裏の裏は、表…に出せない!
実話誌等で暴走する裏系&馬鹿系ライターが、日本最大の歓楽街・歌舞伎町から発信するグダグダな非日常的体験と裏話。そして禁断の取材メモ!
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歌舞伎町破門通り (まとめ)
第一章 歌舞伎町破門通り ~盃のないヤクザたち~


普段、危ない取材を重ねているルポライターたちには、
いつの間にか身体に染み付いた境界線がある。取材した内容の、
書いていい部分とよくない部分の境界線である。


たとえ惜しく思えても、そういう話は自らの引き出しに仕舞い込む。

現在進行形の抗争や事件である場合に、捜査や取調べで、
容疑者や関係者が何も供述していないのに、記事やコラムなどで、
その動機や原因・背後関係などを、得意げに書いてしまう事がある。
真相記事が捜査に重大な影響を与えてしまう。
もしも、当局と捜査上の取り引きなどがあった場合には大変な事になる。

又、オフレコ話で話してくれた事も記述するわけにもいかない。
ついつい喋り過ぎる親分も多い。彼らの話は一方的な場合が多い。
自分を悪く話すヤクザはいない。
事件や抗争には対する当事者がいる。そして関係者も多い。
その記述によっては関係のない人間や
他者の生活にまで影響を与えてしまう場合があるからである。

何より考えねばならないのが…自らの危険。
そうした境界線は自分で敷く。これは安全の為の自主規制だ。

しかし、その境界線が曖昧になってきている。

それは彼ら自身の境界線が曖昧になって来たからに他ならない。
どこまでがヤクザとしてやっていいのか?
どこからが踏み込んではいけないのか?
それが曖昧になりつつある。

ところがそうした境界線が無い連中がいるのである。

それは破門者たちである。
ヤクザを辞めたら何になるのだろうか?
それは…ヤクザ以下である。

『ヤクザを辞めたらヤクザ以下』
…ある親分の言葉である。



親分や幹部クラスならヤクザとしてのシノギを後進に譲っても、
正業のシノギでやってゆけるだろう。
中には、その地位と人脈で黒幕然とした生き方をしている御仁もいる。

しかし、末端の組員には明日はない。
指が欠けていたり、背中に彫り物があったりする元ヤクザを、
喜んで雇う企業がどこにあるだろうか?
……ただでさえ失業率が云々という時代である。 


それでは…彼らはどこに向かうのであろうか?


歌舞伎町から大久保に抜ける百人町に「破門通り」と呼ばれる通りがある。
当然、地図には載っていないし、
歌舞伎町の裏系住民でもその名を知るものは少ない。
ヤクザ関係者が陰でそう呼ぶ通りなのである。
 
カップルが歌舞伎町のファッションホテルを探して彷徨う。
満室、満室…そのうちに職安通りを超えて破門通りにたどり着く。
ここはファッションホテルどころか、
ラブホテルとも言えない古めかしい連れ込み旅館が集まる場所である。
正確にはいえないが、こうしてアナタがたどり着く場所
…そこが破門通り。

何故そう呼ばれるのであろうか? 
この通りは縄張りの空白地帯、
…いや、共同管理地帯なのである。
かつてこの場所を縄張りとしていた組織は業界事情でここを手放した。
その事情を知りえる破門者たちがこの通りに集まってシノギを掛けているわけである。
 

たしかに以前は魅力のあるシノギ場であった。
この場所は外国人娼婦たちのメッカであったのだ。
共同管理地帯に売春をシノギとする各組織が
外国人娼婦をそれぞれに派遣すれば揉める原因となるはずだった。

共存共栄を掲げる彼らはその商品を変えた。
ある組は中国人娼婦、ある組は南米系、ある組はロシア…と
出品する商品でその棲み分けを作り上げた。
そしてそれらを警備する組、
彼女たちに薬物などを供給する組、
付近の旅館からミカジメを取る組…、
こういう具合に共同管理地帯を活用した。


しかし、歌舞伎町浄化作戦や入管の不法就労者の摘発などで
この通りの外人売春は一気に衰退していった。
時代遅れの連れ込み旅館街は
何の魅力も無い通りとして彼らに放置された。
そこに破門者が集まったのである。

彼らに境界線はない。
むしろヤクザで無くなった彼らは生きてゆくために自らそれを越え始めた。
日本のヤクザ組織が微妙に距離を保つ外国犯罪組織とも繋がっていった。
彼らから薬物の供給を受けて販売したり、
ピッキングやスキミングという彼らが持ち込んだ技術を使い、
ヤクザ以下の犯罪者集団に成り下がってしまった感もある。

しかし、彼らはそれだけでは終わらなかった。
ヤクザでは手が出せなかった彼らならではの新たなシノギとは…?


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第二章 :歌舞伎町破門通り ~ヤクザを辞めたらヤクザ以下~


『彼らは何にでも手を出す。そう言っても過言ではない』


ある親分はそう言う。
彼らは従来のヤクザ組織が行なうシノギに手を出すわけにはいかない。
…となれば、より犯罪性の高いシノギや既成のヤクザには思いもよらない方法に手を出す。

携帯電話を使用した「090金融」がその後のシステム金融といった
ヤミ金や振り込め詐欺などの犯罪のターニングポイントであった様に、
彼らは新たなシノギとシステムを生み出す。
振り込め詐欺や架空請求詐欺も、
彼らが元出会い系業者やヤミ金業者の若い連中を取り込んで生まれた犯罪である。
覚醒剤を「アイス」「エス」と言った名称でシロウトが手を出しやすくしたのも彼らである。


既成のヤクザは金を持っているグレーゾーンの人種や
企業などには手を出すが、
落とし穴に落ちてくるカタギは別にしても
一般のシロウトには手を出さない。


しかし、彼らはそのシロウトが簡単に金を吐き出す事を知っていた。
結果、道徳心の麻痺したヤクザになりきれない若者たちを取り込んだ集団が生まれた。

フィッシング、スキミング、ネット犯罪など、彼らのITの知識や
新技術を応用した詐欺犯罪が生まれることとなった。
…と同時に犯罪コーディネーターと言える人間たちが現れてきた。
ヤクザ、外国犯罪組織、グレーゾーンのカタギ…、
彼らがそうした人間たちを結ぶのである。

彼らに利権や儲け話が持ち込まれると、
したたかに犯罪をコーディネートするのである。
外国人強盗団に日本人の金持ち情報を流し、
外見上、目に付きやすい彼らに代わって下見役を勤める。
東南アジアのカード偽造集団に日本人の買い子や出し子を手配…、
米、農作物の強奪の手配をし、販売先を確保する。


ヤクザ社会や地下に潜っている外国人犯罪者組織との面識があり、
その事情を知り尽くしている彼らにこそ可能な職種かもしれない。


個人情報を扱う名簿屋やデータ屋、事件屋、
整理屋、回収屋、倒産屋といったヤミ経済、
ワケあり不動産や違法品、盗品などを扱うアングラ系ブローカーなどを彼らは結ぶ。

自分がどの犯罪のどの部分を担当しているのか知らなくて、
知らず知らずに重要犯罪に加担しているというシロウトが多くなっている。

そういう現状も彼ら「盃を持たないヤクザ」たちが生み出しているのかも知れない。
そうした代表がヤミ金の帝王と呼ばれた人物なのかも知れない。


彼らは既成のヤクザ組織と敵対しているわけではない。
むしろ彼らの望む二部リーグ的な部分もある。
先の振り込め詐欺や架空請求詐欺、
強盗や窃盗事例、違法薬物販売などの事例もそうであろうが、
ヤクザ組織が体面的に手を出せない犯罪行為や
彼らの下請け的な仕事にも積極的に手を出して、
そのノウハウを提供したりもする。
ヤクザ組織の保護下にある集団もある。

盃を持たないヤクザ予備軍という側面も持っている事は間違いではない。


彼らをどう位置づけていいのだろうか? ある破門者が言う。

『ヤクザ組織ってよくピラミッド型っていうだろ?あれは嘘だね。
たしかに三角形だよ。でも、それは恐ろしく鋭角なピラミッドだ。
で、底辺は広がっている。押しピンみたいな形だよ。
先端にいるのは一握りの人間、俺たちは押しピンの底だよ。
しかも先に行くのに途中で溝があるような気がする。
俺たちがヤクザである利点は看板が使える事だろ?
ところが、使えばサツに捕まる。
勝手に使うなと上からは怒られる。
もうバカらしくて! だったらフリーの方がいい!』


ヤクザ社会にも構造改革が起きていると言われる。
組員の犯罪は組織の長の責任であるとする
使用者責任の最高裁判決を受けて組織改革を進めているのだ。

ヤクザ社会そのものの離合集散。
組織内部においても総裁制の導入や連合体からピラミッド型組織への移行。
表社会の企業統合や企業体の構造などに似せて来ている。
そうした事も彼らを生み出す一因となっている。

ある犯罪学者はこう分析している。

『ヤクザは近い将来、三階層に分かれる。
一番上は利権を握ったフィクサー的階層、
次に企業化した表経済に関わる階層、
一番下に本来のヤクザと呼ばれる裏経済を担当する集団。
そして彼らから隔離された犯罪を一手に扱う集団』

ヤクザ組織とは違う外国型の犯罪組織が次々と誕生するような
…いや、すでに誕生しているのかも知れない。

それを象徴するような事件が、広島で起きた。
その「盃を持たないヤクザ」は、事もあろうに……


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第三章 :増殖する新たな犯罪組織…彼らは盃を持たない


平成十六年二月九日午前零時すぎ、
広島市中区の広島東警察署が襲撃された。
何者かが正面玄関に向けて銃弾を撃ち込んだのであった。
実行犯は今なお逃亡中である。

それは、あらゆる闇犯罪を支配した鬼畜集団が放った恨みの銃弾であった。
襲撃の動機は、逮捕された彼らの仲間へ対する捜査を甘くするよう、
同署捜査官に申し入れたところ、拒否されたことへの逆恨みであった。
警察の威信を陥れんがための大胆不敵な犯行である。

その組織の名称は「インターナショナル・シークレット・サービス」

この事件はのちに警察と犯罪組織との癒着を露呈させることになる。

この警察襲撃事件の裁判で
裁判長はISSについて「暴力団まがいの組織」と表現。
捜査方針の変更を警察署員に迫ったが、
聞き入れられなかったことに激高し、
同署のメンツをつぶして組織の威勢を示すことを目的に発砲したと動機を認定した。

…彼らは如何なる組織であろうか? 

盃を持たない暴力組織。
既成のヤクザ組織には属さず違法行為を繰り返す犯罪組織である。
メンバーのほとんどは20~30代と若く、
主たるシノギは覚せい剤の密輸販売。

彼らはカップ麺のスープ包装の中など食品の中に覚せい剤を忍ばせ、
大胆不敵にもフィリピンから国際郵便を使って密輸していたのである。
広島県警は末端価格約二千三百万円の覚せい剤を押収したが、
それは氷山の一角であったことは言うまでもない。

彼らはこれら違法薬物の密輸販売を主に、
ヤミ金、振り込め詐欺、銃器密売、恐喝…と、
さまざまな組織犯罪に手を染めていた。

リーダーはS(逮捕済)。
彼を中心に舎弟、子分という既成の暴力団形態を模し、
組織化されたギャングという言い方が、
もっとも当てはまるかもしれない。


実はISSにはある重要事件への関与が警察関係者に囁かれていた。
神戸テレクラ放火殺人事件である。
その事件の実行犯は、犯行後に広島に逃亡した。

その際に、火傷をした犯人に病院を手配したのがSであった。
この事件で彼は参考人として呼ばれたが、善意の第三者として釈放された。


ところが、週刊現代があるスクープを発表した。

それは広島県警の現職刑事からの告発であった。
ISSの首領であるSがこの放火殺人事件の首謀者だが、
広島県警の捜査官との癒着があり、
捜査に手心が加えられているどころか、
彼らによって庇護されているとしていた。

その実名報道された捜査官はヤラセの拳銃摘発などの点数稼ぎでSに対して恩義があり、
Sも同捜査官のエス(スパイ)を務め、
同捜査官らに対して利益供与していたという事実が暴露されていた。
広島県警は抗議文を同誌に送りつけたが、

……のちに真実が浮かび上がってくることになる。


広島県警は重い腰を上げた。
癒着を暴いた週刊誌報道の直後に、
次々とメンバーは逮捕され、
彼らの犯した犯罪が暴露された。

Sは警察署のみならず、
購入しようとした億ションの審査に落ちたことを逆恨みし、
不動産販売会社にも銃弾を放っていた。


昨年10月、ついに決定的な法廷証言がされた。

広島東警察署銃撃事件で逮捕されたISSメンバーのひとりが、
Sの指示でリンリンハウス放火殺人事件が実行されたと証言した。

被告人質問の中で
Sはリンリンハウス事件の容疑者の面会によく訪れており、
『わしのせいで4人死んだ』と言った」とSの発言をを名指しで証言したのであった。
その他の殺人事件にも関与している証言もある。

神戸の放火殺人事件のリーダー格、
広島の襲撃事件の実行犯はいまだ逃亡中である。
当局は必死に追いかけている。
検索サイト・ヤフーにバナーを貼って
所轄警察本部の指名手配書に飛ぶようにしている。

しかし、彼らは捕まらない。
捕まるわけがないからだ。
彼らは国内にはいない。
……ひょとしたら。

こうした「盃を持たないヤクザ」たちは、今、全国で増殖している。


歌舞伎町・破門通り……そこに集う破門者たちは言う。

『俺たちはアウトローだ。
ヤクザみたいに、法律スレスレじゃなくて、
完全に法律(LAW)の外(OUT)でシノいでいるからアウトローなんだ。
底辺(LOW)に堕ちた(OUT)わけじゃない』



『歌舞伎町・破門通り』『盃を持たないヤクザ達』『ISSの狂気』
(C)SHINSHUN / 劇画マッドマックス(コアマガジン)vol11・vol16・コラム原稿を加筆改稿。


追記:神戸テレクラ放火、同業の女が依頼か…実行役に現金?

 4人が死亡した神戸市中央区のテレホンクラブ「リンリンハウス」系列店の連続放火事件で、実行役に犯行を指示したとして殺人と現住建造物放火などの容疑で逮捕状が出ている広島市内を拠点とする麻薬密売グループのリーダーの男(45)(銃刀法違反罪などで公判中)が犯行直前、神戸市内で当時テレホンクラブを経営していた女(65)から1000万円以上を受け取っていたことが、兵庫県警生田署の捜査本部の調べでわかった。

 県警は、女が東京から進出してきた業界大手のリンリンハウスに客を奪われると危機感を持ち、多額の報酬で犯行を依頼したとみて、女にも同じ容疑で逮捕状をとっている。

 調べによると、当時リンリンハウス系列店が神戸市内でも急成長していたため、女は2000年初めごろ、リーダーの男に営業妨害を依頼。当初は消火器を噴射したり、ペンキをまき散らしたりしていたが、効果がなかったとして、リーダーの男が、元暴力団組員の堀健一容疑者(37)(指名手配)ら3人に放火を持ちかけたらしい。

 リーダーの男は、女から受け取った現金のうち半分を堀容疑者ら実行役3人に渡したとみられる。
(読売新聞) - 2月8日3時5分更新



神戸テレクラ放火で逮捕 愛媛県警、容疑で
2008年7月28日 02時28分 共同通信

愛媛県警は28日午前、神戸市のテレホンクラブ「リンリンハウス」の放火事件で、現住建造物放火などの疑いで、住所不詳、無職堀健一容疑者(39)を逮捕した。調べによると、堀容疑者は、1審で無期懲役とされた元テレクラ経営中井嘉代子被告(67)らと共謀。2000年3月2日、「リンリンハウス」の営業を妨害するため火炎瓶を投げ込んだ疑い。放火で男性客4人が一酸化炭素中毒死した。


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意外なヤクザの前職…。
ヤクザになる!…その就職事情

警察白書によると暴力団構成員及び準構成員の総数は8万5千人。その増加傾向は年々顕著になっていると報告されている。彼らがヤクザになるきっかけとは如何なるものなのであろうか? 

ヤクザになる…それは盃を貰うことである。終戦直後は先行きの不安や復員での虚無感から…。ヤクザへの締め付けも緩やかだった時代には、地域の親分衆が開帳する賭場などで、本職ヤクザと出会い稼業入りするケースが多かった。

親分衆や幹部クラスに取材をすると、賭場で所作や侠気に触れて稼業入りを決意したという人物が実に多い。博打打ちが職業として存在し、賭場が行き場のない若者を預かって修行させる場でもあったわけである。

現在では街の繁華街や刑務所などの矯正施設で本職に触れるケースが多い。

最近の稼業人の前歴は愚連隊や暴走族といった街の荒くれ者、硬派な不良がほとんど。アマチュア時代に華麗なる戦歴や伝説を持つ者も多い。

警察白書では山口組・稲川会・住吉会の三大組織の構成員で全暴力団員の七割以上を占めていると報告している。この数字に昨今の暴力社会の淘汰や寡占化が見て取れると共に、ヤクザ稼業に足を踏み入れようとする男たちにも『寄らば大樹の陰』同じヤクザになるのなら大組織で…といった考え方が浸透しているのも見取れる。

男が侠に惚れる、そんな時代は遠い過去のものなのか? そんなヤクザの就職事情の中で、実にユニークな前歴をたどってきた者もいる。本コラムではそうして侠たちを紹介していこう。


宗教家からヤクザへ…。

ミッション・バラバという団体がある。元ヤクザであった宗教人たちの伝道集団である。彼らを描いた「刺青クリスチャン」(早稲田出版)という書籍は「親分はイエス様」(渡瀬恒彦主演)として映画化もされた。ヤクザを辞めると決意し聖職者へと転身した稀有な例である。書籍からも元ヤクザに対する世間の風当たりや相当の苦労が読み取れる。この逆の例は? 宗教家からヤクザへ…。

とあるネオン街にその例はあった。彼は京都の名刹の宗教人であった。地元で遊ぶと檀家などの関係者に見咎められるので、週末になると新幹線で都内のネオン街に通いつめた。

女、酒、博打。その中で彼が嵌ったのが女と博打。彼は名義人を立て売春クラブを出店した。博打場で出会った地元組織の入れ知恵であった。彼は組織のヤミ金や違法カジノなどにも出資した。

地元では宗教人、ネオン街では準構成員。二束の草鞋を履く彼は、京都から舞妓を呼んでネオン街を我が物顔で闊歩するなど、派手な生活に歯止めは利かなかった。そうなるとやっかむ人間も出てくる。彼は切り捨てられた。ヤクザ組織と当局との談合もあったのかもしれない。地元ヤクザの抱える債権を反故にする目的もあったと噂された。彼の経営する違法店ばかりが摘発された。

彼は今、塀の中である。後日、その男は正式に稼業入りしていたことを知った。


己の腕一本!

暴対法や組織犯罪対策法などで圧制が敷かれ、実直に任侠道に生きようとしても難しい面が多い昨今だが、気合いが入った男たちがいる。己の腕一本に賭けて生きた男たちである。

任侠世界の勢力図を塗り替えた六代目山口組組長・司忍氏の前職はなんと漁師である。水産高校卒業後に大手水産会社に勤務、トロール船の乗組員であった過去を持つ。漁師・船乗りの激しい世界で男気を学んだとされている。

最大組織の親分の前職が漁師? 何も驚くことはない。山口組創設者の初代・山口春吉氏が元漁師なのである。淡路島の漁師だったが見切りをつけて神戸に労務者として移住。港湾荷役に従事して山口組を創設したのである。

ちなみに三代目組長・田岡一雄氏は元旋盤工である。上司を殴って退職、山口組の賭場に出入りしていたことから稼業入りした。

スポーツ選手・格闘家からの転身も多い。
ヤクザ黎明期には神社仏閣での勧進相撲興行の相撲取りから多くの名門一家の創設者が誕生している。「一本刀土俵入り」で有名な駒形の茂平は相撲取りから稼業入りしたとされる伝説の人物であるが、実は架空の人物で、先の人物の一人をモデルとしている。

元プロ野球選手も多い。明記は避けるが、元巨●軍選手で組織がらみの違法風俗店を経営し逮捕された人物や、恐喝で稼業名刺をさらして逮捕された元選手もいる。私の知る限り元格闘家のヤクザも多い。


お堅い職業から…

内山哲夫「転落弁護士―私はこうして塀の中に落ちた」(講談社)という書籍がある。警察庁出身の元弁護士の告白ノンフィクションである。

現在は法律事務所の調査員として正業にあるが、彼は弁護士でありながら企業舎弟として恐喝・横領。事件屋として活動した人物である。酒・女・金…銀座の先生とまで呼ばれた豪遊。そのツケを補うためには闇社会に身を置くしかなかったと著書の中で述べている。

六代目山口組最高顧問の岸本才三氏の経歴はユニークである。海軍航空隊員として終戦を迎え、神戸市役所職員となったのである。退職するまでヤクザと公務員という二足の草鞋を履き続けたと告白している。巨大組織の舵取りに公務員としての実務経験が生かされているのは間違いない。

つい先日、九州である郵便局員が逮捕された。職質を受けた際に拳銃を発砲して逮捕された。調べてみると郵便局員でありながらヤクザであった。郵政民営化騒動の中で、この事件には当局も取り扱いに頭を抱えたに違いない。

実際に元警察官や弁護士のヤクザは多い。そのほとんどが身分を隠しての企業舎弟としての活動である。その前職や身に付けたスキルから、ヤクザとして身体を張る必要は無いからでもある。前歴や頭脳を駆使して企業舎弟として暗躍するケースがほとんどである。

元警察官として企業の総務課や渉外課などに天下り、組織関係者や総会屋、企業ゴロなどと交わるうちに染まっていった事例がほとんどである。

蛇の道は蛇、現役警察官でありながら組織のために働き、告発されて退職。そのまま稼業入りした元警察官もいる。

ちなみに逆の例で稀有な例が、前大阪市助役の大平光代氏。彼女は元極妻。一念発起して司法試験に合格。弁護士として活動すると共に大阪市助役まで登り詰めた努力の人である。背中には観音様と蛇の刺青が入っていると告白している。

(C)SHINSHUN / 劇画マッドマックス Vol.16 特集コラムより

~あるヒットマンの激白~
 
「抗争はドンとやればいいが、内緒で消すのは色々さ。死体が出なけりゃ殺人じゃない」

…以前、指定暴力団三次団体のある人物に秘密インタビューした。

「鉄砲玉は犠牲フライ、俺は振り逃げ」
殺し屋の彼はそう例えた。

左手に日本刀、右手に拳銃、腰のベルトに予備の拳銃を突っ込んで、単身で対立ヤクザ事務所に殴り込んだ。
一人も殺るなとの命令だった。彼は見事にやり遂げた。

以降、度胸に加えてその冷静さを買われた。
懲役に行っている間に過激さで有名であった組は解散した。

出所後、自分の能力を高く買ってくれる組織に草鞋を脱いだ。

懲役通算25年、殺した人間11人、うち発覚した殺人2件。

気になって仕方の無い事が…。
彼の右手の指はマトモだが、左手の指は親指と人差し指だけ。
それ以外は根元から無い。
指詰めは通常では左右交互に詰めていくのが普通だ。
どうしてなのかと訊ねると、

「だってチャカ持つだろ?」
…と、彼は平然と答えた。


彼は日本のヤクザも新しい殺人方法や今までにない武器に目覚めつつあると言う。
それは外国人犯罪組織との接触によってもたらされると言う。

91年、新宿歌舞伎町。地回りの日本人ヤクザが不良中国人らしき青年に声を掛けた。
言葉を理解できない中国人は、いきなり刀剣で日本人ヤクザの顔を切りつけた。
彼がどこからその刀剣を取り出したのか?
手品でも見せられたかのように日本人ヤクザは呆然とした。
その刀剣は中国人が左手に持つ傘の中に仕込まれていた。
初めて偽装された武器の存在が公になった瞬間であった。

以来、彼らの隠し持つ偽装武器が大量に押収される事となる。
それは仕込み杖や傘のような手製の物から万年筆に偽装されたナイフ、携帯電話などの電子機器に偽装された銃器、爆発物まで様々であった。

外国人犯罪組織の人間たちは軍隊経験や兵役を終えた者が多く、武器の知識や扱いにも長け、戦闘能力もその殺人術も日本人ヤクザの比ではない。
そのノウハウや武器を商品としている人間との接触が、日本人ヤクザに新しい武器や知識をもたらすのである。
スパイ映画を髣髴とさせるペンシルガンやトランクに仕込まれた銃器もヤクザ抗争で実際に使用されたり、摘発によって押収された事例のある武器である。

日本人ヤクザの中にはコレクションのようにそれらを収集している組織幹部もいると言う。
殺人という目的でなくとも、こうして得た武器が使用され始めている。

02年、喫茶店で中国人マフィアに射殺された日本人ヤクザの報復とも言われている歌舞伎町異臭事件の際に使用された催涙スプレーは、入手困難な米軍仕様の特殊な物であった。

05年の高松での暴力団同士の抗争では事務所に手榴弾が投げ込まれた。同年には暴力団の武器庫とおぼしきワンルームマンションが摘発されて自動小銃まで押収された。

共に外国犯罪組織からの入手であることは間違いが無い。

「機関銃はダメ。大量殺人の目的とその可能性があると認定されてしまう。ぶっ放せば無期、一人でも死ねば死刑。その音でぶっ放した瞬間に警察が飛んでくる。俺が見たものでこりゃいいなぁと思ったのは、飛び出しナイフ。本当にナイフの刃が相手にめがけて飛んでいくヤツだ。音がしないってのがイイなぁ」

形状を訊ねると旧ソ連の特殊部隊が使用したスペツナズナイフである。柄の内部に強力なスプリングが仕込まれており、柄のボタンを押すと凄まじい初速で飛び出す有効殺傷距離10mの特殊ナイフである。
ミリタリーナイフという弾丸を使った短発銃と言ってもいい武器だ。
ナイフという武器の特性と使用距離を考えると極めて高い殺傷能力を持つ武器である。


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知られざる韓国・組織暴力(ヤクザ)事情とその歴史!
4月6日、JR山手線・西日暮里駅構内にて韓国の武装スリ団が警察の職務質問を振り切って逃走。催涙スプレーを噴射して駅構内がパニックになった。騒動を起こした4人組のスリ団のうち、やっとのことで1名を確保。その男は刃渡り20センチの刺身包丁を隠し持っていた。

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事件で押収された刺身包丁。
手製の鞘で安全ピンを使い袖の内側に隠されていた。


この事件に私は複雑な思いを抱いている。…というのも、ほんの数週間前に韓国犯罪組織のレポートを劇画化、その中で韓国の武装スリ団や組織暴力(暴力団)の実態と歴史を暴露したばかりだったからである。

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しかも刺身包丁は劇画の中でも印象的なエピソードとして語られている。今回はその取材ノートの一部を公開する。取材源は言えないが、劇画が日本のヤクザに出向している韓国ヤクザが実態を語るというスタイルをとられていることから想像して欲しい。


2005年、愛地球博の開催を受け、海外からの来訪者のために、出入国及び難民認定法第六条の例外を認め、近隣諸国観光客のビザなし渡航の枠を拡大した。…その結果、襲来したのが海外の犯罪者集団である。とりわけ日本人の防犯意識の低さに目をつけた韓国スリ集団の暗躍は凄まじかった。同年、都内で逮捕されたスリ事犯の44%が韓国人による集団スリ事件であった。スリ集団のリーダーは「社長」(サジャン)と呼ばれている。彼らは極めて組織化された犯罪者集団である。本国韓国には「野党」(ヤダン)いう大元締がいるとされているが、それは組織なのか人物なのか、秘密のベールに包まれている。彼らは90年代に韓国でクレジットカードの普及に伴った現金を持ち歩かないキャッシュレス時代の洗礼を受けた。東南アジア組織による偽造カードの被害総額は米国の534万ドルに続き、韓国が508万ドルと世界第2位だという数字からもその普及が窺える。くわえて大統領令により取締強化がなされ、一般市民の防犯意識も高まっていき衰退していた。盗難カードの偽造システムを確立したとされるマレーシアの犯罪組織を仲介する中国の三合会などの偽造カード詐欺団が韓国を草刈場にしたことも取り締まり強化に拍車を掛けた。彼らが活路を見出したのが日本。ぬるま湯に漬かり切ったように平和ボケした国である。

この武装スリ団は韓国の組織暴力(やくざ)とは一切、関係がないとされる。韓国のヤクザ組織のどこかがやらせてたり、管理しているのではない。韓国では「ヤクザと乞食とスリは違う」という言葉がある。簡単に言えば絶対不可侵の住み分けである。日本で言われるヤクザを揶揄する言葉「乞食以下、泥棒以上」(おそらく社会的な迷惑度合いであろうか。乞食より迷惑な存在だが泥棒よりは仁義がある…ということか?)とは意味が違う。

韓国の組織された犯罪集団は大きく分けて三つ。組織暴力と呼ばれる韓国ヤクザ組織、
前述のスリなどの窃盗組織。そして乞食と呼ばれる組織。乞食と言っても日本のホームレスとは全く異なる。街頭での物乞いや物売り。詐欺商売をしたり、子供を使ってシノギを懸けたりしている。どれも組織化され、例えば乞食のボスは英国王室にも招かれてドラマにもなった人物でもある。

韓国ヤクザは日本の歴史とヤクザ組織が大きく関わっている。

韓国ヤクザは「カンペ」と呼ばれる。「カン」はギャングが訛ったもので「ペ」は群れるという意味である。日本の「~組」「~会」のあたる言葉が「派」である。それまでは拳を使う無頼集団を表す「ワルチャ」と呼ばれていた。「カンペ」の歴史は1910年の日韓併合まで遡る。植民地化と共に資本主義が日本から持ち込まれたことが原因であった。その資本主義の枠から落ちこぼれた貧困者や被差別者たちが農村部や労働者層から生まれた。彼らや「暇良」と呼ばれる財産相続権を持たないアブレ者の第二子以下は次第に都市部に進出してゆき裏稼業に手を染めていった。

日本統治下の30~40年代、京城(ソウル)最大の繁華街・明洞(ミョンドン)に、林組という日本のヤクザ組織が進出していた。明治から昭和にかけての右翼の源流と言われる国家主義者の大物・頭山満(※)の擁護を受けた在韓ヤクザ組織である。林組は半島における日本の政策の暗部を受け持っており、同時に大陸浪人と呼ばれる半島や満州に進出する者達の中継基地という側面も持っていた。林は日本名を名乗っていたが、実はソン・ヨンビンという在日韓国人であった。

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林組長(ソン・ヨンビン)


※ 頭山満(とうやま みつる): 1855年、福岡県出身。大アジア主義の立場で活動した国家主義者。自由民権運動に加わり国会開設に尽力。1881年、右翼の源流とされる玄洋社を設立。大陸浪人をも支配する右翼の巨頭となる。以来、政治の裏面に深く関与した。また、金玉均、孫文、ボースら日本に亡命した革命活動家の援助を行ない、朝鮮独立運動にも積極的に関与した。


韓国に進出した日本ヤクザは裏の統治を任され、韓国人が徒党を組み裏社会に勢力を持つのを極端に嫌ったが、ある伝説の人物が闇社会に誕生する。

金斗漢(キムトハン)である。金は若いはぐれ者たちをまとめ上げ、ヤクザ予備軍のボスとして明洞に君臨した。それは韓国ヤクザ史上初の韓国人ヤクザ組織となってゆく。そうしたはぐれ者だけではなく、抑圧された民衆の精神的柱となっていた金は鐘路のボスとなる、明洞を牛耳る林組と次第に対立していった。林組に襲撃された仲間の治療費を作る為に、金は頭山満の会社「東洋貿易」を襲った。この事が、ついに林組とぶつかる原因となった。

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金斗漢(キムトハン)

金の侠気は父親譲りであった。父親は金佐鎮(キム・ジャジン)将軍。1920年代、満州で抗日独立運動を組織し、青山里の戦いなどで日本軍に勝利した。しかし、1930年、金日成の裏切りに遭って射殺された反日・反共の英雄である。金斗漢は「将軍の息子」と異名をとる韓国ヤクザ史上最大のカリスマである。


林と金は韓国流儀の決着の付け方をした。武器は持たずに素手での一騎打ち。その戦いに金斗漢は勝利し、林組長にその侠気を認められた。林の舎弟格になった金は京城(ソウル)の裏の顔となった。

金斗漢はこうして日帝統治下で初の韓国人ヤクザ組織の親分となり義侠的活動を行った。朝鮮独立後、日本に撤退した林組から利権の全てを譲り受けた金斗漢は最大勢力の大親分になってゆく。独立直後の韓国の警察力は弱く、治安維持のために金斗漢の力を借りなければならなかった。

このような理由で当時の警察庁長と親しい関係にあった金斗漢は主に政治集会の警備を任されるようになり、のちにヤクザを引退して国会議員となり、右翼政治家として活動、反共青年団を組織した。

金斗漢は国会で反対議員に糞尿を投げつけるというヤクザ出身の武闘派政治家らしいエピソードも残っている。彼が活躍した時代はロマン派侠客時代と韓国では呼ばれている。

ヤクザが国会議員になると言えば、日本で言えばあの人物を想像するであろう。バラエティー番組などで吼えまくっている元先生である。しかし、韓国ではスケールが違う。国会議員どころか大統領になった人物もいたとされる。韓国の前大統領・金大中(キム・デジュン)は、政治活動をする前は運送業となっているが、豊田という日本名を名乗り、組織暴力のボスであったと根強く噂されている。もしも、これが事実なら、ヤクザの組長が大統領になり、ノーベル平和賞を受賞したのである。彼が日本で何者かに拉致された金大中事件(1973年)はKCIA(韓国中央情報部)と日本の暴力団の関与説が定説となっている。これも韓国の歴史の暗部のひとつである。

金斗漢の引退後に勢力を分け合ったのが、ふたりの親分であった。明洞を縄張りとしたのが、シラソニと異名をとる李聖淳(イー・ソンスン) シラソニはもともと北の出身で、韓国では力の象徴である「虎」ヤクザがその「虎」ではおこがましいということで、シラソニと呼ばれた。「虎」には一歩及ばない「山猫」という意味である。

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シラソニ・李聖淳(イー・ソンスン)

東大門を占めていたのが、李丁載 (イー・ジョンジェ)  かつて韓国相撲(シルム)で全国優勝したこともある偉丈夫。一時は東大門警察署の刑事だったこともある人物である。時の李承晩大統領の庇護の下、政治ヤクザとして暗躍、政権維持と反対勢力の弾圧のために暴力を活用した男である。

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李丁載 (イー・ジョンジェ) 


そして、この頃に半島が戦火に再び巻き込まれる。朝鮮戦争であった。この戦争と半島の分断が韓国ヤクザを大きく変えてゆく。韓国と北朝鮮を分断する38度線、これは国境ではない。正式には停戦ラインなのである。停戦…、それは現在も半島は戦争状態にあるといえる事実を突きつけている。休戦後、経済が発展すると、利権を巡って二人が対立を深め、ついに激突することになった。それは従来の一対一の決闘という抗争の構図を覆す戦いであった。

1953年、朝鮮戦争休戦の年、ソウル・明洞。李丁載(イー・ジョンジェ)の部下たち約三十人は、シラソニを闇討ちした。掌拳の達人であるシラソニは無敵であった。まともに立ち向かっても撃破される恐れがあった為である。病院に担ぎ込まれたシラソニは重症であった。李丁載(イー・ジョンジェ)の部下たちは祝宴を上げていたが、そのうちに恐怖にとらわれていった。回復したシラソニの報復を考えると不安で居ても立ってもいられなくなり、病院へ乗り込み、シラソニを再度襲った。両手両足を折られたシラソニは身体障害者となった。シラソニが二度と返り咲くことはなかった。しかし、復讐を誓ったシラソニは、常に拳銃を身に付け手放さなかった。

この襲撃事件で李丁載(イー・ジョンジェ)がソウルを占めた。1958年に起きたヤクザ抗争事件の直後、政府はヤクザ掃討令を出し、警察を総動員してヤクザの一斉検挙に乗り出したが、検挙の対象は李丁載(イー・ジョンジェ)勢力以外のヤクザばかり…。シラソニの残党は次々に逮捕され壊滅した。その摘発の裏で糸を引いていたのが、李丁載(イー・ジョンジェ)と李承晩大統領…。

しかし、その李承晩が失脚することになる。1960年の四月革命。クーデターで李承晩大統領は亡命。翌年1961年の軍事クーデターで朴正熙が政権を握ると李丁載(イー・ジョンジェ)の命運も尽きた。朴正熙政権は人気取りと社会悪の一掃という名目で、暴力団撲滅運動を行った。李丁載(イー・ジョンジェ)は逮捕され、市内を引き回された。数ヵ月後、彼は絞首台の露と消えていった。その死は復讐の鬼であったシラソニにも衝撃を与え、シラソニはヤクザの世界から足を洗って信仰の道を選びキリスト教徒となった。

この時代に韓国国民を驚かせた女ヤクザが居た。「白薔薇」と呼ばれる女侠客である。彼女は「マムシ」と呼ばれる人物と結託してクーデターを図り、シラソニと李丁載(イー・ジョンジェ)のパワーバランスに割って入ろうとした。その結果、片腕を落とされて粛清された。


朴正熙政権の頃から韓国ヤクザは日本の影響を再び受けることとなる。それは日本の韓国出身のヤクザによってもたらされた。山口組・殺しの軍団と恐れられていた柳川次郎、東声会の町井久之らであった。今でも韓国ヤクザの精神性が日本のヤクザに近いのはこの影響である。


この時代に韓国ヤクザが日本から大量に輸入した武器があった。銃器は朝鮮戦争の廃棄品として逆に韓国から流れたはずであるが、彼らは日本のある武器(?)を欲しがった。

……刺身包丁である。

なぜであろうか?韓国には徴兵制があった。成人男子は満十八歳になると徴兵検査を受け、合格すると陸軍で二十六ヵ月、空軍で三十ヵ月の兵役を課された。学生であった場合に卒業まで最大二十七歳の兵役延長が認められている。日本では誰もが銃器を扱えるわけではなかったが、韓国では兵役を済ませると普通のサラリーマンでさえプロ並みに銃器を扱えた。そのため、拳銃の所持に厳しく、所持や使用には厳罰が下された。韓国ヤクザは日本刀の流れを汲む刺身包丁を重用したのである。…たまたま喧嘩したときに包丁があった。韓国の司法は彼らの金に弱かった。


韓国は紀元前から七世紀まで続いた高句麗・新羅・百済という地域対立が今でも続いているとされている。そのため、韓国ヤクザは地域性が高く、各組織が日本の縄張りと言える地域を守り対立構造にある。高麗王朝の始祖・王建(ワンゴン)が「全羅道出身者からは国政を担う人間を出すな」という定めた治国の基本理念は今でも影響を与えており、事実、歴代の大統領の殆んどは対立する慶尚道から生まれている。全羅道出身者は前述の金大中のみである。この対立はのちに1980年の光州事件を招く。韓国ヤクザ界も同様に、OB派、七星派、ヤンウニ派といった三大ファミリーがそれぞれの地域を縄張りとしている。しかし、最近では全国派とよばれる広域組織となりつつあるのも事実である。

1972年11月21日、金斗漢(キムトハン)が死んだ。享年54歳。死因は高血圧による脳内出血。しかし、病院の死亡診断記録に不可解な点があり、検死も行われなかった。他殺であるという説も有力である。こうして韓国ヤクザの古き良き時代は終わった。


1975年、ソウル明洞のサボイホテルで朴正熙軍事政権の力をバックにした陸軍軍人出身のヤクザ・申三佐(シン・サンヒョン)をのちの三大ファミリーが襲った。その仁義無用の抗争は韓国ヤクザ史上、最も凄惨な抗争であったとされる。その際に日本の刺身包丁は申三佐の両足のアキレス腱を切り裂いた。その主犯格が後にヤンウニ派の親分に君臨するチョ・ヤンウン、これが韓国闇社会を震撼させたサボイホテル事件である。


絶対権力者・朴正熙大統領も1979年に暗殺された。その後、政権が変わるたびに大々的なヤクザ摘発が行われた。申三佐襲撃事件で共闘したヤンウニ派の親分・洋銀 (チョ・ヤンウン)、ポムソバン(西片)派の親分金泰村(キム・テチョン。金泰川とも)と次々と逮捕・投獄されていった。 

この際の獄中での彼らの話し合いが三大ファミリーの棲み分けを生んだとされている。



これら一連の詳細が「本人」の口から語られる…という恐ろしいドキュメンタリーが存在します!
(資料・取材協力をさせていただきました)

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実録ドキュメント893 韓国暗黒街元ボス 金泰川

  

現在の韓国ヤクザの状況は、組織数約300団体、構成員数約7,000人と言われる。それらは地域的な組織も小規模なものであったが、次第に広域化・大組織化の動きがみられる。
又、彼らは香港や中国の三合会、日本の暴力団、ロシアのマフィアなどと提携し、海外に進出するとともに人的な交流も図られている。

韓国国家情報院が国会情報委員会に報告した「国際犯罪の実態」によると、構成員が100万人と推定される中国組織犯罪の三合会は韓国国内での麻薬密売と密入国をあっせんしているほか、香港の三合会は偽造のクレジットカードを持ち込み、国内で高級商品を買うなどの方法で詐欺行為を行っている。日本の暴力団が組員である在日韓国人の名義で国内の某有名ホテルを買収。指定団体の8つの組職が国内犯罪組職である釜山(プサン)の七星派などと結託し、金融や不動産市場への進出を図っている。ロシアのマフィアのヤクト派など20の組職が国内に水産業関連業者を設立し、水産物取引に介入していると国家情報院は発表している。国内の犯罪組織に他国の組織が絡んでいることを殊更に強調するという韓国らしい発表かもしれない。

しかしながら、国外では、モンゴルではヤクザといえば韓国人…といわれるくらいに問題視されているのも事実である。


韓国ヤクザには盃はない。組織の成り立ちや歴史、また、日本の任侠道のような掟ともいえるものも存在しない。「カンペ」だと仲間を集めて名乗れば、それが組織暴力(暴力団)となる。「オレンジ族」という学生ヤクザがいた。彼らは高級外車を乗り回すような裕福な資産家の子女を襲い次々と惨殺した。その際に、仲間の結束を固め、秘密を共有する為に被害者の生肉を喰らっていた。驚愕の事実は誘拐された資産家の娘の裁判証言で明らかになった。その犯罪の凶悪さと模倣犯を恐れた韓国政府は彼らを即日死刑に処した。

このように地域や学校、軍隊…それらで生まれた先輩後輩など、アウトローの人間関係が、そのまま組織暴力の力関係となって維持されている。しかしながら、日本のヤクザ以上に、ボスの命令は絶対という擬制的な血縁関係が形成されており、その凶暴性は一般社会に恐怖を与えている。

オリンピックで北と南が統一旗を掲げて入場したシーンは記憶に新しい。民族の統一により、北から新たなカンペが来るのでは?…と国家情報院は危惧している。……が、


そうなると狙われるのは間違いなく……日本である。



(C)SHINSHUN


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熊本刑務所・獄中殺人未遂事件の真相
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~熊本刑務所~


これは世間を震撼させた暴力団抗争の獄中報復だった!


こういう事件記事があった。ただ、これだけを読むと刑務所内で起きた受刑者同士のよくある喧嘩のように思われるだろう。


…しかし、


熊本刑務所:受刑者を作業用具で刺した40代受刑者を逮捕 

熊本刑務所(山本清所長)は12日、収容中の男性受刑者が刑務所内で作業用具で刺される事件があり、40代の男性受刑者を殺人未遂容疑で逮捕したと発表した。調べでは、加害受刑者は3月29日午後2時ごろ、剣道の防具を作る作業中に、キリ(長さ15センチ)で作業場にいた50代の男性受刑者の左胸や背中など計十数カ所を刺し、13日間のけがを負わせた疑い。被害者が加害受刑者のそばを通り過ぎた際、急に追いかけて切りつけたといい、詳しい経緯を調べている。加害受刑者は容疑を認めており、11日に逮捕され12日に送検された。
 同刑務所の甲斐修一・庶務課長は「プライバシー保護の観点から受刑者個人を特定する事項は公表できない」として、名前と年齢の発表を拒んでいる。 (毎日新聞 2006年4月12日)

(事件を報じた熊本RKKの報道)【動画アリ】
http://www.rkk.co.jp/cgi-bin/newscgi/backno_page.cgi?id=NS003200604122032204

この事件報道に違和感を覚えないだろうか? 
わざわざ付け加えた『プライバシー保護の観点から受刑者個人を特定する事項は公表できないとして、名前と年齢の発表を拒んでいる』という一文である。
プライバシー保護?
被害者のプライバシー保護も出来ない国が、加害者のプライバシー保護をするのか? 
たしかに刑務所内の事件ではそれらが発表されることは少ない。
あえてこの一文を付け加えたことに違和感を覚えるのである。
そして3月29日の事件を4月12日に発表という時間経過。


容疑は「傷害罪」ではなく「殺人未遂罪」。
刑務所内で喧嘩をした場合には、加害受刑囚は「殺す意思などなかった」と訴えるものだ。
例え死んだとしてももののハズミだと…。
なぜなら、受刑囚という身分でありながら刑務所内で事件を起こせば、累進級(累進処遇)は取り消され、受刑囚が忌み嫌う厳しい懲罰を受けることとなる。
起こした事件が殺人未遂となれば、そのような規律違反といった問題では済むはずはない。
刑期は重ねられ長くなる。
一説によるとシャバで起こす事件の2割増し。
そういう理由から突発的な喧嘩が殺人未遂となることは少ない。
裁判では相当の不利になる。
執行猶予も情状酌量もない。
刑務所という「法」の庭場での殺人未遂。
法の番人たちにとっては絶対の不可侵領域。
まさに天に唾する行為に等しいからである。


未遂というのは文字通り遂行できなかった行為。
殺人を意図し行動したが、目的を果たせなかった行為ということになる。
事件の状況は、「急に追いかけて切りつけた」
…やはり刑務所内での激昂に駆られた喧嘩であるような報道だ。
この行為が殺人未遂とされるのは、加害受刑囚自身が「殺人」目的であったをことを供述、いや、宣言(?)しているからに他ならないだろう。
これは間違いなく犯行が宣言されている。
加害受刑囚は取調べでそれらを自認していると思われる。


別の新聞記事ではこうある。
『当時、工場内には受刑者52人と監督の刑務官1人がおり、刑務官が男を制止したという。キリは各受刑者に貸し与えていた。同刑務所は「事件の前兆のようなトラブルは把握していない」とし、動機を調べている』
この「前兆のようなトラブルもなく」という一文が刑務官の事件への驚きと、事件が加害受刑囚によって静かに計画された行為であったという確信を抱かせる。
…と同時に、この一文は刑務官、いや、刑務所の異常ともいえる怠慢振りを露呈した一文となる。


なぜなら…、この事件は世間を震撼させた暴力団抗争事件の獄中報復事件であることが取材で明らかとなったからである。


刑務所側がそれを予感しなかったどころか、加害受刑囚が獄中報復を実行できる環境そのものを、彼らの怠慢が作り出していたからである。

新聞記事のある庶務課長のコメント「プライバシー保護の観点から受刑者個人を特定する事項は公表できない」として、名前と年齢の発表を拒んでいる。

…これは事件の真相隠しと同時に自分たちの職務怠慢をも隠す一文に他ならない。
また、そうせねばならない一大暴力団抗争に関連した事件でもあったからだ。



【浮かび上がった驚愕の真相】


記事を今一度読み返すと、加害受刑囚は左胸…いきなり心臓を狙っている。
そして逃げる被害受刑囚に追いすがって十数か所。
それらは腎臓、肺、肝臓…。間違いはないだろう。
監視された刑務所という場所、限られた刃渡り5センチのキリでは、目的を果たせなかっただけのような気がする。


この事件が起きた熊本刑務所は、懲役8年から無期懲役までの受刑者が対象の収容分類LBの刑務所。
分かりやすく言えば、L:長期で、B:犯罪傾向の進んだ者…を収容する刑務所である。
現在760人を収容している、有名なヤクザ刑務所でもある。
ここを舞台としたヤクザVシネマシリーズもあるほどだ。
つい先日も、受刑者が刑務官を襲うという事件が起きたばかりである。


事件の詳細は意外と簡単に調べは付いた。
この殺人未遂事件の被害受刑囚は世間を震撼させた一連の暴力団抗争の発端となる事件のヒットマンであったのだ。


平成13年8月15日、東京都葛飾区四ツ木斎場での住吉会最高幹部射殺事件である。
ヤクザ社会で言う義理場での襲撃は掟破りといえた。
被害受刑囚は用意周到に住吉会のネクタイ・代紋バッジを用意し、組員になりすまし銃弾を放った。
男はすぐさま取り押さえられ、同会組員によって事務所に軟禁された。その後、警察の説得により身柄を引き渡された。
その襲撃犯のひとりが熊本に収監されていたのである。
この襲撃事件はその後の一連の凄まじい報復抗争を呼ぶことになる。
報復を仕掛けた住吉会側に死刑・無期懲役の判決者を出したことでも一連の報復抗争の凄まじさは分かる。


この元ヒットマンを熊本刑務所で襲った受刑囚は、報復抗争の中心となった住吉会幸平一家。
ヤクザ激戦区・新宿を本拠とする武闘派組織・幸平一家加藤連合の組員であることが確認された。


驚くべき事実であった。
ひとつの檻の中に敵対する猛獣を置いていたのに等しい。
事件は、やはり、獄中での単なる「喧嘩」ではなかった。
「殺人未遂」とされた読みも正解だった。

取材を試みるが、ことごとく拒否された。
関係各所はノーコメント、ヒットマン組織は解散、加害受刑囚の組織はマスコミ嫌いで有名でもある。
全て一切の拒否である。

しかし情報は集められる。…刑務所のことは刑務所に聞け…である。


刑務所内は見栄と虚構の世界である。
被害受刑囚は自分が四ツ木斎場事件の実行犯であることを刑務所内で誇示していたのである。
そこに不良押送で他の刑務所から加害受刑囚がやってきた。

信じられないことに被害受刑囚と加害受刑囚は同じ班に配置された。

事件は刑務所内の作業場で起きた。
剣道の防具を製作する作業場、10人が横一列にひとりひとり仕切られた作業台に並び、刑務官が監督をする。
凶器となったキリは全員に与えられるのではなく、その作業工程で監督官に願い出て貸し与えられる物である。
加害受刑囚はその凶器を刑務官から貸し与えられたのである。

…受刑囚の分類調査(入所時の身上や素行・犯歴などの調査)やその所属組織の関係調査等はいったい何なのであろうか?


これは、法務省、熊本刑務所の大失態であろう。
監獄法改正という中での大不祥事でもある!事件を誘発したとも言っても過言ではない。

このような世間を騒がせた一連のヤクザ抗争の当該組織の組員を近くに配置するのはどういうことであろうか?
この事件が新たな暴力団抗争の火種ともなりかねない。

事実、この殺人未遂事件の真相が刑務所社会を駆け巡り、四ツ木斎場事件でのもうひとりの実行犯が徳島刑務所でリンチ襲撃された。
この事件は報道もされていない。


犯罪者の増加で刑務所は飽和状態であるとは聞く。
しかし、新聞のコメントは事件の重大さよりも、自らの職務怠慢を覆い隠したようににしか思えない。


限られた条件の中での殺人未遂事件…いや、獄中報復事件。
ヤクザ社会も表社会同様に打算的、保身的となっている。
犯罪を賛美するつもりはさらさら無いが…こんなヤクザもいたのだ。
聞けば、侠は不良押送で熊本刑務所に配置転換された。
刑務所側があえて近くに置いたということになる。


この侠…、そして、かつて組織の為に己を殺した侠、お互いに遭遇しなければ、いつの日か、無事に刑期を全うし、社会復帰したのかもしれない。そう考えると虚しい…。



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北朝鮮覚せい剤密輸事件
…を訊ねる声もあります。

たしかに、現在発売中の雑誌で、黒幕として逮捕された親分も誌面登場しております。そのグラビア記事に私の名前が踊っております。これは出版界のタイムラグ、…やっちゃった(笑)

その写真画像を某テレビ報道が使用させてくれ。
…拒否いたしました。使用の場合は厳重に抗議いたします。
担当者には『先方から書面で要望書を受け取り、内容証明で拒否をだすように…。無断使用された場合には同じように抗議書を出せ』と。

はっきり言いますが、テレビ報道なんて…警察発表を受け取れる立場にある恵まれた者たちが、その発表やリーク情報を垂れ流しているだけで、テレビという権威に胡坐をかいている高学歴が鼻に付く馬鹿ばかりです(いい奴も真剣にジャーナリズムの奴は多いんですが)。ネタは自分で探せよ!提供やネタ探しして欲しいなら、簡単に『使いたいんですが…』というな!テレビや新聞と言えば協力してくれると思っているからお馬鹿。人参を目の前にぶら下げられてもねぇ…。私はTVレポーターや新聞記者になりたいわけではない(大笑)

…この辺の裏事情、エリート(五大新聞社、その系列テレビ局などの)マスコミ記者クラブなどのお馬鹿ぶりは、今度くわしく書きますね。

私は仕事で北海道に行っておりましたし…、そんなこんなで、このブログでの記述は避けておりました。たしかに、その親分の逮捕直後に続くであろう他組織の逮捕者なども聞き及んでおりました。例の韓国籍の男は普通に歌舞伎町に現れていましたからねぇ(笑)

事件捜査などが現在進行しております。軽い気持ちの記述(実際にその時点では未確認や間違ってる場合もありますから?情報源が情報源ですから…)が影響を与えることも。ある程度の期間を起きまして誌面発表(もちろんその裏話はここで)します。


(C)SHINSHUN
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速報! 九州ヤクザ戦争勃発 !?
九州で花火が上がりそうです。地元組織が真っ二つ!割れた方へ絶縁状も本日出たみたいです。最大手が援護に回っているようですが……。

その組織は過去にY組と九州ヤクザ戦争を起こした武闘派組織。地方組織でありながら資金力戦闘力とも群を抜いている典型的九州ヤクザである。また、反権力としての色合いが強く、警察関係等にも徹底抵抗する組織としても有名である。

最初の動きとなったのは…この事件。

今月15日、福岡県太刀洗町で福岡県警の元警部補がD会系の幹部に刺されて重傷となった事件。

ゴルフ練習場で元同県警警部補が襲撃された。殺人未遂容疑で逮捕したD会組幹部は凶器に脇差し使用。背中と腹部を刺した。容疑者Gは「自分が刺した」と小郡署に自首。実は凶器が残された軽乗用車は事件発生から約一時間後、久留米市白山町の路上で見つかっていた。調べに対し、G容疑者は「駐車場で(元警部補の男性と)目が合い、カッとなって刺した」と供述した。

この事件の真相は……

刺された元警部補は捜査情報を売る汚職警官であった。告発逮捕され、情報の見返りにD会のK会長(当時)などから現金を受け取ったと証言。服役した。出所直後に同会の報復を受けたというのが真相である。

K会長や引退後の当代であるM会長は周囲に「報復はするな」と語っていたらしいが、M会長が辞任表明した直後に事件は起き、組織内部の指示命令系統ともいうべき上意下達に変化が起きはじめていることが表に出る形となった。

D会は来週にも新体制発足と思われていたが…、新人事を巡る対立でほぼ真っ二つに分裂。組織のおよそ六割が一方的な引退とその後の独断人事に反発して、一斉に会からの離脱を表明。(5日に引退を内示、10日に新人事内示をした)

離脱組に本日(17日)絶縁状が出された様子である。
離脱組の中にはD会の資金力・戦闘力ともに同会最大と言われるM一家なども含まれており、情報も事態も大きく混乱中。又、残留組にもK一家などの武闘派もいることから、瞬間的に火が付く事も予想される。

表の世界も裏の世界も勝ったほうが正義。裏切りの絶縁状は正義の逆縁となる場合もある。(ヤクザ社会の絶縁に対する一般的な見方で、どちらが正悪と決め付けては居ません) 

警察は2つの勢力の抗争に発展する可能性もあると見て警戒。
D会は構成員570人(あくまでも警察発表、実際は準構成員を合わせると2000人近いと言われている)の福岡県内最大の暴力団組織。

離脱する勢力が日本最大の暴力団・Y組との連絡を密にしているという情報も…。絶縁状が出された組織は拾うことが出来ないというのがヤクザ社会の掟、残留組が先手を打った形となったわけではあるが、これは宣戦布告を受けて立つという事にもなる。

来週予定されているD会の新たな体制発足(23日という情報)後に抗争事件という形で 対立が表面化する可能性もあるとみて、組事務所周辺などの警戒中。

関係組織や周辺組織も「待機命令」がかかっている。

また、北九州のK会、筑豊のT会が残留組の支援に回ると言う未確認情報あり、これだけの組織が関係するとなれば話し合いで解決という可能性もあろうが、そうはならないところが九州ヤクザでもあり予断を許さない状況といったところであろうか?

九州では緘口令が敷かれている。東京に上京(進出)している当該組織関係者も正確に把握しておらず、慌てて戻った組員も多い。

…ちなみに関東のある巨大組織も同じような状況にある。
次代の新人事を巡っての内部派閥がぶつかり合っている状態だ。
こちらは有力幹部が手を下ろして、ある直参二名が手を挙げたまま。
先月の幹部会で直参だけが居残りをして話し合いがもたれた。…が、
結局は入れ札となるのでは?…もし入れ札となれば、一枚岩でないと公言しているようで、みっとも無い話だなぁ…とは、その会合に参加した同会某幹部談。その結果では分裂もあるのでは?…これは他組織幹部の談。この組織も内部情報はベールに包まれ、完全に情報管理している。詳しくは書けないが、親分の死亡発表がそうであったと言われている 。
[速報! 九州ヤクザ戦争勃発 !?]の続きを読む
熊本刑務所・獄中報復事件のその後
しばらくブログを更新できなかった。バタバタと駆け回っている日々に加え、夜系やヤクザコミックのシナリオ協力などが重なっていたためである。楽しみにしておられたごくごく一部の奇特な皆様方…申し訳ない。

報告が遅れましたが、行って来ました。
先の『熊本刑務所・獄中報復事件』の初公判である。
http://shinshun.blog47.fc2.com/blog-entry-26.html

…凄まじい問い合わせや抗議があった。主に業界(?)関係者からですが…。
取材先でも必ずこの件は訊ねられた。
抗議も両サイドからですから参りました(笑)


それはさておき、その一部を報告しましょう。

(事件の報道です)【動画アリ】
http://www.rkk.co.jp/cgi-bin/newscgi/backno_page.cgi?id=NS003200604122032204



罪状認否で事件の詳細が検察官から述べられる。
『はい。その通りです』
やはり、先の読み通りの獄中報復事件であった。


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刑務所内の傷害事件(殺すつもりでした…という供述を変えなった為に殺人未遂となった)としてはかなり重い求刑十二年。即日結審した。判決は31日。世間を震撼させた抗争事件の獄中報復としてはあまりにも早い。

私が期待していた争点…。
『刑務所側が受刑者配置を誤ったために事件を誘発した』
弁護士が「争点」を持ち出そうと、それに関連した質問をすると、
ヤクザは…弁護士をチラリと見た。
『もう、そんなことはどうでもいいんだ……』そう言わんばかりだった。結局、中途半端な形でその争点は濁されてしまった。
被告にとっては、どうでもいい問題だったのであろうか?
『そんなことは勝手にそっちでやってくれ』
心の声が聞こえてくるような一瞥であった。

裁判は終始、その毅然としたヤクザの態度が実に印象的だった。
質問のひとつひとつに、不利になると分かっていながらも
自分の考えや事実を隠すことなく堂々と答えていた。

いくつかのスクープ的な新事実もあったのだが、
諸事情の為に印象的だった最後のやりとりを報告しよう。

検察が訊ねた。
『刑を終えたらヤクザを続けますか?』
『続けます』
『辞めようとは思わないんですか?』
『私は15の歳からこの稼業しか知りません。他に何も出来ません』
『刑務所の中で技術を覚えて、堅気になってそれを生かしてみようとか思いませんか?』
『正直、私にとっては、それは夢かもしれません。しかし、今度の刑期で私は生きてシャバに戻れないかもしれません。なにより、私のように指がなく、モンモンをしょったヤクザを…今回のような事件を起こした元ヤクザを…誰が雇ってくれますか? 誰が仕事をくれますか?』
『……。組織に戻っても、ヒットマンとして行けと命じられるかも知れませんよね。どうしますか?』
『それはありません。私の親や兄弟は、長い懲役から戻った人間をそのようには扱いません』
『あった場合どうしますか?』
『………。ありません』
『もしもですよ?』
『その場合は盃を返して堅気になります』
『…やめるんですね?』
『私がヤクザを辞めたらブルーシ-トに包まって野垂れ死ぬのが関の山です』
『組織に戻ったら何らかの地位や褒美が出るのですか?』
『何もありません。そういうことはあるかもしれませんが、私はそうしてもらう資格はありません。今回の事件で迷惑をかけているからです。私を(ヤクザとして)育てていただき、現在の地位に置いてもらえただけでも充分です』
『……』

ネチネチと質問し続けた検察が完全に気後れしていた。


私はさまざまなヤクザ裁判を見てきたが、ここまで堂々と自分の考えを曲げずに答えるヤクザを初めて見た。

退廷。屈強な刑務官に左右を固められていた。それに一瞬抵抗するようにヤクザが身体を硬くして立ち止まった。刑務官は何かに気づくと素直にヤクザに時間を与えた。裁判の成り行きを見続けた刑務官は何かをヤクザに感じていたのかもしれない。

刑務官に軽く会釈をすると、
ヤクザは傍聴席の一角を真っ直ぐに見つめた。
そこには組織の関係者らしき集団がいた。
しばらくの沈黙が流れた。
堰を切ったように関係者のひとりが声を掛けた。
『…頑張れよ』
その言葉を受け止めると、ヤクザは静かに頭を下げた。
頭を上げると涙が滲んでいるような気がした。
そして二度と目を合わせることもなく(あわせないようにして)
傍らの刑務官に合図の会釈をした。
刑務官は軽くうなずくと彼を退廷させた。

白状すれば、不覚にもこの時に、私は涙がこぼれそうになった。

色々と言われてはいるが、
ヤクザ社会はこのような男たちの世界でもある。


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これを記事にするときは、おそらくこんな書き方はしないだろう。
冷徹な報道か、おどろおどろしい書き方をすることだろう。
こういう感想は入らないし、こんな「本音」はここだけでしょう。

考えさせられる裁判でした。
皆さんは…どうお考えでしょうか?



明らかになった事件の詳細は別の機会で……。
[熊本刑務所・獄中報復事件のその後]の続きを読む
極道格差社会 ~塗り替わる暴力地図~
表社会で問題視されている格差社会…。下流層はその現実や未来に希望を見出せなくなっている。社会学者の山田昌弘(東京学芸大学教授)はこの現象を「希望格差社会」と名付け、その特徴であるリスク化と二極化の危険性を指摘した。…ところが、その表社会以上に格差が進行し、その未来予想図に更なる危険性を秘めている社会がある。……暴力社会である。


暴力世界の希望なき格差社会とは…?
組織格差、地域格差、経済格差! 組織内で囁かれる身分格差!

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暴力社会の格差拡大を如実に表した業界再編があった。
昨年七月の六代目山口組の誕生である。
この電撃的な継承劇は暴力社会に激震を走らせた。
…以降、山口組は新たなる全国進攻を加速させた。
ヤクザ社会で看板と呼ばれるその最大ブランドを生かし、地方組織の傘下吸収を推し進めた。
かつては広域指定暴力団として危険視されていた地域の中小独立組織を次々と吸収、あるいは後見という形で勢力を拡大させたのである。

とりわけ緊張が走ったのが、在京有力組織である國粹会の山口組入りであろう。
國粹会の持つ都内の主要な繁華街に山口組は公式的な縄張りを持つことになった。
田岡三代目時代からの暗黙の了解である「多摩川は越えず」という不文律は完全に消滅した。
この暴力社会のパワーバランスそのものを破壊しかねない山口組の肥大化は「ヤクザ格差社会」の特徴である組織格差を象徴的に表す事例であることは間違いがない。極道ブランド社会とまで言われ、ヤクザがヤクザのケツを持つという時代に突入したと言えるかも知れない。

この現象の最大の理由はシノギと呼ばれる資金源の枯渇や変化、組織格差をもたらしたヤクザ経済の格差に原因があるといっても過言ではない。
バブル崩壊以降の不況の長期化、暴力団に対する様々な締め付けなどでシノギの奪い合いは加速した。
シノギの内容も正業収益と犯罪収益の二極化が進み、金満組織と貧窮組織との二極化までが、表社会より早く現象化したのである。
この危機的状況が業界再編・大組織寡占化をもたらせたのである。

その結果、三大組織と言われる山口組、住吉会、稲川会で全暴力団構成員の七割以上を占めることとなった。
とりわけ前述の山口組及び関係組織は「ヤクザのふたりにひとりは山口組」と言われるまでに至った。
その山口組内部でも身分格差と言える現象が見られる。
「山口組であると言うことよりも山口組のどこの組の人間であるかが大事だ」
…と囁かれるまで傘下組織間での格差は広がっているとされている。



新たなアウトローが極道界を駆逐する? 
歴史は繰り返す!…戦後、極道社会を塗り替えた新勢力があった。

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今後のヤクザ社会は、現在よりも尖鋭化・暴力化し、反社会性を増し、地下に潜る傾向が顕著になるであろうとする社会犯罪学者の指摘がある。
これらはすでに形となって現れている。
ヤクザ社会に新たに参入する世代の意識や所属している人間たちの意識変化である。
任侠道という言葉は死語と化してゆき、抗争はテロと化してゆく。それらの意識変化は、過去の組織構造に比べ、よりピラミッド型の階層をもたらせることになる。
その結果、暴力社会を変えてゆく新たなるアウトローを誕生させるであろう。

暴力社会の歴史の中に同様の事例がある。
暴力社会を大きく変化させた勢力が過去に存在したのである。
それは愚連隊…、戦後の混乱期にその絶望感や不安感から登場したアウトローたちであった。
現在の格差社会とも共通する絶望的な混乱社会の中から、突如として自然発生した不良青少年の集団である。
彼らは従来のヤクザが持つ道徳概念を持たず、自由に本能の赴くままに暴力行為を行った。
ヤクザの源流である「博徒」「テキヤ」といった流れとは違うこの第三の勢力は暴力社会を次第に侵食していった。
既存のヤクザ社会と大きく衝突することもあった。
結果、彼らと暴力社会はその裏社会の発展の過程で融合しあってゆき、互いの妥協点を見出した。

彼らの参入でヤクザ経済は犯罪傾向を増し、暴力社会の意識改革と世代交代をもたらせた。
現在の暴力団の長や最高幹部たちにこの愚連隊出身者の占める割合は極めて高い。

彼らのかつての正義は「持てる者から奪う」。
自己の欲求を満足させるだけの本能的行動がその源泉であった。
これは現代社会で問題視されている若年犯罪者層の犯罪動機とまったく同じ行動原理と言えるのではなかろうか? 
日本を襲う希望なき格差社会は新たなアウトローを作り出そうとしている。

…歴史は繰り返す。

過去の愚連隊の参入と世代交代による彼らの権力奪取が任侠組織と呼ばれるヤクザ組織を暴力団に変えたことは歴史の事実である。


現在の格差社会がもたらす新たなアウトローの誕生は暴力社会の未来をも大きく変えようとしている。 

断指、抗争、義理がけ、利権・・・ヤクザと病院の関係
修羅場を生き抜く極道たち、
断指、抗争、義理がけ、利権、
・・・ヤクザと病院の関係を考察してみよう。


抗争

戦後のヤクザ抗争で最大の死傷者を出したのが山一抗争だが、
ひとつの病院に多くの負傷者が運び込まれたわけではない。
だが戦前の抗争やヤクザがらみの労働争議は違った。
それらは銃器を使用した暗殺やゲリラ戦ではなく、
人数を揃えた殴り込みや組織全体が激突するという出入りであった。
1923年の大和民労会と大日本國粋会の抗争では、
検挙者だけでも130人が一斉に逮捕された。
出入りで使用する武器は刃物、
付近の病院はさながら野戦病院と化していた。


断指

ヤクザと病院との関係で思い浮かぶのが、
やはり「エンコ詰め」と呼ばれる断指であろう。
ヤクザ映画で詰めた指を持って病院に駆け込むシーンなどがある。
しかし、実際には傷口の処理のために病院が利用されることはあっても
再接合に利用されることは極めて少ない。
ヤクザの断指は覚悟の上での行為、
詰められた指は詫びのために相手組織や詫び先に差し出すためのものであるからだ。
儒教の教えの中に「一枝を折る物は一指を伐るべし」とあり、
古神道にも同様の儀式がある。
これらが不始末の際に指を詰めるという
ヤクザの慣習の根源にあるとされている。

断指の再接合はマイクロサージェリーと呼ばれる手術用顕微鏡を用いた高度な手術である。
切断面の処理をし、骨、神経、血管を何時間もかけて繋ぎ合わせる。
成功は切断された指の状態や時間経過に左右される。
切断面がきれいで、温めない、乾かさない、汚さない…、
すみやかに冷蔵保存したものでないと完全接合は難しい。
工場などで工作機械で誤って切断した場合に比べ、
ヤクザが出刃包丁や短刀などで強引に詰めた指は、
その切断面の具合からも完全に再接着することは極めて困難なのである。

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断指というヤクザならではの行為も事情が変わってきた。
断指を配下の若い衆に強要することだけでなく、
勧誘することも、断指のための道具を用意することさえもが
暴対法の処罰の対象となっているからである。
最近では親分衆の中には断指を極端に嫌う人間もいる。
指より指代を出せという時代でもあるのである。


義理掛け、利権

ヤクザと病院の関係はむしろ病気治療や裏利権に多いだろう。
・・・ある親分が肝臓病の悪化で入院したことがある。
見舞いに訪れると病室が見当たらない。
別名で入院していたのである。
親分の名前が本名とは違う稼業名であったのか、
他人の名義であったのかは聞くことが出来なかったが、
まったく違う名前が特別室の名札には書かれていた。
部屋の中には若い衆が常駐して、さながらヤクザ事務所であった。
病室の中には溢れんばかりの見舞い品と花で埋め尽くされていた。
『ヤクザの病気も金集めだな』 その親分は笑った。
『死んで最後の親孝行、死に金集めはヤクザのシノギ』
そんな言葉もあるくらいだ。

実は医療福祉関係はヤクザのいいシノギでもある。
実態を隠したNPO法人や医療法人に利権を求めることは多い。
公的な助成や補助金も多数だ。
中には薬剤や医療機器関係の仲介などに食い込んでいる組織もある。
某公営ギャンブルでは社会への還元として、
医療福祉関係にさまざまな寄付や設備品を送る。
その送り先の選定に大きく関与しているという組織もある。
しょうがねぇなぁ・・・。改題・バラバラ殺人事件
新宿のバラバラのことを、どこにいっても聞かれる。

そんな・・・知りませんよ。
捜査段階ですし・・・。

しょうがねぇなぁ。

・・・じゃあ、いくつか。

左腕が肘から下、右腕は手首。
『左腕に犯人特定の証拠があったのか?タトゥー?注射痕?』
その左腕が無いので断定は出来ませんが、
あなたが自分で刺青を入れるとどこに入れます?

発表されたゴミ袋・・・それを扱う大型量販店が近くにあり、
周辺に飲食関連の業務用品の小売問屋もあり、
付近の飲食業者なら誰もが知る店なのである。
発表では特殊とされたが、周辺では簡単に手に入る品物。


実は、明かされていない証拠がある。

犯人は背後から(背中を上向きにして)バラバラにしていた。
発表された遺体に付着していたとする土砂、
その土砂が前面に付いていたから?
発表された切断に使用された刃物、
切断面がそうなっていたから?

いいえ・・・、決定的な証拠があったのです。
それが何かは・・・・・考えてください。
・・・分かりますよね?


いまだにこの証拠は発表されていない。
犯人特定における最も有力な証拠となるからである。
「秘密の暴露」・・・・・・犯人にしか知りえない事実でもある。

ところで・・・・・・、

歌舞伎町の警戒が強化された。
通常の防刃チョッキでなく、警邏全員が防弾チョッキを着用。
靖国他の主要道路とコマ劇横に青バス(機動隊用車両)
『なんで?そんな装備なの?』
『・・・・・・』
付近の暴力団状況に不穏な動きはない。
おそらく彼らより私の方が、そういう関係の情報は早い。

・・・どういうことかな?
何か得体の知れないものに警戒しているのか?
たんなる歳末雑踏警戒だったりして、
・・・・・・そんなワケはない。

犯人が早く捕まることを祈ります。


=========================

(時事通信社 - 12月28日 18:10)

 28日午後3時10分ごろ、東京都渋谷区神山町の民家の庭に人の下半身のようなものがあると、通行人の女性から警視庁代々木署の交番に届け出があった。連絡を受けた所轄の渋谷署などが調べたところ、遺体の一部と確認された。同庁捜査一課などは、死体遺棄事件とみて捜査するとともに、新宿区西新宿の路上で16日朝、ごみ袋に入った切断された男性の胴体が見つかった事件との関連を調べている。調べによると、民家は一戸建てで、空き家になっている。 


・・・・・・出ましたね!

新宿周辺のホストクラブなどの飲食関係に、
『いなくなったり、出てこなくなった従業員はいないか?』
ローラーを掛けていた。

・・・ところで、

「手首ラーメン事件」をご存知だろうか?
暴力団員が身内に組員を惨殺し、死体の処理のためにバラバラにした事件である。

被害者に前科があり、手首を処理する必要があった。

加害暴力団員のシノギは屋台のラーメン屋。
犯人は最後まで出てこなかった手首のありかをこう供述した。

『ラーメンの出汁にしました』

この警察発表が地域住民をパニックに陥れた。

『どの屋台なんだぁ!』
24時間スーパーやファーストフード店の少ない時代だ。
深夜の空腹は自炊か屋台・・・・・・。

のちに警察は『そのスープは提供されなかった』と発表。
・・・・・・本当だろうか?

この事件の遺体の身元確認に、
新宿の著名な刺青の彫師が立ち会った。


遺体の背中に彼の作品があったのである。


『警察の広間にブルーシートが置かれ、バラバラになった遺体をジグゾーパズルのように人間の形に並べていた。まるでマネキンのように真っ白だった』


ある小学女教師が愛人をバラバラにした事件では、
裁判でその女教師はこう供述した。

『簡単でした。二時間くらい・・・。母親ふたりで解体しました』


=============================

渋谷区幡ヶ谷で歯科医宅で娘のバラバラの遺体が発見された。
犯人は浪人中の兄であった。
普段、異様(?)な環境にいる私でも、・・・こういう犯罪は苦手だ。

実はご近所なのである。
ヘリコプターが喧しく低空で飛んでいた。
『・・・なんだよ? 何かの中継か?』
けたたましい飛行音で目が覚めた。

商店街を歩くとヒソヒソ声が耳に入る。
『バラバラだってねぇ・・・』
(新宿のバラバラの話題か? 
 まさかヘリコプターの音?・・・んなわけない)
・・・・・・聞き耳を立てる。
『娘さん』 『遺体』 『こんな近く』
(え? あの遺体は女? 近く?近くなのか?)
お喋りそうなオバハンを見つけて話を聞く。

え!そんな事件がご近所で!
歌舞伎町なら携帯電話が鳴っているはずだ。


・・・模倣犯! 
犯罪は感染してゆく。

いや!短絡的で幼稚な犯罪だった。

強盗、放火、・・・殺人。
子殺しに親殺し。
その理由や動機が軽すぎる。
信じられない。・・・・・・苦手だ。

ところで、のちに驚かされたのは、
そのオバハン・・・・・・、犯人を言い当てていました。

平塚の連続殺人は、ある報道部員が、
報道には乗せられない事や近所の噂を教えてくれた。
ニュースに姿が映っていたので電話してみたのである。

秋田の子殺しも近所の噂は同じようなものだったのだろうか?

============================

・・・新宿特捜に動きあり?

============================

犯人逮捕!

<男性切断遺体>新宿・渋谷に遺棄、妻を逮捕 頭部も発見
(1月11日0時38分配信 毎日新聞)


 東京都新宿、渋谷両区で昨年12月、切断された男性の胴体や下半身が相次いで見つかった事件で、警視庁新宿署捜査本部は遺体の身元を渋谷区富ケ谷1、外資系証券会社社員、三橋(みはし)祐輔さん(30)と特定し、10日、妻の歌織(かおり)容疑者(32)を死体遺棄容疑で逮捕した。祐輔さん殺害も認めている。捜査本部は同日、供述に基づき町田市原町田4の公園で見つかっていなかった祐輔さんの頭部を発見した。
 調べでは、歌織容疑者は昨年12月15~28日、切断した祐輔さんの胴体部分をゴミ袋に入れて新宿区西新宿7の路上に捨て、下半身を渋谷区神山町の民家の庭に捨てた疑い。
 調べに対し「12月12日早朝、酒に酔って帰宅した夫が寝た後、ワインのびんで頭を殴り殺害した。その後、渋谷区の雑貨店でのこぎりなどを買い、自宅で遺体を切断した」と供述。切断した遺体について「胴体は旅行用キャリアーケースに入れ、タクシーで捨てに行った。下半身は同じケースに入れて台車で運んだ。頭部は電車で運び、町田市の公園に穴を掘って埋めた」と供述しており、同課は1人で殺害、遺棄したとみている。
 2人は03年3月に結婚し、マンションで2人暮らし。動機について「結婚半年後から口論するようになり、生き方が合わなかった。夫から自分を否定することを言われ、暴行も受けたことから殺意を抱いた」と供述している。

 事件は12月16日に新宿区の路上でゴミ袋に入った胴体部分が見つかり、新宿署に捜査本部を設置。同28日に渋谷区の民家の庭で下半身が見つかった。捜査本部は同じ人物と断定。身元の割り出しを急ぐとともに、殺害されたとみて捜査していた。

 ◇同僚が独自調査、解決につながる

 逮捕された三橋歌織容疑者は、切断遺体が初めて発見される前日の12月15日、自宅を所轄する代々木署に夫の家出人届を出していた。「夫は12月11日に出勤するため家を出たらしいが、そのまま帰ってこない」と説明していた。
 一方、捜査本部は、同16日から相次いで見つかった切断遺体の身元を割り出す捜査の過程で三橋さんの家出人届も捜査。自宅マンションの防犯ビデオの映像はすでに消去されていた。ところが、失そうを不審に思った会社の同僚が、消去前の防犯ビデオで三橋さんが12日早朝に帰宅していたことを確認していた。同僚は、マンション管理会社に頼んで独自に調べていたという。捜査本部は関係者らへの事情聴取でこの「独自調査」を把握、歌織容疑者の届け出の矛盾が浮上した。

 10日午後、自宅にいた歌織容疑者に任意同行を求め事情聴取。殺害も含めて事件への関与を認めた。歌織容疑者は年末に自宅の壁と床を張り替えるリフォーム工事を行っていた。捜査本部は証拠隠滅を図ったとみている。


============================

犯人は逮捕された。全面自供をしている。
もう、捜査上の妨害とはならず、大丈夫でしょう。

このブログのヒントから先の隠された証拠を明かします。
背中から切断されたした新証拠とは・・・・足跡。
新宿に遺棄されていた上半身後部から足跡が出ていたんです。

犯人は背中に足を掛けて、・・・いや、踏みつけて、腕を切断していたのです。
背中を上にして左腕を切るのと、右腕を切るのと、
右利きだと、どちらが切断しやすいのかということです。
最初はタツゥーか注射痕ではないかと予想しましたが、
・・・根性焼き。友人は被害者の左腕にあったと・・・。
それが長さの違いです。

でも、供述したように、指紋という重要な証拠を、
生ゴミに出すだろうか?

背中に残された・・・決定的な、その足跡のサイズ。

・・・・・・女性!

この証拠の隠匿は「秘密の暴露」と逃走防止であった。

小学校女教師バラバラ事件の過去の裁判でのバラバラ死体解体証言、
女性犯行のヒントにしているつもりでした。

死体をバラバラにする必要性は運搬と隠蔽。
そしてあらゆる場所にあるカメラ・・・。
先のブログ記事にある歌舞伎町バラバラ事件もそうであった。

新宿、そして、歌舞伎町近隣という地域性が、
複雑にしていたのであろうか?
それゆえに隠されていた証拠。

ある組織関係者・・・、『見せしめなら首を置く』


解決に導いた被害者の同僚はスゴイと思います。

・・・執念ですね。

彼が録音した容疑者との会話が実に興味深い
『・・・という人だったから』(という人だから・・・でない)
妻が夫を語るにしては全てが過去形なんですね。
テレビで流れたら気にしてみてください。
・・・恐ろしくなりますよ。

この二件のバラバラ殺人・遺体遺棄・・・、
ともに一般人の犯行、しかも、被害者は肉親、配偶者・・・。

世の中・・・・何かが間違っているのでしょうね。

渋谷の事件に関しても、近所のオバハンが言い当てたのは、警察の地取り捜査からだと知りました。 聞いていたのは次男の所在でした。

どちらの事件も、警察の皆様、お疲れ様でした。
特に新宿署と・・・、この事件も、歯科医一家のバラバラも代々木署
被害者夫の失踪届けは代々木署であった。

事件解決を喜ぶとともに、被害者の冥福をお祈りいたします。

==============================

報道数社がペンクラブを通じて情報提供や調査、聞き込みしてきた。

・・・いまだ警察は重要な証拠を隠してはいないか?
・・・共犯者がいるという情報はなかったか?
・・・DVの原因となった浮気というのは?
・・・新宿のホストクラブに入れあげていた?
・・・どこの店ですか?
・・・それは誰ですか?
・・・話を聞けないでしょうか?

簡単に言うよなぁ・・・。

仮にそういう店やホストが存在しても、
あなたたちが思うほど馬鹿じゃない。
客商売の仁義!答えるわけがない。
・・・共犯者扱いされる場合もある。

見つかりました。でも話しません・・・じゃ何にもならないんでしょ?
・・・で、どうしてくれるわけ?

みんなぁ!警察発表を受け取れる立場で、しかも垂れ流しでなく、
・・・・・・足を使おうよぉ! 警察は足を使ってるよ! 見習えよ!

歌舞伎町のホストクラブをローラーしろ!
ハローページで、アイウエオと50音順に片っ端から電話しろ!
(すぐに見つかるから・・・爆笑!)

この場でお断りしておきます。
たまたま耳に入っただけで、
・・・何も知らん!


余談ですが、歯医者のタレント志望は池袋のあるキャバにいましたよ!
お店?…こちらのヒントは「数字」足し算すると10。
被害者のプライバシーがお好きなら…自分たちでお探し下さい。

ヤクザ事務所
よく言われることなのだが、
『……ヤクザ事務所って、行かれますよねぇ? …怖くないですか?』
『別に?お茶が美味しいよ』
そうなんです。彼らの入れてくれるお茶は最高なんです。

雑誌でアウトロー記事を書いている記者がそう聞く。
そんな記事を書いているのに、その質問には少し驚いた。
こちらは普通に情報収集で出入りしているからである。
先日のドンドンパチパチも関係組織(もちろん中です)に張り付いていた。
場合によっては朝から幾つも回ることもある。

裁判所にも、警察にも、拘置所にも…通う。
『へぇ~~~~』フットワーク勝負!
どうやって記事を書いているのでしょうか?…不思議。


でもって、歌舞伎町のある稼業人が、組持ちになった。
何となく大好きな人物だ。真っ直ぐで筋がある人物でもある。
新しく設けた事務所に遊びに来て下さいと言う。

『行く!行く!』

ヤクザ事務所と言うと、代紋があり、提灯があり、組員の名札があり、
破門状や絶縁状が貼られている。そんなイメージがあるでしょう。

それはVシネマの見すぎ。

たしかにそういう事務所も多い。
彼の事務所はデザインなどをやっている個人事務所のようだ。
パソコンがあり、応接セットがあり、観葉植物がお洒落だ。
当番を務める独特のジャージ姿の若者がいなければ、そう感じるはずだ。

歌舞伎町でヤクザマンションってのが話題になることが多い。
山本英夫氏の名作コミック『殺し屋1』の影響もあるだろう。
たしかに、そういうマンション……ある。

でも、彼の事務所があるビルはもっと凄い。
上から下まで全部がそう。

だから、カメラの数が半端じゃない。
各組織が思い思いのバラバラに設置。
どの扉も全て鋼鉄で出来ておる。
他の階に行くのが目的なのに、『神峻が来た!』
別の事務所からカメラで見つかり『寄ってけよ!』途中下車。

『みんなで共同カメラでも付ければ?』
『それはいい!』
『じゃ、私が仕切りますので、各組織は私に会費を納めてください』
…冗談です。


『新しい事務所なんで、今度、取材しますか?』
『………。じゃあ、ここに虎の剥製、ここに神棚、ここに代紋、ここに提灯、ここには日本刀、ここには鎧、ここには鷲の置物…え~~と、全部揃ったら取材しますから(笑)』
『それじゃ、バリバリ…ヤクザ事務所じゃないですか?』
『…え? ここ、そうでしょ』
『……そっか(笑)』


たしかに、我々もそういうヤクザヤクザした事務所しか取材しない。
ホントのことを言うと、どう考えても会社にしか見えない。デザイン事務所にしか見えないヤクザ事務所は多いんですよ。そこにいる人間を除けばですがね(笑)…ここだけの話。
それじゃ、面白くないでしょ? ねぇ?



…ところで、その「殺し屋1」の山本英夫巨匠が、影野臣直のオール原作コミック『闇の交渉術』(コアマガジン・3月19日発売)の表紙を書いております! そのハッチャメチャ振りと交渉術に目からウロコですね。


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作画:(C)山本英夫。(完成前を載っけてゴメンちゃい)  …金名刺は影野臣直(恥ずかしい~~~っ!)

…と、いうわけで、喫茶店代わりがひとつ増えました。





影野臣直、単行本書き下ろし、第3弾!!
『DIET PRISON(ダイエット プリズン)』(環健出版社)
2007/03/25発売!



色付きです

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獄中からの原稿
不思議なもので閉ざされている世界の方が、
情報が早かったり、正確だったりする。

警察のキンタマ流出なんて屁みたいなもんだ。
流出したことを騒ぐのは分かるが、
中身は屁ですからね(笑)
…だからおかしいちゅうわけです。

そんなことはともかく…、
私は何人かの懲役囚や未決囚と手紙のやり取りをしている。
どの人物も皆さんが知る事件の当事者である。
社会問題や話題になった事件ばかりである。


獄中で噂になっているのだろうか?
最初の手紙は必ず…突然に来る。


彼もそうだった。
その受刑囚とは一年以上手紙のやり取りを続けている。
先のブログで裁判所で怪しげな人物から話しかけられて
何者だぁ!…と内心ビビッた話を書いた。
http://shinshun.blog47.fc2.com/blog-entry-84.html

その時の裁判の被告人席の人物は無期懲役となってアカ落ちした。


彼と私は手紙をやり取りを続けた。


某業界実話誌で事件の報道記事が間違っているとして
(私じゃありませんよ!)
抗議と事件の詳細を書いた手紙を彼はその編集部に送った。
組織の分裂巨大抗争とその後の内部抗争に深く関わった人物だ。


組織名や人物名のみを上手く変えて、
その雑誌は手紙そのままに短期集中連載を行なった。


反響は凄まじく、それ以上の抗議や恫喝が編集部を襲ったそうだ。
(だから、私ではありませんよ)


今、彼は獄中で原稿を書いている。
ある程度の量を書き上げると、
それは私に届く。

すでに平積みすると4センチになる。


直接に関わった事件だけでなく、
関連した事件の裏側、
なぜか?最新情報……まで、
そのままでは到底、外には出せないのだが、
私に分かるように実に上手く書いてくる。
(検閲する刑務官が業界事情を知らないってのもあるが)


知りえる裏側(それすら書けないことも多い)
その先までもが記されている。

生きている世界がまったく違うことを思い知らされる。

私が現在、もっとも楽しみにしている読み物でもある。
いつのまにか、私の狭い脳内引き出しは溢れそうだ。
それくらいの情報…これは私にとっては財産以上の価値がある。


彼は書籍にしたくて私への原稿を書いているのではない。
好きにしていいと言う。
彼にとっては原稿を書くと言う行為が獄中で生きる何かなのだろう。
……現在の読者は私ひとり。



でも、私は自分だけの楽しみで終わらせるつもりもない。
セコセコとリライトする日々。
裏ではこんなことをしているのですわ。


ところが……やば過ぎて、世に出せない。
もしも、私が余命宣告されたら世に出す!


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……呪わないで下さい(笑)



鑑定方法
多くのヤクザ屋さんに出会う日々を送ると、
その人物がどういう人物か?が
会っただけで何となく理解できるようになる。

それは御本人ではない。
若い衆たちである。
親分や幹部に付いている男たちを見ていると、
その親分の考え方や生きかたが見えてくる。

見えないところまで定規で測ったように直角な若い衆、
余計なことは一切言わない若い衆
(一日に言葉をいくつ話すのだろうか?と思ってしまう)
親分や幹部の一挙一動から目を離さない若い衆。
痒いところに手が届くように全て先回りして動く若い衆。

…か、と思えば、

どの若い衆も何人か殺しているのじゃなかろうか?
…と、いうくらいに凶悪オーラ揃い。

全員が都会的でオシャレな若い衆揃いって組もあった。



中には、完全にそれらの逆バージョンもある。



ゴルフや麻雀の打ち方にも性格や人柄は出る。






…そして、私が注目するのがカラオケ!



ある親分に夜の街に連れて行って頂いた。
全国の業界人からも一目置かれる親分だ。
カラオケは上手くはなかった。
しかし、マイクに声が良く乗る。
腹の底が震えるような迫力!
…ところが、完全にリズムやテンポに乗り遅れるタイプだった。
歌の出だしからいきなりズレていた。

しかし、私は気が付いた。
その親分は、よく居るリズム遅れの皆さんのように
カラオケに追いつこうとは一切しないのである。
遅れている事に気が付いていないわけではない。
だが、それを一切、しようともしない。
自分流で最初から最後まで歌い切るのである。
歌の帳尻を合わせようとしないのであった。

不思議と気持ち良かった。…実に突き抜けていた。

何ものにも染まらない。
生き方を変えない。

世間で語られる親分の評価が、
見事にそのカラオケに表れているような気がした。
私の勝手な思い込みかもしれないが、
間違いなく、そうだった。

私がそういうことを考え、感心して聴いていると
親分は思っているはずもない。
自分のペースで自分の色で歌い上げた。


その一曲だけを歌うらしい。

親分はそれでいい!




ある組織の若頭は一曲を実に丁寧に歌う。
歌詞の一文一句を噛み締めるようだった。
私の知る若頭の生き方に酷似しているような気がした。


ある大組織の最高幹部と別組織の最高幹部は、
代紋違いだが、実に仲が良い。
全国的にも知られた親分たちなので、
フリークが、そのツーショットを見ると
間違いなく驚くであろう。


ふたりとも大のカラオケ好き。
最後は必ずそうなる。
行きつけのカラオケバーでは、
親分たちが歌う曲の順を店の従業員は熟知している。
…で、自動的に入力される。

親分たちは交互に自分の持ち歌を歌ってゆくわけだが、
面白い事に、時々、同じ曲がダブるのである。
『いやぁ、それ、●●親分が、今、歌いましたよ』
『そうかぁ?』
お互いに相手の曲なんぞ聴いてはいないことが判明。

案の定、笑いながら、ある言葉が……、
『人は人、ワシはワシ』


……らしいな。と思う。
(そういう人物でもあります)

ふたりとも、歌い終わると、とっとと帰る(笑)



彼らを知りたいのなら、彼らとカラオケに行くことを提案します。
その選曲、歌手、リズム、年代、歌いっぷり、テーマ。
何となく、その人物が見えてくる気がするんですね。


で、皆様、間違いなく、歌が巧いのである。


………リズム遅れ遅れでも、揺らぎなき、あの親分を除いてですが。
(もっとも、選曲、歌唱、その全てに、唸りましたがね)







う~~~~ん、それぞれが、誰かは怖くて言えません。






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ここらをコンビニなどで見かけましたら、ご購入…、
せめて、立ち読みでもしてやって下さい。


PS:マツケンサンバが流行している年の忘年会で仮装付きでマツケンサンバの替え歌を狂喜乱舞した若い衆。私はその熱演に大爆笑させていただきました。だってマツケンならぬ、皆様が良く知るあの組「ヤマ…」(の系統)なんですよ(笑)歌詞はもちろん●健サンバ。
私はこういうのちゅうか、こうしたセンスが大好きなんです。
……武闘派ならぬ、舞踏派でした。

朝堂院大覚先生のムチャ振り!
朝堂院大覚先生は最高だ。
そのムチャ振りに大爆笑!

ある代議士が犯罪を犯した。
国会期間中の不逮捕特権…、
東京地検は逮捕許諾請求。

国会の査問委員会で嘘八百を並び立てた、
その代議士の逮捕許諾は間違いなく裁決される。
逮捕されれば実刑は確実、
彼は首の皮一枚で繋がっていた。


決議の前の日、彼は朝堂院大覚先生に電話。


『先生、私はどうすればいいんですか?』

「…死ね!」

『マンションから…?、新幹線に…?』

「腹を斬れ!腹を!」

『もっと楽に死ねませんか?』

「ならば拳銃で頭をブチ抜け!爆弾で吹っ飛べ!」

『用意して貰えませんか?』

「…いやだ!」

『土木会社にでも電話して、…ダイナマ』

「…そこまで言うのならば、お前以上に悪い国会議員を道づれに国会で爆死しろ!
それがお前の贖罪だ!」

『…はい』



さぁ、どうなったでしょ?
この代議士は誰ぁ~れでしょ?


こんなこと暴露してええんですかぁ!先~~生ぃ!

「ガッハハハハ!」

笑ってる場合じゃないでしょ!


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続きは今月23日発売の劇画マッドマックス、
または、後日!
朝堂院大覚先生のムチャ振り!②・・・その答え!編
前回記事の答え合わせです。
まず、これ()を読んでちょ!
朝堂院大覚先生のムチャ振り!

ちなみに、朝堂院センセイはこういう人物です。
これこれ謎の人物…朝堂院大覚

…それでは、
答え合わせをお楽しみ下さい。

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小柄で精悍な風貌から「政界の牛若丸」という異名を取り、
その歯に衣を着せぬ発言などで、
国民からの人気も高かったある政治家がいた。

95年に世間を騒がした東京協和と安全信用組合の乱脈融資事件に関与して、
背任、業務上横領、詐欺という罪に、国会での偽証罪も問われ、
今は塀の中で暮らす元衆議院議員である。
(もうすぐ出てきますけどね!)

国会議員は国会会期中には逮捕されないという不逮捕特権がある。
東京地検特捜部は彼の逮捕許諾請求を国会に提出、
その許諾請求がいよいよ決議されようとしていた。



……と、言うことで、
朝堂院大覚先生に、
そのムチャ振りを語って頂こう(笑)


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ヤツは裁決の前日にワシに電話してきおった。
『先生、私は死にたい』 
マンションから飛び降りるだの、
新幹線に身を投げるだの、…と抜かしておった。

その時のヤツは首の皮一枚で繋がっている状態だったんだな。
私利私欲のために国民の代表という立場を利用した男に、
ワシが言うことはひとつ…、ならば、死ね! 
『お前もサムライならば、自らを断罪しろ、堂々と切腹して果てろ!』 

ところが、政界の牛若丸は情け無かった。
『腹を斬るのは私には無理です。
ひと思いに逝ける方法はありませんか?』 

なんで、ワシがそんな心配をしてやらなきゃならんのだ。
…そう思ったが、…つい、
『拳銃か爆弾だな』と言ってしもうた(笑)

『分かりました。先生、拳銃を用意して貰えませんか?』 
大臣まで務めた政治家が拳銃自殺? 
それはそれで面白いが、拳銃というのは物騒だ。

ワシは、ついつい…、言ってしもうた。
『ならば、爆弾で自爆しろ! 腐った政治家であるお前が、
それ以上に腐っていると思う国会議員を道連れにして国会で爆死しろ!』 


爆弾なら土木会社のひとつやふたつに掛け合えば、なんとかならんこともないだろう(笑)


ヤツは、なんと! 
『そうします!』と答える。
いよいよ逮捕されるという恐怖で
冷静な判断が出来なくなっておったのだろうな。
…フフフ。

最近では松岡利勝農水大臣、
過去には新井将敬、中川一郎…、
自殺した政治家は皆、同じような恐怖に襲われるようだな。
すでに、まともな思考回路じゃなかったなぁ(笑)
…グフフフフ。


ヤツはそんなワシとの会話を車内電話で交わしておった。
それも必死の形相で…。
それを「何だ?」と追うテレビ局、
ヤツラはその様子を生中継しており、
ワシは『これは面白い。テレビ電話じゃ!』
…とテレビ画面を見ながら会話しておった。

ところが、自動車電話の液晶画面に、
ワシの事務所の電話番号が!
テレビ画面にバッチリと映し出されておったから大変だ。
その直後から事務所の10台近くの電話が鳴り出した!
ワシはマスコミから追いかけられることになった。

爆死見物どころじゃなくなったのだ。
(本当に残念そうな顔をしました。笑)


結局、ヤツは腐敗政治家を道連れに爆死することなく、
国会で嘘の証言を繰り返して政治家としての幕を下ろすことになった。

ヤツが東京地検に出頭して収監された翌日、
秘書がワシに連絡してきた。

『●●が先生から預かった品物をお返ししたいんですが?』 
『何だ?』 
『…爆弾です』 


そんなもん、知らんわぁ! いつ用意したんだ! 
…がっははははははっ!

(…と、笑いました。爆!)






・・・山口敏夫めぇ!

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…答えは『山口敏夫』でした(笑)


TV

公用車に乗ってマスコミから逃げ回っていました。
(当時のニュース画像より)



(C) CHODOIN
(C) SHINSHUN





朝堂院大覚センセイの大暴露&人生の特効薬(実は劇薬)連載はこれで…、

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劇画マッドマックス

「こんな雑誌でエエんですか?」
「面白い!」


マジかよっ!


その連載からの【告知】です。

【お知らせ】

朝堂院大覚氏への質問、相談、斬ってもらいたいニュースを募集いたします。
メールまたはお手紙にて、以下のあて先までお寄せ下さい。
採用者には朝堂院大覚氏直筆のサイン色紙を贈呈いたします。
氏からどんな猛毒、暴露が飛び出すか?乞うご期待!

(あて先)〒171-8553 東京都豊島区高田3-7-11 コアマガジン 劇画マッドマックス編集部 「朝堂院大覚」係

(メール)madmax@coremagazine.co.jp


※…もしくは、本ブログのメールフォームからもOKです。
   直接、手渡します(笑)
やくざの、深イイ話
東京都新宿区、神峻さん(無職同然)からの投稿です。

先日、ヤクザの親分と若い衆たちと呑みました。
その時の、親分の話が、実に深ぃ~いんです。


その親分は若い衆に、これでもかというくらいに酒を呑ませます。
ヘロヘロになって、足腰の立たない若い衆、
テーブルにつっ伏してダウンした若い衆、
青い顔をして、何度も何度もトイレに駆け込む若い衆…。

親分自身は、いくらも呑まないで、
それを眺めて、ヘラヘラと笑っています。

いくらなんでも、あんまりだと、
ついつい、親分に、若い衆が可哀想だと言ってしまったんです。


その時の、親分の言葉が、
実に、深ぃ~いんです。

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…親分は、こう言いました。


『ヤクザをやってりゃ、嫌なことだらけだ。
それを忘れさせてやるのも、親分の務めなんだよ』


(……!)

『……それになぁ』

(……?)

『ベロベロになるまで酒を呑ませときゃ、ヤバいクスリにも手を出さねぇだろ?』

(……!!)


親分が、若い衆にこれでもかと酒を呑ますのは、
子分を思う親分の深い~ぃ愛情だったのです。


でも、その後の言葉が、
別の意味で深いと言うか、
実に、ディープと言うか、

『シャ●は打つもんじゃねぇ! 売るもんだ!』

(えぇええええええ?!)

『エロビデオは見るもんじゃねぇ! 撮るもんだ!
喧嘩は売るもんじゃなくて、売られるもんだ!
売られる男になってこそ、ヤクザはナンボじゃ!』

(おぉおおおおお!)
(……へ? …●ャブ、売ってんのか? …裏ビデオ、作ってんのか?)

『だからこそ、ヤクザは喰ってゆける!』

(……どっ! ひゃぁあああああ~~っ!)


シ~~~~~~~~~ン


『俺が酩酊するまで呑まないのは、ヤクザはいつ何時、何があるか分からない。
いつでも、飛び出していけるようにしとくのも、ヤクザの務めだ。常在戦場!』

(なるほど! ワシは、常に貧乏、慢性貧乏!)


…え? 
それは? もしかしたら矛盾?
じゃあ、なんで、若い衆をここまで呑ます?


『なぁ~に、そん時は、俺が飛び出してゆけばいいだけの話さ!』

そう言うと、親分は、
泥酔状態の若い衆を見て、
愛しそうに微笑みました。




……実に、深ぃ~いです。




桜井クン、採用して!

(無理だろっ!)


(C)SHINSHUN




……ちなみに、

先日、ベロベロになって
若い衆に介抱されている親分を目撃しました(笑)


お、おいっ!
言ってることと、やってることと、ちゃうやんけ!


『任侠と、書かせておいて、暴力団!』by 神峻(影野臣直の『一語一会・川柳組』相談役)
(す、す、すんましぇ~~ん! 泣。)




ま、こんな話で喜んでいただけるのならば、
こんな漫画はいかがですか?

【おすすめ書籍】

(ヤ)な伯父さんを持つ漫画家が幼少期に体験したあんなことやこんなこと。
そして、こんな漫画を描くようになって体験させられたあんなことやこんなと!
(すべて、ワシが悪いんじゃぁああ~っ! by神峻)

身内に(ヤ)が

身内に(ヤ)がおりましてん。

著者:カツピロ
竹書房
950円也っ!

買うべし!


彼がワシから受けた酷い仕打ちはここ

歌舞伎町コミューン

歌舞伎町~新大久保界隈に生きる人々で作るコミュニティ型の地域ポータルサイトです。
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数えてみた

暴力団記者廃業条例!


…というわけで、
数週間前、

ある人(もちろん!その筋!裏筋!)の名刺を探すために
えぇ~~、どこだっけ!
輪ゴムでグルグルしてある名刺をめくる。
これが本当の“暴sめくり”と最低の親父ギャグ。
複数形になってるね!どころの枚数でないことに自分で驚いて、

数えてみた!


そんなに名刺交換をしているわけじゃないとは思うのだが……、


関係者が多くて、取り囲まれて、
『宜しくお願いしますぅ!』と
ヘコヘコしながら何枚も差し出す場合もあり、
『ありがとうございますぅ!』と
同じくヘコヘコしながら何枚も受け取る。


役職が変わったからって
あらためて頂く場合もある。


本来ならば、
スッ堅気で
小心者の私なんかに
代紋入りの名刺を渡すと
なんやかかんやの法律に触れるらしいのだが…。

こちらとしては商売だし、
完全にマニアだし、
名前や肩書きに間違いがあってはならないので、
横にした四角形や、放射型の○や
桜の花びらや、実るたび頭を垂れるのやら、
枯れない針葉樹や、真っ直ぐ伸びる植物の葉や、
井桁、三つ巴、瓢箪、アンテナだとかの
あえて、マーク入りを頂くのだ。


新たに頂くのは最低でも月に5枚?3枚くらいかな?
…としても、年間40~60枚。

役職が変わったからって
あらためて頂く場合もある。

前述のようにひたすら配り
ひたすら受け取ることもあるので、

十数年も馬鹿をやってりゃ、
この枚数は当たり前なのかなと気が付く。

出世した人、
辞めた人、
破門、絶縁、除籍、引退。
えっ?誰だっけ?←おいっ!
…エトセトラ、エトセトラ。

死んだ人、
塀の中にいる人、
殺された人、
殺した人、

その後はさまざまだ。

思い起こせば、
一枚一枚に思い出というか、
ドラマがある。
それを聞くのが商売だ。


住所録データにしてあるとはいえ、
この名刺軍団。
探すの大変だぁ!
今度、マーク別に分類しとこう。


私でこうなんだから、
業界の先達である諸先輩の皆様は
どえらいことになっているはずだ。




かなり前だが、
友人作家の影野臣直の金ピカ名刺が
YAHOO!オークションに出されていた。
かなりの金額が付いていた。
自慢しぃの本人から知る(笑)

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ぎゃははは!金ピカやん! 作画:山本英夫


オークション主は他の名刺も出品しており、
その名刺群を見ると、どうも同業者かな?
じゃないと、色々な組織の名刺が集まるわけはない。
これが本物の方だと、いい顔しぃの浮気性だ。
(喧嘩している同士や反目もあったからネ)

なかなかのメンツだなぁ…と
ニヤニヤしていたら、
あることに気が付いた。

ウゲッ! これ、俺だと疑われそうなメンツじゃん!


と思ったが、
まぁ、そんなもの、
IDや運営会社、購入者の証言等々から
調べりゃ誰だか判るだろうから
…どうでもええ。


一番高値を付けていた親分に電話した。

『これこれこうで、親分の名刺が一番高値で○万円でしたよっ!』

すると親分は言う。

『そない珍しいんか? ワシ、いくらでも持っとるでぇ』

当たり前や! 本人だしっ!


……言葉は続く。

『毎月10枚くらいオークションに出すか? いいシノギになるのぉ!』


おいっ!
電話の向こうで笑っている。
面白い人だった。


その亡くなった親分の名刺が
ある意味で、一番の思い出かなぁ。

10枚くらい貰っとけば良かった。

↑おいっ!


(C) SHINSHUN


…で、
何枚でしょ?
自分で驚いたわ!

よくよく考えたら、
ポイ!されてるかもしれないが、
頂いた分、配っているわけだ。
どこそこの事務所にガサが入って、
事務所に飾った芸能人写真ではないが、
『どこ行ってもコイツの名刺があんなぁ!』

よしっ!認定しちゃうかぁ!

それは違う。
私は密接取材者だから(笑)



条例の影響で、
……これからは、
頂く枚数も少なくなんのかな?



転職しよっ! 
………かな?




どんなになろうとも、
意地でも、しねぇよっ!

この理由は、またの機会に。




(今度、キャバクラで名刺ジャンケンしよっうと。笑)


※…名刺ジャンケン。『いっせのせっ!』と手持ちの名刺を出して、
企業名や肩書き、株価、有名人度などで勝敗を決めるキャバクラ遊戯。


ちなみに、こんな感じで名刺などを売っていたようです(笑)
追及していた人たちがいるようです。

http://2chnull.info/r/yahoo/1215859241/301-400

困ったもんだ。
某警察とのやり取りは笑ったが。




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