裏の裏は、表…に出せない!
実話誌等で暴走する裏系&馬鹿系ライターが、日本最大の歓楽街・歌舞伎町から発信するグダグダな非日常的体験と裏話。そして禁断の取材メモ!
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呆れかえった。
深夜一時過ぎの歌舞伎町、
週末ということもありタクシーの空車待ちの酔客が路上に溢れ出している。
風営法により一時までの営業とされたクラブやキャバクラから帰路につこうとする酔客、
「送り」と呼ばれる各店舗の送迎ドライバーが店々やビルの軒先に車を停める。
『お疲れ様~っ』『私、スノボー行くんだ』『何か、食べる?』
ネオン街の華であるホステスやキャバ嬢たちも店から飛び出してくる。
華やかだった歌舞伎町を思わせる週末のほんの数十分間である。


そんな時間帯に事件は起きた。


今国会で論議の的となっている道路特定財源、
それが歌舞伎町に使われていたと隠れた話題となった
リニューアル整備された花道通り(歌舞伎町を横に貫くメインストリート)
(まぁ、知ったことじゃないが!ヘヘン!)


数人の男たちが吠えている。かなりの泥酔だ。
彼らは除雪車のように路駐されたチャリを跳ね除けながら花道通りを進む。
彼らのあまりのキ●ガイぶりに路上に溢れた酔客やネオン街の華たちは、
思わず悲鳴を上げて逃げる。
ドーナツ状になった人垣と、
その中心に居る暴走ラッセル車たちがゆっくりと花道通りを進む。
跳ね上がるチャリ、看板、その他…。

一方通行の花道通りに差し掛かった数台のタクシーが、
その人垣のドーナツに阻まれて進めない。
突然、その円が崩れた。
中心いた男たちは、タクシーのボンネットに飛び乗ると、
フロントガラスを蹴り破ろうとする。
白いクモの巣状の亀裂がいくつもフロントガラスに走る。
屋根に飛び乗ったひとりの男はタクシー灯を蹴りぬく。
バラバラになったタクシー灯が十数メートル先に飛ぶ。
突然、目の前に黄色い「個」のプラスチックの塊が飛んできたアベックは呆然として天を仰ぐ。
どうやら、頭上から落ちてきたと思っているらしい。

彼らは一台のタクシーを破壊すると、
突然の渋滞に巻き込まれた次のタクシーに飛び乗る。
同じようにフロントガラスを蹴り、
タクシー灯を蹴り飛ばす。

…そして、次のタクシー。


この暴走ぶりは誰も止められない。
どんなに屈強な男であろうと声を掛けることすら危険だ。
街の住人たちはこの愚劣な暴走行為に怒りを覚えながら、
遠くから見ているしかなかった。
…なぜか、悲しい顔をして。

彼らは区役所通りに抜けると、
破壊行為を繰り返しながら進んでゆく。
店の看板、路駐している「送り」の車。
事件発生から十分近くたつのに警官は現れない。
パトカーのサイレンも鳴らない。
…これは警察の怠慢ではない。
歌舞伎町の警察官はヤワではない。
間違いなく優秀だ。正義感と使命感を持つ。
どんな危険な事件であろうとその最前線に身を投じる。
迅速かつ的確な処理能力。

あまりの狂気に誰も通報が出来なかったのだろう。
…そして、もうひとつの理由が。


あるキャバクラの前に差し掛かった彼らは
執拗にその店のシャッターを攻撃する。
風営法を守るその店はきっちりと時間内に営業を終了し、
シャッターを下ろし、無残にひん曲がったシャッターの奥から
光は漏れず、顔をのぞかせる従業員も居なかった。

ここで、ようやく警官が駆けつける。
暴走していた男たちは、途端に大人しくなり
人ごみに紛れようとした。

しかし、人垣の住人たちは彼らを許さなかった。
『あいつ!』『あいつとあいつ!』『こっち!』
さっきまでのどことなく悲しい顔は消え去っていた。
これは許せない。そんな顔に変わっていた。


DSCF2453.jpg



彼らはとあるキャバクラの従業員だったからだ。
歌舞伎町の住人たちは街を行き交ううちに、
声をかわさずとも、いつしか互いの顔を覚え、
同じ街でシノぐ住人同士、仲間意識も芽生える。

私が街を歩き、キャッチのおっさんやポン引きのおっさんに
軽く会釈をされ、こちらもニコリと笑い返す。
話をしたことが一度もなくとも、互いが互いを認め、
連帯感のような意識も生まれる。
その人間が何をやって、どんな仕事をしているかは関係ない。
歌舞伎町に不思議と生きている住人たちの暗黙だ。


その暴走行為が顔見知りの男たちによって繰り広げられた驚き。
どこかで庇う意識もあったのかもしれない。

しかし、この遣り過ぎは住人たちにとっては許せなかった。
危険だと言われる歌舞伎町、
不必要悪の歌舞伎町、
…でも、住人はこの街で生きている。
この街に生かされている。

そんな街の顔見知りの暴走行為、
やりすぎの破壊行為、

お前たちがそれはやってはいけない!
誰もがそう思ったはずだ。

警察官に取り囲まれた一人の男はこう言った。
『おまわりさん、俺たちは何も悪いことをしていないよ。税金を払っているよ』
…情けなくなってしまった。人垣からもため息が漏れた。

夜の世界は弱肉強食、成績が上げられないとメシが喰えない世界だ。
お互いにそんな世界に生きている。
太陽の下で働く人間たちからすれば、
ゴミのような掃き黙りの住人の悩みや苦しみなどは、
瑣末で、下らなくて、大したことでもないだろう。
しかし、そのストレスは昼間社会の比ではないの事実だ。

彼らが泥酔し、怒号を上げ、目に入る全てを破壊していたことの理由は分からない。


…あきれ返ってしまった。

彼らが勤める店のナンバークラスの有名キャバ嬢は友人でもある。
足が遠のいた私と街で出会っても、変わらず微笑みかけてくれる。
それは私が客ではなく、同じ街の仲間であるからだ。
彼女にこの話をしたならば、事件を目撃して憤慨した住人たちよりも怒り狂うはずだ。


お前ら、酔いが醒めて、開放されたら、
被害者だけでなく、
街の仲間に謝罪しなさい!
歌舞伎町に謝りなさい!


そして、二度とやるな!





今度、歩いていて、
『どうも!』と声を掛けてきたら、
絶対に、こづいてやる。





これを読んで勉強しなさい!
(…なんねぇよっ!)

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実録・水商売の真実

宙出版 発売:2008年2月20日(水) 定価:480円(税込)
”超高級会員制クラブの裏舞台”“キャバクラ格差社会の実態とは?”
“男と男が愛し合う聖地「新宿2丁目物語」”“店を陰で支える黒服たちの成り上がり術”
…&コラム。

影野臣直さんも“「ぼったくりの女帝」と呼ばれた女の激白!!”
そして何故か? “女になりたい男・・・ニューハーフたちの苦悩”
……な、な、何でぇ???? やっぱり(笑)

このコミックのウラ話をキャバクラですると、
『欲しい!』
『…じゃあ買え!』
ところが、この手のジャンルは歌舞伎町のコンビニは即日完売なんです(笑)
『探したけど無かった!欲しい!』
仕方なく出版元に電話する私。…何だろう?



じゃあ、こちらでは?ただいまコンビニに大量に並んでまっせ!

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新日本タブー地帯

宙出版 発売:2008年2月28日(木) 定価:420円(税込)
“恐怖!爆笑!ヤクザ専門ライターの珍体験ファイル!”&コラム

漫画家の『ノ江』さんは、劇画に登場する私をいつも美化して描いてくれる。
(でも、mixiのメッセージで遠慮気味にさりげな~~く原作請求(進行確認?)は止めて下さい。笑)
今度、何か奢らなきゃ。台詞が多くて…いつもゴメンね。
(今度、劇画に登場した私の特集でもやろうかな?各漫画家さんがどう書いているかという)

ところで、この劇画のエピソード、紛れもなく真実なんですよ(爆!)


歌舞伎町ペンクラブの元キャバ嬢漫画家・宮坂里美も、
キャバ時代の「ウラ話」を描いている。
“元キャバ嬢漫画家が体験した歌舞伎町裏エピソード”
大丈夫かぁ!あれとあのエピソード!ヒィエエエエエ~~~~!
お前、ヤクザライターより暴露するなぁ(爆)


水商売の勉強には、まったく…、なりませんけど(笑)

(この馬鹿ライター、最後に宣伝しやがったぜ。 ったく!…呆れ返るなぁ)
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