲玉は犠牲フライ、俺は振り逃げ」
殺し屋の彼はそう例えた。

左手に日本刀、右手に拳銃、腰のベルトに予備の拳銃を突っ込んで、単身で対立ヤクザ事務所に殴り込んだ。
一人も殺るなとの命令だった。彼は見事にやり遂げた。

以降、度胸に加えてその冷静さを買われた。
懲役に行っている間に過激さで有名であった組は解散した。

出所後、自分の能力を高く買ってくれる組織に草鞋を脱いだ。

懲役通算25年、殺した人間11人、うち発覚した殺人2件。

気になって仕方の無い事が…。
彼の右手の指はマトモだが、左手の指は親指と人差し指だけ。
それ以外は根元から無い。
指詰めは通常では左右交互に詰めていくのが普通だ。
どうしてなのかと訊ねると、

「だってチャカ持つだろ?」
…と、彼は平然と答えた。


彼は日本のヤクザも新しい殺人方法や今までにない武器に目覚めつつあると言う。
それは外国人犯罪組織との接触によってもたらされると言う。

91年、新宿歌舞伎町。地回りの日本人ヤクザが不良中国人らしき青年に声を掛けた。
言葉を理解できない中国人は、いきなり刀剣で日本人ヤクザの顔を切りつけた。
彼がどこからその刀剣を取り出したのか?
手品でも見せられたかのように日本人ヤクザは呆然とした。
その刀剣は中国人が左手に持つ傘の中に仕込まれていた。
初めて偽装された武器の存在が公になった瞬間であった。

以来、彼らの隠し持つ偽装武器が大量に押収される事となる。
それは仕込み杖や傘のような手製の物から万年筆に偽装されたナイフ、携帯電話などの電子機器に偽装された銃器、爆発物まで様々であった。

外国人犯罪組織の人間たちは軍隊経験や兵役を終えた者が多く、武器の知識や扱いにも長け、戦闘能力もその殺人術も日本人ヤクザの比ではない。
そのノウハウや武器を商品としている人間との接触が、日本人ヤクザに新しい武器や知識をもたらすのである。
スパイ映画を髣髴とさせるペンシルガンやトランクに仕込まれた銃器もヤクザ抗争で実際に使用されたり、摘発によって押収された事例のある武器である。

日本人ヤクザの中にはコレクションのようにそれらを収集している組織幹部もいると言う。
殺人という目的でなくとも、こうして得た武器が使用され始めている。

02年、喫茶店で中国人マフィアに射殺された日本人ヤクザの報復とも言われている歌舞伎町異臭事件の際に使用された催涙スプレーは、入手困難な米軍仕様の特殊な物であった。

05年の高松での暴力団同士の抗争では事務所に手榴弾が投げ込まれた。同年には暴力団の武器庫とおぼしきワンルームマンションが摘発されて自動小銃まで押収された。

共に外国犯罪組織からの入手であることは間違いが無い。

「機関銃はダメ。大量殺人の目的とその可能性があると認定されてしまう。ぶっ放せば無期、一人でも死ねば死刑。その音でぶっ放した瞬間に警察が飛んでくる。俺が見たものでこりゃいいなぁと思ったのは、飛び出しナイフ。本当にナイフの刃が相手にめがけて飛んでいくヤツだ。音がしないってのがイイなぁ」

形状を訊ねると旧ソ連の特殊部隊が使用したスペツナズナイフである。柄の内部に強力なスプリングが仕込まれており、柄のボタンを押すと凄まじい初速で飛び出す有効殺傷距離10mの特殊ナイフである。
ミリタリーナイフという弾丸を使った短発銃と言ってもいい武器だ。
ナイフという武器の特性と使用距離を考えると極めて高い殺傷能力を持つ武器である。


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「死体がでなけりゃ殺人にならない」
…この言葉はある意味で正しい。

死体が発見されると、その状況や司法解剖を経て、他殺体と認定されたならば、殺人事件となる。…それ以外は殺人そのものが目撃される。

大まかに分けると殺人事件の発覚はこのふたつである。

つまり殺人の最大の難関はその死体の処理であるというわけだ。

組織とは関係なく個人レベルで殺人に及んだ場合には、その死体処理の不備から事件が発覚している。

大牟田の暴力団員の家族までもが関与していた殺人事件では車に死体を乗せて河川に投棄するという杜撰な処理方法であった。

ところが、記憶に新しい千葉の振り込め殺人事件の死体処理。
犯人たちは暴力団員に一億円と言う謝礼を支払って死体処理を委託した。
こちらは殺人の被害者が拉致されて行方不明という状況や、その後の供述から殺人と死体遺棄が発覚し、委託を受けた暴力団員が逮捕された。
その暴力団員は過去にも愛人を殺害し死体処理をしていた事実も発覚した。
これらの殺人は、もしも供述がなければ闇に葬られていた可能性もあり、当局は彼らが死体処理屋であった可能性が高いと見ている。

死体処理屋とはいかなるものなのであろうか?

この事件では死体は産業廃棄物処理場に遺棄されていた。
産廃場には高温で廃棄物を焼却処理する設備があるところも多い。
そこでは殺人とまではいかないが死体が処理されている場合も少なくないと言う。堕胎処理された嬰児である。
人に知られず堕胎をしたい者も多いのであろう。医療廃棄物の中に特別料金で忍ばせている場合や闇の無資格医などによって持ち込まれると言う。

これらの処理作業を非合法に行なうような処理場であれば、その弱みや金次第で死体処理に手を出してもおかしくは無いと彼は言う。

彼の場合は食肉工場や畜肉屠殺場をコッソリ使わせてもらうらしい。
裁断機、砕骨機、肉挽機などの機械を利用すれば人間一人を処理するのに時間は掛からない。
形が分からなくなるまで肉を挽き、骨を砕く…跡形も無くなる。
後は牛や豚などを処理した際の廃棄物に混入させたり、養殖魚や家畜の餌用に加工されるか、海洋散布処理となる仕組みだ。

「首の無い死体がフックに掛けられたのを見た時はゾッとしたけどね…」

……彼は真顔でそう言った。


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