裏の裏は、表…に出せない!
実話誌等で暴走する裏系&馬鹿系ライターが、日本最大の歓楽街・歌舞伎町から発信するグダグダな非日常的体験と裏話。そして禁断の取材メモ!
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ヤクザ事務所
よく言われることなのだが、
『……ヤクザ事務所って、行かれますよねぇ? …怖くないですか?』
『別に?お茶が美味しいよ』
そうなんです。彼らの入れてくれるお茶は最高なんです。

雑誌でアウトロー記事を書いている記者がそう聞く。
そんな記事を書いているのに、その質問には少し驚いた。
こちらは普通に情報収集で出入りしているからである。
先日のドンドンパチパチも関係組織(もちろん中です)に張り付いていた。
場合によっては朝から幾つも回ることもある。

裁判所にも、警察にも、拘置所にも…通う。
『へぇ~~~~』フットワーク勝負!
どうやって記事を書いているのでしょうか?…不思議。


でもって、歌舞伎町のある稼業人が、組持ちになった。
何となく大好きな人物だ。真っ直ぐで筋がある人物でもある。
新しく設けた事務所に遊びに来て下さいと言う。

『行く!行く!』

ヤクザ事務所と言うと、代紋があり、提灯があり、組員の名札があり、
破門状や絶縁状が貼られている。そんなイメージがあるでしょう。

それはVシネマの見すぎ。

たしかにそういう事務所も多い。
彼の事務所はデザインなどをやっている個人事務所のようだ。
パソコンがあり、応接セットがあり、観葉植物がお洒落だ。
当番を務める独特のジャージ姿の若者がいなければ、そう感じるはずだ。

歌舞伎町でヤクザマンションってのが話題になることが多い。
山本英夫氏の名作コミック『殺し屋1』の影響もあるだろう。
たしかに、そういうマンション……ある。

でも、彼の事務所があるビルはもっと凄い。
上から下まで全部がそう。

だから、カメラの数が半端じゃない。
各組織が思い思いのバラバラに設置。
どの扉も全て鋼鉄で出来ておる。
他の階に行くのが目的なのに、『神峻が来た!』
別の事務所からカメラで見つかり『寄ってけよ!』途中下車。

『みんなで共同カメラでも付ければ?』
『それはいい!』
『じゃ、私が仕切りますので、各組織は私に会費を納めてください』
…冗談です。


『新しい事務所なんで、今度、取材しますか?』
『………。じゃあ、ここに虎の剥製、ここに神棚、ここに代紋、ここに提灯、ここには日本刀、ここには鎧、ここには鷲の置物…え~~と、全部揃ったら取材しますから(笑)』
『それじゃ、バリバリ…ヤクザ事務所じゃないですか?』
『…え? ここ、そうでしょ』
『……そっか(笑)』


たしかに、我々もそういうヤクザヤクザした事務所しか取材しない。
ホントのことを言うと、どう考えても会社にしか見えない。デザイン事務所にしか見えないヤクザ事務所は多いんですよ。そこにいる人間を除けばですがね(笑)…ここだけの話。
それじゃ、面白くないでしょ? ねぇ?



…ところで、その「殺し屋1」の山本英夫巨匠が、影野臣直のオール原作コミック『闇の交渉術』(コアマガジン・3月19日発売)の表紙を書いております! そのハッチャメチャ振りと交渉術に目からウロコですね。


20070302210447.jpg

作画:(C)山本英夫。(完成前を載っけてゴメンちゃい)  …金名刺は影野臣直(恥ずかしい~~~っ!)

…と、いうわけで、喫茶店代わりがひとつ増えました。





影野臣直、単行本書き下ろし、第3弾!!
『DIET PRISON(ダイエット プリズン)』(環健出版社)
2007/03/25発売!



色付きです

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オフィス IN 歌舞伎町やくざマンション ①
オフィス IN 歌舞伎町やくざマンション ①


さすがに撤退したのだが…、
数年前まで歌舞伎町のやくざマンションに
執筆場所&事務所…兼、仮眠室を持っていた。


……その時の話をしよう。



その部屋の大家さんはやくざ。
したがって正確には、やくざマンションの
…やくざ部屋ということになる。

何でも若い衆の仮眠部屋だったらしいが、
過酷な生活に耐えられず逃亡してしまったらしい。
やくざ修行は養成所ではない。学校でもない。
寝るところと食うことは保証される?
……そんなに甘くもない。
やくざを辞めてホームレスになる人間がいるほどだから、
そちらの方がよっぽど楽なのに違いない。


実はこの大家さんにも大家がおり、
その大家さんにも大家がいる。
何が何だか分からない物件でもあるのだ。
元を辿れば、夜逃げしたキャバクラオーナーの物件らしい。
…どうしているのかって? 



……さぁ?



…と、言うわけで、その兄貴分が私に声を掛けて来た。
『誰か?キャバ嬢の仮住まいでもいいから、借りてくんねぇかな?』
う~~~~~ん。もし、キャバ嬢に斡旋して、その若い衆が部屋に舞い戻ってでも来たら、大騒ぎになるだろうなぁ。……なるな。
『イイっすよ。俺が借りますよ』


『賃貸契約書は?』
『…んなもん、いらねぇよ。月末に7万持って来てくれりぁいい』



その頃の私は歌舞伎町に居っ放しだった。
歌舞伎町で何かあるとその最前列にいるのが私だった。
そんなことがないと、いくつかの喫茶店でウダウダしていたり、
ヤクザな事務所でウダウダしていたり、
誘われるままキャバクラでウダウダ……。
身の置き所も、金も馬鹿馬鹿しいくらい無駄だった。
…というわけで、仮の拠点が欲しかったのでもある。
自宅兼事務所の機能を半分ほど持ち込めば、
夜はここで文章書きも出来る。

家賃は……7万円!

地方の人は驚くかもしれないが、
歌舞伎町の一等地(まずマトモな人は借りようとはしないだろうが…)
……この料金は破格だ。

キャバクラを数回分ほど我慢すればいいわけだ。
サウナで汗を流していた分や、
喫茶店でウダウダしていた分でも家賃は出る。


……さっそく、引っ越した。

引越し代をケチるため、歌舞伎町の白タク連中に声を掛けた。
客を運んだ復路に自宅に寄ってもらい、
さまざまな機材を運び込んだのである。
デスク、パソコン、テレビ、電話、応接セット(誰も来ないが)
…仮眠のためのセットは、ここに入り浸らないようにと寝袋にした。
これが、思ったよりも、実に快適で熟睡できるのである。
そんなこんなで、何とか形は付いた。
…最後に付けたカーテンにもっとも金がかかった(笑)



20070317182543.jpg

引越し直後のカーテン無し!



さて、このマンション……、
玄関には住居者用ロック、
エントランス、エレベーター、廊下にも防犯カメラ。
なぜなんだか? 住人が独自に設置したカメラも多い(笑)
一階にはランドリールームもある。
セキュリティと設備は万全だ。
なぜなら……私の借りた部屋にも独自カメラがあるのだから(爆!)



さすがの歌舞伎町やくざマンション、
次々と想像もしなかった驚愕の体験をするのだが……。

今日はここまで!

(つづく)
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