裏の裏は、表…に出せない!
実話誌等で暴走する裏系&馬鹿系ライターが、日本最大の歓楽街・歌舞伎町から発信するグダグダな非日常的体験と裏話。そして禁断の取材メモ!
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こんなヤクザ見たことが無い!~伝説の侠・唐田知明、破天荒アウトロー伝!~ ②
本記事の前編 
こんなヤクザ見たことが無い!~伝説の侠・唐田知明、破天荒アウトロー伝!~ ①



”理由(わけ)?そんなもんあるかい!知りたきゃ手前ぇで考えろ!
いきなり相手の頭に二丁拳銃を突きつける!それだけで全てが終わった。”



唐田知明という漢!その強烈な生き様、

唐田知明の破天荒さと強烈な生き様を育んだのは、
九州という荒ぶる地で過ごした少年時代が原点である。
唐田は天草列島の牛深という小さな漁港で育った。
昭和26年の熊本日日新聞に唐田少年の最初の事件が掲載されている。
登校拒否児童や非行少年を集めた唐田は「山の学校」と称して山小屋に立てこもり、
そこを中心に集団で悪事を重ねていった。
その事件報道の翌年に唐田は関西の知人を頼って郷里を出たのである。

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「子供の頃の私は、悪を裁く裁判官か
正義を守る新聞記者になりたかったんですが、
裁かれる側や新聞に書かれる側になってしまいました。
いつしか前科二十数犯ですね。 
京都に落ち着いた私は兄貴分・岡田龍之介との縁で、
戦後の愚連隊を発祥とし、日本の裏面史にまで関わることになる東声会に所属しました。
京都というのは複雑な事情を抱えた閉鎖的な土地で、
私はある愚連隊の親玉を殺めて最初の刑を受けることになります」


地元組織の話し合いで唐田は所払いになった。
唐田を京都に入れるな。
唐田を見たら首を獲れ。
命を狙われても唐田は京都に居続けた。
唐田の腹にはコルトとブローニング…、
のちの異名となる二丁拳銃が差し込まれていた。
そんな時に事件は起きる。


”唐田に絶対に寝首をかかれますよ。
あの疫病神はヤクザの何たるかなんて分かっちゃいない!”


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二代目柳川組・谷川康太郎…、喰いちぎった小指。


「柳川組が京都に侵攻し北陸をも制覇せんとしていた頃です。
のちの二代目柳川組組長・谷川康太郎の舎弟、
“若”こと出口勇が私を訪ねてきました。
『谷川の兄貴が祇園のクラブに行くので一緒にボディガードをしてくれないか?』と言う。
私は快諾し店のカウンターで見守っていると、
我々のもとへ不審な二人の男が近づいて来ました。
『お前ら、どこの者じゃ!』
思わず若が怒鳴ります。
『文句あるんか!』 
男たちに言葉を返されたことで、
激昂した若が懐の拳銃を抜いたのです。
ところが男たちは店の板前、
大慌てでクラブの専務と支配人が飛んできました。
若は店の不始末をなじり
『今日から柳川組が面倒を見る!』と宣言しました。
責任者のふざけるなと言う横柄な態度に
再び頭に血を昇らせた若は引き金に指を掛けました。
『やばい!』
私は思わず若に飛びつき弾丸は外れました。
狙われた二人は恐怖の余りに谷川組長の席へ逃げ込みます。
『おどれらぁ!何をしとるんじゃ!』
谷川康太郎は若の拳銃を奪うと銃床で我々を殴りつけました。
私はその場を収めるために目の前で小指を噛み千切り、
谷川康太郎へ投げ渡したんです。
『わりゃ、舐めとんのか!』
谷川は激怒しました。
『どうすりゃいいんだぁ!』
私は思わず店を飛び出し自宅へ拳銃を取りに戻りました。
現場に戻るとすでに誰もいません。
翌朝、兄弟分を庇っての行為だと知った谷川康太郎から見舞金が届きました。
絶縁・所払いの時にこんな事件を起こすなんてねぇ(笑)
若こと出口勇はその数年後に拳銃で頭を撃ち抜いて自殺しました」


京都を統べる組織の首領・高山登久太郎が言った。
「お前を所払いにしなけりゃ顔が立たない」 
その言葉を受けた疫病神は京都から追放された。

その後、上京した唐田は東京を地盤として
九州から北海道まで全国を股に掛けて活動することになる。
多くの侠たちと出会う。
安藤昇、人斬り五郎こと藤田五郎、
十代で新宿を席巻した伝説の少年愚連隊・三木恢…、

そうした伝説の侠たちとの逸話も多い。
拳銃が無いからと警察官に「拳銃を出せ!」と交番に飛び込む。
棺の中の兄弟分の亡骸を抱き起して復讐を誓う…。

唐田知明の破天荒なエピソードには枚挙がない。
ページ数の関係で他の伝説は別の機会にさせて頂くが、
最後に現在の唐田氏が思い描く夢を訊ねてみた。


IMG_6377333.jpg


唐田知明の夢

「私には夢があります。
ヤクザの世界で死刑宣告にも等しい絶縁や破門を4回も5回も受け、
その都度、復帰してきた男は私の他にはいないんじゃないですか? 
人間、どんな世界でもやり直しは出来るんです。
今、イジメや自殺が問題ですよね。
私には3人の娘がおります。
女房の連れ子ですが私は彼女たちを育て上げました。
そりゃ反抗されたこともあります。
それでもひたすら愛情を注ぎました。
今では、お父さん、お父さんと慕ってくれます。
こんなヤクザな親父なんですがねぇ…。
今の若者たちに何が必要なのか、
ヤクザな人生だったからこそ知っているんです。
私はその全てを説いて回りたいと思ってます」


破天荒なる侠道、
任侠の仇花、
ムチャクチャな修羅を経験したからこそ悟り得た
唐田知明はそう話す。

今後はその全てを若者たちに伝えてゆきたい。
破壊神であった阿修羅が仏陀の慈愛に触れて守護神・天部に転じたように……。
唐田知明の伝説の第二章は、今、始まろうとしているのかもしれない。


(敬称一部略・組織名役職名は当時のまま)

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(C) SHINSHUN / A・TSUKAHARA



この親父…、こんなもんじゃありません。
出し惜しみしたところで、…と言うわけで、
書籍・映像化しませんか?(ニヤッ!)

追記!

祝! ドキュメンタリーDVD化決定!

実録プロジェクト893
昭和破天荒アウトロー伝
二丁拳銃・唐田知明!

09年秋、GPミュージアムより発売・レンタル開始!


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