裏の裏は、表…に出せない!
実話誌等で暴走する裏系&馬鹿系ライターが、日本最大の歓楽街・歌舞伎町から発信するグダグダな非日常的体験と裏話。そして禁断の取材メモ!
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ご冥福を…
偉大な任侠人が、又…ひとり、
心から、ご冥福をお祈り申し上げます。

神峻。

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微笑み (親分のスマイル・・・、値千金!)

んぐぅわあああああああ~~~っ!
取り合えず、叫んでみました。



実話誌や業界誌にアウトロー記事を専門に書くライターがいる。
めまぐるしく変化する組織間のパワーバランスや最新事情、
その独特な慣習や業界的常識などを熟知し、
読者だけでなく取材対象をも満足させる記事を書かねばならないという重圧と闘う職業だ。
間違いやミスは許されない、
危険とは隣り合わせ…、それがヤクザライターである。
(まぁ、大げさですけどね・・・笑)

私は「それ」なのである。



『ヤクザライターです』…と、
(まぁ、実際にはそんなことは言わないし、名刺にも刷っちゃあいないが・・・笑)
私が名刺を出すと相手は必ずと言って良い位に固まり、
恐る恐る聞き返してくる。

『本職はヤクザですか?』
『それとも極道出身のライターですか?』
『ヤクザみたいな極悪ライターちゅうことですか?』
(竹下佳子の三択です!・・・古っ!)

たしかに最後の質問は当たっていないこともないが
『ヤクザを専門に書くライターです』と補足することになる。

その数分後、相手は身を乗り出し、
私は業界事情や取材の裏話など質問攻めにあってしまうのである。
これが私の自己紹介のお決まりの定番コースだ。
(絶対にこうなる!)


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(C) NOE / SHINSHUN
「恐怖! 爆笑! ヤクザライターの珍事件ファイル」
~ヤクザ専門のフリーライターが殺されると思った瞬間~




ヤクザライターは、ヤクザ事務所を訪問することは当たり前、
時には早朝から放免祝いに付き合い、
極道たちの盃事に参加し、刑務所に面会に行くことも多い。
一般の平和な世界に生きている読者の皆様が体験できないことを、
身を持って体験できる幸せな(?)職業でもある。


ところで、私がヤクザライターになったのはどうしてか? 
それは『そこにヤクザが居たから…』
まるで登山家の『そこに山があったから』と全く同じ理由でもある。

元々は文筆業でありながら、借金返済とともに怪しげな水商売にハマり、
酒池肉林の生活を送っていた私は、バブル崩壊と共に事業も崩壊。
イソップ童話のアリとキリギリス、もちろんキリギリスの方だ。


凍え死ぬ前にキリギリスは考えた。
社会的信用はゼロ、しかも金も無い。
就職するには人生がいい加減すぎる
(履歴書を書いて自分のことながら大笑いしました)

ならば、自分が暗黒街で得たスキル、
経験と人脈を活かした職業に就くしかない。
…それがヤクザライターだったのです。

ヤクザがサファリパークの猛獣であるのならば、
普通の専門ライターは実際には安全な距離から観察しているに過ぎない。
ところが私は違った。
その猛獣たちの至近距離にいるのである。

しかも、彼らは私を餌だとは思っていない。
『頑張れよ!』まるで近所のガキが作文コンクールにでも入賞したかのように、
私の過去の哀れな事業崩壊を知る周囲の親分衆や幹部たちが応援してくれたのである。
心の底から感謝している。
おかげで、私はヤクザ業界そのものよりも「人間」を描くことをテーマとするようになる。

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微笑み・・・part1

私の場合はヤング実話誌とよばれる
ヤンチャな若者が好む雑誌をホームグランドにしているだけに、
普通のヤクザライターの皆様(ヤクザライターそのものが普通じゃないって!)
とは違い、これでもかと褒め称えることは少ない。
オドロオドロした記事でないと読者が満足しないからだ。
…したがって、掲載後に恫喝されることもある。
(ミスは誰にでもあるっ!)

拉致(というか事務所へ来い!・・・と)されたことは数回、
最近では『…またかぁ』と達観している自分が怖い。

私の記事が原因で編集部にヤクザ集団が乗り込んできた。
抗争の裏話を書いた記事は間違ってはいない。
どういう風に書いても彼らを怒らせることは最初から明白だったのである。

今、トレンディなのが『謝罪文を出せ!巻頭一面だ!』 
ヤクザはプライドで生きている。
どこそこの組織がどういう規模の謝罪文を載せているのなら、
ウチはそれ以上にしろとなるわけだ。
(しかし、これをやると、間違いの上塗りにもなりかねないのだが)


私は謝罪広告を一度も出したことがない。
姑息な男は、その雑誌に保険を懸けていたのである。
…どういう保険かって? 
任侠系右翼というのをご存知だろうか? 
いわゆるヤクザ系の右翼団体のことである。

私は同じ号に、とある右翼団体会長のインタビューを載せていた。
政治団体として所属を隠してはいるが、
抗議のヤクザたちの上部組織、
彼らが直接に口を利けないくらいに雲の上。

『あ、あんた、もしかして、●●会長も取材したのか?』 
私は心の中でニヤリ
『可愛がって頂いております。よろしくお伝えください』

彼らが伝えられるワケはない。
『実は会長にも原稿は目を通して頂いております』 

ヤクザの判断は迅速かつ的確だ。
それは凄い!
彼らは『…そうか、ならいい。アンタも頑張れ!』とニヤリと笑う。

その微笑みは私の仕掛けに気付いたからこそだ。
私も彼らがそれに気が付いた事を知る。
お互いにニヤリ。
この妙な空気は、認め合った瞬間だった。
抗議の彼ら今ではいい友人&ネタ元となった。
(また、キャバクラへ行こうねっ!・・・そっち持ちで)




ヤクザライターには絶対に必要なスキルがある。
『空気を読む』というスキルである。
ヤクザライターにKYは許されないである。
(お前は読めてない!という方もいるでしょうが)

何気ない言葉や質問が相手を怒らせていることもあるのだ。
その空気、顔色、変化の瞬間を読み取ることが肝心だ。
聞いた言葉そのままに掲載してしまったら、取り返しのつかない場合もあるのだ。


ある親分が若い頃の部屋住み修行での苦労話をした。
ヤクザの本格的な修行は一般人には到底勤まらない過酷な修行だ。
『親が黒と言ったら白でも黒』
無理難題は当たり前、口よりも先に手が出る。
まさにパワーハラスメントが全開の世界。
『馬鹿で成れず、利口で成れず、中途半端でなお成れず』そんな言葉もあるほどだ。

親分が語った修行時代を言葉のままに『苦労を重ねて』と書いたライターがいた。
ところが『ウチの親分が苦労したとは何ごとだぁ、それとも先代が苦労させたというのかぁ!』
・・・と見事なクレーム。

この記述の正解は『実績を重ね』が正解なのである。
『…実力をも発揮し』と付け加えれば大正解なのである。 
これは提灯(ヨイショ)記述でも何でもない。
そのライターが細かい配慮に欠けた、つまりはKYだったということだ。


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微笑み・・・part2


スチャラカホイの私が絶体絶命の危機に陥ったことがある。

あるヤクザ抗争の後日談をスクープしたのである。
事件は塀の中で起きた。
あろうことか刑務所側が敵対組織の組員同士を同じ獄舎にしたのである。
どうぞ仇討ちをしてくれと言わんばかりの配置である。

刑務所にヤクザが入所する際には、どこの組織で、どういう罪で入所したのか? 
本人の経歴だけでなく組織関係や対人関係までもが詳細に調査されて配置される。
まさにヤクザライターの業界事情とパワーバランスの熟知と同じだ。

その配置のミスで殺人未遂事件となったのである。
私は事件の真相を暴き、刑務所側がひた隠しにするミスを暴き立てた。

…ところが、
掲載直後から編集部の電話は鳴り止まない。
両方の組織から猛烈な抗議が殺到したのである。
さすがの私も鬱状態となった。
連日の恫喝で『殺●ぞ!』『拉致るぞ!』は耳慣れしたほどだ。

私は意を決して、ある親分に面会を申し出た。
編集部員は驚愕した。
私が面会を申し込んだのは殺人未遂事件を起こした加害者側の組織、
つまりは怒っているであろう側であったからだ。
しかもマスコミ嫌いで有名な超武闘派組織だ。


親分は記事を読んでなかった。
私はすぐさま掲載雑誌を送って返事を待った。

その間の私は、まな板の鯉、
いや、死刑台に登らされた気分であった。

数日後、面会を許された私に親分は言った。
『あなたの記事は嘘を書いていない。我々を攻撃もしていない。何よりも愛情がある』
親分は私の真意を見事に読み取ってくれていた。

『抗議の電話はどこからですか?』
(…お宅の組です、相手からも)
私はそう言いたかったのだが無言のままだった。

『言えないのなら結構ですよ』
そう言うと親分は微笑んだ。

翌日から全ての抗議がピタリと止んだ。
親分の組織だけではなく相手側のからもだ。

まるで魔法を見ているようだった。

親分は取材する立場の私より遥かに人心や空気を読むことに長けていた。
だからこそ金看板を張っていられるのだろう。
私は親分から大切な事を学んだ。
危機一髪に陥った恐怖よりも、親分の微笑みを一生忘れないでいようと誓った。
・・・・・・・K総長、
不義理な私に、年賀状も暑中見舞いも、必ず先に届く。
義理場で出会うと微笑み、周囲に悟られないように軽く頭を下げてくださる。
(親分にとっては完全に迷惑野郎だった私に。。。)
共有する時間。この親分の微笑みは・・・値千金だ。

そういう人物の事を書きたい! 
私はこうしてヤクザライターとしてのプロ意識に目覚めたのだ
だから反省もなく相変わらずの騒動を巻き起こすんですがネ…笑)



(C) SHINSHUN 
「恐怖! 爆笑! ヤクザ専門ライターの珍事件ファイル」 part1・2 コラムを加筆修正
(C) 宙出版 「タブー地帯」シリーズ



PS・・・親分の微笑みは憶えていても、
その「意味」を完全に忘れているんだからぁ!



国会で割腹した政治団体幹部。
その横に・・・フリーのジャーナリスト?
「お前かぁ!」
某S塾のNさんが寝ぼけ眼の私に電話してきた。
爆睡の私はニュースすら知らなかった。
「やらせたのかぁ?」
・・・・・・そ、そんなぁ。ち、違いますぅ!
た、たしかに「あの時のあれ」は私です。
事件でもないし、人に言えることでもない。
単なる「仕掛け」、話題作りだ。(…話題になりましたが)
Nさんはそれを知るからこその電話だ。
「じゃあ、割腹が誰だか、大至急、照会してくれるか?」
・・・は、は、はい。

Yさんだった。




ヤクザは私!
(ヘタレで、仕事も無いくせにぃ!)
警察はシバケンってことで・・・。
あ、すみません。
北芝健さん!です!(笑)


絶賛発売中!

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http://www.coremagazine.co.jp/book/corecomics133.html
元 警視庁刑事 北芝健が教える、
あの!有名刑事ドラマ・漫画の「変なウソ」

(タイトル・・・長ぇよぉ!)

原案原作:北芝健
企画・構成・脚本:鈴木長月
コアマガジン刊

この表紙のコスプレは微笑みどころか大爆笑です!


んぐぅわあああああ~~~っ!
シバケンさん! あなたはどこに行きたいのぉ~~っ!
最後に叫んでみました。

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情報サイト・歌舞伎町コミューン


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