裏の裏は、表…に出せない!
実話誌等で暴走する裏系&馬鹿系ライターが、日本最大の歓楽街・歌舞伎町から発信するグダグダな非日常的体験と裏話。そして禁断の取材メモ!
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歌舞伎町、その風俗利権
歌舞伎町で隆盛を誇っていた風俗産業は見る影も無い。

浄化作戦は歌舞伎町の地場産業とも言える風俗業種を大きな標的としたからである。
歌舞伎町浄化作戦に先駆けること02年2月に一軒の有名風俗店が摘発されていた。
風営法の保護対象施設周辺での営業禁止違反であった。

都立大久保病院に隣接した同店の摘発は同業者にショックを与えた。
それまでは禁止区域内営業での摘発はなかったからだ。
ザル法は突然に牙を剥き始めた。
外堀を埋めるように次々と風俗営業関連の法律が改正され条例が設けられた。
そして03年4月歌舞伎町浄化作戦がスタートしたのである。

ある風俗業店主はこう話す。

『店は歌舞伎町交番の至近距離にあったが何年間も黙認されてきた。…ある噂もある。その店が入居していたビルはあるヤクザの親分の持ちビルだった。その親分が亡くなった途端の摘発だと。あの店の摘発が風俗浄化の最初の狼煙だろう。歌舞伎町はダメだと他のネオン街や地方都市へ撤退する店が多かった』

歌舞伎町では都立大久保病院と区役所内の中央図書館分室が保護対象施設となっている。
この二ヶ所で歌舞伎町の風俗街の大部分を禁止区域とすることが出来た。
この条項を盛り込む前の許可店だけが既得権を持つ店として生き残りを約束された。
他の風俗店は浄化作戦で壊滅した。

それでは、この街の風俗利権は消えてしまったのか? 
実は禁止や規制することによって新たな風俗利権が生まれていたのである。
その利権に介在する裏ブローカーたちが歌舞伎町には存在している。

現在の歌舞伎町で堂々と風俗利権を貪るには
既得権を持つ店舗の営業権を手に入れるしかない。
既得権を持つ性風俗店舗はヘルスなら一億円、
ープなら三億円という裏譲渡価格が存在している。

その価格は歌舞伎町浄化作戦が進行するたびに跳ね上がっていったのである。


ネオン街独特の裏不動産ルールもこの街には存在している。
社交業界で二毛作と呼ばれる手法である。
正規許可店の営業が終了した後に店を借りて無届営業をするのである。

このシステムに喜んだのが一攫千金を狙う外国人や若い経営者たちであった。
わざわざ風俗営業を許可申請しなくとも、
営業委託という形で経営することが出来るからである。

歌舞伎町の成功者の中にはこの裏システムを利用して基盤を築いた者は多い。


歌舞伎町にはゲリラともいえる裏業者も存在している。
ぼったくり店やギャンブル店の経営者たちである。
彼らは摘発逃れで店舗を定期的に移動する必要がある。
そこにも裏ブローカーが介在する。
長くて半年、短くても数ヶ月の営業期間に合わせた賃料システムを彼らは作り上げた。

保証金や敷金を安くし毎月の賃料を高くする。
彼らは目立たない店舗を希望する。

ようするに商売に不向きな物件が彼らにとっては都合が良いのである。
不人気な物件を抱えるビルオーナーと利害が一致したのである。


法律の隙間を縫うように、時には捻じ曲げて、
歌舞伎町の新たな風俗利権を手にしている男たちが、
たしかに歌舞伎町には存在している。


(C)SHINSHUN
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