裏の裏は、表…に出せない!
実話誌等で暴走する裏系&馬鹿系ライターが、日本最大の歓楽街・歌舞伎町から発信するグダグダな非日常的体験と裏話。そして禁断の取材メモ!
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二丁拳銃の侠ふたたび、  裏話の裏話は、表…に出しちゃう!
-----掲載誌発売期間が終了しましたので、
唐田知明・破天荒アウトロー伝説 
の続編をお届けいたします。




二丁拳銃の侠、ふたたび


――「俺が二丁拳銃の唐田だ!」
唐田知明の破天荒伝説が掲載されたのは、
実話マッドマックス(コアマガジン)08年8月号である。
昭和の激動を駆け抜けた唐田知明の強烈な極道人生は読者に驚きをもたらせた。
その生き様は熱く、凄まじいものであった。

…今、再び、唐田知明が仁義無用の破天荒伝説を語る!



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破天荒アウトロー! 唐田知明


――昭和11年に熊本県天草市で生まれた唐田知明は、
中学生の時に立て籠もり事件で鑑別所を体験。
出所後にテキ屋と大乱闘を繰り広げ、
中学生が起こした喧嘩に地元の親分が仲裁に入るという大事件となった。
その極道人生の出発点から破天荒であった。


「昭和27年に大阪へ出て、知り合って遊んだ連中が、
明友会(大阪鶴橋を根城とした愚連隊)の幹部たちだった。
その中のひとりが、のちに田岡一雄襲撃事件を起こし、
騒動はやがて明友会抗争へと発展する。
自分自身も右翼ともめたり、
売春宿の経営者を刺傷するなど三度の逮捕を経験した。
その後、京都へ進出して兄弟分・岡田龍之介と出会い、
岡田の兄貴分である伊藤晃(東声会伊藤興業初代)の子分となって東声会入りした」



……殺しの軍団・柳川組をはじめとした山口組系組織などが、
躍起になって京都進出を果たそうとしており、
地元組織との軋轢は、のちに木屋町事件となり、
地元組織の最高幹部(その後、当代親分)と、
柳川組・谷川康太郎(その後、二代目柳川組組長)は兄弟盃を交わす。
谷川康太郎は、唐田知明が兄弟分を庇うため、
自らの小指を噛み千切って放り投げた人物で、
(その後、小指の処遇に納得しない唐田氏は襲撃未遂事件起こす)
柳川組の戦闘隊長として伝説となった侠でもある。
(私も某コミック…、タイトルそのままやん、…で、ほぼ主人公扱いで描いております!)
この盃の結縁が、あの北陸戦争を生むのであった。
(京都の当代から柳川組に仲裁が持ち込まれ、しっちゃかめっちゃか!)


「あの頃の柳川組京都事務所は木屋町通りにあった私の自宅だったんです。
いつの間にか柳川組の事務所みたいになっていました。
明友会事件もだが、どうもそういう連中と仲良くなってしまうようで(笑) 
二丁拳銃を腹に傍若無人に闊歩する私は、
地元組織にとっては目の上のタンコブでもあったようです。
数々の問題を起こして五度の破門絶縁と関西所払いを受けました。
京都に戻ったのは昭和36年、私はのちに東声会京都支部長に任命されることになるんです」



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京都木屋町周辺、この界隈で対立組織との大立ち回りを演じた唐田知明の刃傷沙汰は、
相手組織のみならず所属組織をも驚かせ、唐田はついに破門関西所払いとなる。

(メッタ刺しにして高瀬川に投げ込んじゃアカンやろっ!)


――唐田が業界を驚かせた事件は多い。
住吉一家大日本興行銃撃事件、
柳川組二代目・谷川康太郎襲撃未遂事件
などなどなど。
(最後まで読むと…ブフフ)

……唐田は修羅の血を抑えることが出来ず、
実に十数回の逮捕を経験している。

過去にお届けした破天荒伝説でもっとも大きな反響があったのが
「アントニオ猪木拉致監禁事件」であった。
実は…、この事件には前回取材では明かされなかった大きな秘密が隠されていた。
裏話の裏話は、表…に出しちゃう! ←シャレかい!


猪木拉致事件に裏社会の深い闇を見る!

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「あの事件には格闘技界の闇が大きく関係していた」


――殺して埋めてしまえ!』 
劇画原作者・梶原一騎の依頼でアントニオ猪木の拉致監禁を実行したのが唐田知明であった。
空手の新流派を創設した猪木の挑戦的で非礼な言動が原因であると唐田は語った。
その裏側ではもうひとつの理由があった。


それは格闘技界で進められていたある計画が大きく関わっていた。


「プロレスの父でもある力道山が死亡し、
日本プロレスはふたつに分裂する。
アントニオ猪木の新日本プロレスとジャイアント馬場の全日本プロレスだ。
力道山が築き上げた日本プロレスはふたりの愛弟子の独立で崩壊することになる。
それを憂いた梶原一騎が第三の団体を新たに創設しようと計画していた。
……それが大日本プロレスだった」



――事件はプロレス界や格闘技界に巣食う
魑魅魍魎たちの姿が垣間見えることにもなる。


「私のところに兄弟分の大東亜連盟総裁の小倉靖弘から相談があった。
小倉は安藤組の花形敬を刺殺した侠でもある。
大日本プロレスにスター選手を欲していた梶原は、
人気絶頂の大相撲の高見山(のちの東関親方)や
千代の富士(のちの九重親方)を引き抜くための移籍金を出していたが、
その金の行方が分からなくなっていると言う。
当時の金額で1億5千万円、
この移籍話の出所が柳川次郎と大元良一だった。
柳川次郎は殺しの軍団・元柳川組組長。
大元良一は住吉会の黒幕でもある大物右翼・豊田一夫の部下で、
事件屋として闇社会で名を馳せていた。
大元は松山市内で相撲茶屋を経営するなど相撲界に広く人脈を持っており、
関西では私の先輩でもある京都の高坂貞夫とも親交が深く、
梶原はそれらの人脈を信用して移籍金を用意した。
それが闇に消えていたのだ」



――その人脈の中心にいたのが極真会館の大山倍達であった。
説明するまでもなく梶原一騎が原作を担当した
伝記的劇画「空手バカ一代」で有名になった大物空手家である。


「柳川次郎は大山倍達の相談役をしており、
裏人脈は大山を中心に構成されていた。
話の中心には大山倍達がいたのである。
こうして梶原と大山に亀裂が生じて両者は決別する。
梶原は極真四天王の添野義二を独立させて士道館を創設、
私は創設に大きく関わり、
騙し取られた一億五千万円を回収することにもなった。
柳川と大元に掛け合うと
『必ず返す。今、大きな仕事に関わっているので、終わるまで待って欲しい』と言う。
その大きな仕事こそが、
……平和相互銀行の不正融資事件だったのだ」(同)



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若き唐田知明が愛用のルガーとブローニングを腰に差して闊歩した祇園界隈、
相手が他組織の親分であろうと、だれかれ構わず額に二丁拳銃を突きつけた。
いつしか、唐田は「ニ丁拳銃の唐田」と呼ばれるようになる。
『ひけらかすばかりで、撃たへんやないかと言われるのがイヤで、時々は引き金を引いた。…足だな(笑)』
……エゲツなぁ!(失礼!)
こうして誕生した通り名「二丁拳銃の唐田」が、
のちに猪木拉致監禁事件を報じた週刊誌記事の見出しになろうとはっ!




政界スキャンダルへと発展!


1986年に経営破たんし、
住友銀行(当時)に吸収されることになる平和相互銀行は
『闇紳士の貯金箱』と揶揄された銀行でもある。
不正融資の発端が大元良一のボスである豊田一夫だ。
豊田は平和相互銀行の顧問弁護士として
銀行内に力を持つ伊坂重昭と組み、
不正融資の差配や事後処理などを行っていた。
伊坂は地検特捜部で「カミソリ」と呼ばれ、
将来を嘱望された元検事だ。
平和相互銀行は不正融資で生まれた莫大な負債、
不良債権の担保物権を処理せねばならなかった。
私はそこに目を付けた。
受け皿となる不動産会社を見つけ、
担保物権を買い受けることにして、
その不動産会社へ平和相互銀行が融資するという禁じ手を画策した。
私は大元良一、高坂貞夫、五代目会津小鉄の図越利次の番頭である畠山の四人で交渉にあたり、
平和相互銀行から40億円の融資を引き出すことに成功したのである」



――のちに伊坂重昭は豊田一夫の人脈を頼り、
担保不動産を放射性廃棄物処理場や
自衛隊のレーダー基地として国に買い上げさせるように政界工作。
これらが一大スキャンダルへと発展し、
金屏風事件(評価額8千万円の金屏風に41億円の融資が実行された)なども
世間を大いに騒がせることにもなる。
一連の事件の真相はいまだ闇の中、
唐田が行った巨額資金の融資方法が、
魑魅魍魎たちの手によって政界と闇社会へ流れた。


結局、梶原一騎が用意した一億五千万円は、
大山倍達、柳川次郎、大元良一らの遊興費に消えていた。
私個人の推測に過ぎないが、
猪木拉致事件の真相は、
梶原にとって大日本プロレスの最大の敵となる
アントニオ猪木に対する牽制や妨害が裏にあったことは間違いないようだ」



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――猪木拉致事件が発覚すると、
梶原一騎の大日本プロレス設立は泡と消えた。

平和相互銀行から政界へ流れた闇資金は
その後、「竹下登ほめ殺し事件」となる。
それは闇に消えた巨額不正融資のほんの一部でもあろう。

昭和の裏社会を激しく駆け抜けた破天荒アウトロー、
ニ丁拳銃の侠、唐田知明が
その歴史の瞬間に関わっていたことだけは、
……間違いがないようだ。

(本文中敬称一部略)

(C)SHINSHUN

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本記事掲載誌:実話マッドマックス・コアマガジン
…を、ツッコミを入れつつ加筆修整。



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昭和破天荒アウトロー、唐田知明
“二丁拳銃の侠”です。
予告編あり

GPミュージアムよりレンタル・発売中!

さぁて、長々と読んで頂いた方に、……ここだけ話。

ある有名俳優が拳銃不法所持で摘発された。
製造番号その他から、ハワイで日本人俳優が購入したことが判明。
実はその俳優さん、リアルな演技を追求するあまり、
本物の拳銃の鉄の冷たさと、重さを体感したくて所持していた。(ホントかよっ!)
…じゃあ、、どうして発覚したのかって?

そうです! この二丁拳銃の侠が、
拳銃が一丁足りなかったから(?)←これは私の想像です。
その俳優宅から持ち出して撃ってしもうたんです。
もちろん、それは人間に向かって(足じゃないのかぁ!マジかよっ!)

『撃たない拳銃は拳銃じゃない! 作った職人も拳銃も可哀想やろっ!』

……理由になっていないような気もする。


次々と不法所持タレントが連鎖摘発され、
芸能界が大揺れしました。

アンタって人はぁ!


次回掲載時(アンコールがあれば、…あるな)には、
この辺の話(実名でネ)と、
今はまだ無理かも…?
まぁ、イイかぁ…の、話を放出します。

この侠、私のヤクザライターの職務経験からしても、
最高にハチャメチャです!
アンタチャブルの宝庫です。

『書かない(書けない?)物書きは物書きじゃない! 作る編集者も出版社も可哀想やろっ!』
(すみません)

※ 唐田知明様、…調子に乗った不適切な発言をお詫び申し上げます。 神峻拝
(C)SHINSHUN


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昨今は格闘技がブームである。 それも一過性のものではなく、確実にその人口が広がっている。 これは「大不況」の時代であっても、過去の高度成長やバブルの時代を経て、ひたすら「食べる為」に働いていた時代よりも、確実に余暇のある人間が増えていると思われる。 ...
2010/01/21(木) 22:59:18) | まぁ、こんなもんでえぇんとちゃう?
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