裏の裏は、表…に出せない!
実話誌等で暴走する裏系&馬鹿系ライターが、日本最大の歓楽街・歌舞伎町から発信するグダグダな非日常的体験と裏話。そして禁断の取材メモ!
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オフィス IN 歌舞伎町やくざマンション ①
オフィス IN 歌舞伎町やくざマンション ①


さすがに撤退したのだが…、
数年前まで歌舞伎町のやくざマンションに
執筆場所&事務所…兼、仮眠室を持っていた。


……その時の話をしよう。



その部屋の大家さんはやくざ。
したがって正確には、やくざマンションの
…やくざ部屋ということになる。

何でも若い衆の仮眠部屋だったらしいが、
過酷な生活に耐えられず逃亡してしまったらしい。
やくざ修行は養成所ではない。学校でもない。
寝るところと食うことは保証される?
……そんなに甘くもない。
やくざを辞めてホームレスになる人間がいるほどだから、
そちらの方がよっぽど楽なのに違いない。


実はこの大家さんにも大家がおり、
その大家さんにも大家がいる。
何が何だか分からない物件でもあるのだ。
元を辿れば、夜逃げしたキャバクラオーナーの物件らしい。
…どうしているのかって? 



……さぁ?



…と、言うわけで、その兄貴分が私に声を掛けて来た。
『誰か?キャバ嬢の仮住まいでもいいから、借りてくんねぇかな?』
う~~~~~ん。もし、キャバ嬢に斡旋して、その若い衆が部屋に舞い戻ってでも来たら、大騒ぎになるだろうなぁ。……なるな。
『イイっすよ。俺が借りますよ』


『賃貸契約書は?』
『…んなもん、いらねぇよ。月末に7万持って来てくれりぁいい』



その頃の私は歌舞伎町に居っ放しだった。
歌舞伎町で何かあるとその最前列にいるのが私だった。
そんなことがないと、いくつかの喫茶店でウダウダしていたり、
ヤクザな事務所でウダウダしていたり、
誘われるままキャバクラでウダウダ……。
身の置き所も、金も馬鹿馬鹿しいくらい無駄だった。
…というわけで、仮の拠点が欲しかったのでもある。
自宅兼事務所の機能を半分ほど持ち込めば、
夜はここで文章書きも出来る。

家賃は……7万円!

地方の人は驚くかもしれないが、
歌舞伎町の一等地(まずマトモな人は借りようとはしないだろうが…)
……この料金は破格だ。

キャバクラを数回分ほど我慢すればいいわけだ。
サウナで汗を流していた分や、
喫茶店でウダウダしていた分でも家賃は出る。


……さっそく、引っ越した。

引越し代をケチるため、歌舞伎町の白タク連中に声を掛けた。
客を運んだ復路に自宅に寄ってもらい、
さまざまな機材を運び込んだのである。
デスク、パソコン、テレビ、電話、応接セット(誰も来ないが)
…仮眠のためのセットは、ここに入り浸らないようにと寝袋にした。
これが、思ったよりも、実に快適で熟睡できるのである。
そんなこんなで、何とか形は付いた。
…最後に付けたカーテンにもっとも金がかかった(笑)



20070317182543.jpg

引越し直後のカーテン無し!



さて、このマンション……、
玄関には住居者用ロック、
エントランス、エレベーター、廊下にも防犯カメラ。
なぜなんだか? 住人が独自に設置したカメラも多い(笑)
一階にはランドリールームもある。
セキュリティと設備は万全だ。
なぜなら……私の借りた部屋にも独自カメラがあるのだから(爆!)



さすがの歌舞伎町やくざマンション、
次々と想像もしなかった驚愕の体験をするのだが……。

今日はここまで!

(つづく)
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オフィス IN 歌舞伎町やくざマンション ②
オフィス IN 歌舞伎町やくざマンション ②



…と、いうわけで、やくざマンションに入居した私だった。


以前に住んでいたのが、ヤクザの若い衆ということで、
何となく気持ち悪かった私は、
歌舞伎町の後輩たちを呼んで掃除を命じた。

彼らは、以前、私が悪徳ディスコを経営しておった際に、
共同経営者に資金を持ち逃げされ、
やむなく閉店に追い込まれた際も店内清掃に参加してくれた。
その時の報酬は…何でも好きなもの持ってけぇ!
調度品、レコード、厨房用品……。


今回は後片付けではなく引越し準備!
…だから無償だ! 
ただし!ソバは喰わす!

引越しにタダで白タクを利用したことも合わせると、
これらはリッパな強要罪ですね。


後輩たちは各店舗から掃除用具を持参しての強制参加となった。
…それじゃ申し訳ないと、私も参加!
……もちろん、口だけ参加です。

「俺が使っているときに、家宅捜索されてシャブなんかが出てきたら大変だからな!徹底的にやってくれ!」
(…される恐れがあんのかよぉ!)
「ええなぁ!」
「へい!」

旧居住者と新居住者、
……どっちがヤクザなんだか?


さすがはクラブの黒服連中!
掃除は徹底している。

自宅がゴミ屋敷と化している独身女性の皆様!
片付けられないオンナ…の皆様!
結婚するのなら水商売の男ですよ。
…ただし、金とオンナにはルーズですけどネ!


テキパキ!テキパキ!



「先輩!」
ユニットのトイレ&バスwith洗面所を担当していた後輩が
突然に素っ頓狂な声を上げた。

「こ、こ、これを見てください!」

「ど、ど、どした?」
後輩の驚愕の声に私の声もひっくり返る。


「バスタブを洗浄していて、あまりにも排水が悪いので、排水口をさらったんです」
彼の持つブラシの先には長~~~い髪の毛がビッシリ付いていた。

「う、な、な、何だよぉ!そりゃあ!」

「これだけじゃないんです」
足元の半透明のゴミ袋の中には、何やら大量の毛髪が…見て取れた。

「へ、へ、変ですよねぇ、これだけ大量の女性の黒髪なんて」
「う、う、うわああああああ!」
我々、全員は大声を上げた。

「ここ、以前はヤクザが入居していたんですよね?」
「……そう」
「ま、まさか、ここで死体を解体した…なんてことが」
「う、う、うぎゃああああああああ!」
「ひぇええええええええ!」

後輩たちはクモの子を散らすように逃げていった。




……ここはやくざマンションである。



翌日、このことを大家であるヤクザの兄貴分に恐る恐る告げた。
「……誰か、殺してません?」
「はぁ?」
………これこれしかじか。


ヤクザの兄貴分は呆れた顔で私を見ると、
ため息を付いた。

以前に居住していた夜逃げの若い衆は、
長~~~いロン毛だった。
「ヤクザになりたいんです」
兄貴分はその髪を切れと命令した。

若い衆は愛着がある、長っ~~~い髪の毛を切れずにいた。

ブチ切れた兄貴分は、量販店から電気バリカンと大量の二枚刃を購入。
浴室で自ら若い衆の断髪をしたそうだ。

バリバリバリバリ!
ジョリジョリジョリジョリ!

……で、メンドクサイので髪の毛は流した。
ロン毛の男?…女性の長い髪じゃねぇのかよぉ!

「………」
「何だぁ!疑ってんのかよ!」
「………」
「……やっぱ、疑ってんな」

「まぁいい。お~~~い!●●の写真持って来い!使用前使用後な!」


若い衆は二枚の写真を持って来た。
一枚目はロン毛、二枚目はピッカピカのスキンヘッドだった。

そこには一般人からヤクザへ見事な変貌を遂げた男が写っていた(笑)



………つづく
オフィス・IN・歌舞伎町やくざマンション ③
徹夜仕事で意識も朦朧とし始めた…ある早朝。
見知らぬ番号からの電話が鳴る。

こんな時間に電話してくるのは
徹夜仕事の出版業界関係者か
その筋の関係者しかない。
渋々、出てみる。
『……はい?』
電話の向こうからは女性の声。

『ねぇ?どこに居るの?』

…誰?

『ど、ど、どちら様??』
『●●だよ!』

……。ああ、よく行くクラブのホステスさん。
……店に飲みに来いという時間じゃねぇなぁ。

『…何?』


電話の向こうの声は興奮している。

『だから!今、何処に居るの?って!』

『……歌舞伎町の事務所』


『ねぇ! 今から行っていい?』

……??? はぁ?

『そこに行ってもいい?』

なんで? なんで来るの?

彼女とは、早朝に押し駆けられる仲ではない。
飲みに行って、こんな電話を受ける兆候すらなかったはずだ。
電話の声は酔っている風でもない。
こ、これは何かのラッキーなのか?
それとも誰かの仕掛けたイタヅラ?
………?????。

私は歌舞伎町の一部では顔が広すぎて、
妙なことや色っぽいことは出来なくなっている。
歌舞伎町では極めてつまらない遊びに徹しなければならないのが実情。
……なんなんだ?
彼女の電話の意味がまったく分からない。
(と、とりあえず、下半身くらいは、洗っといた方が、ええのかな?)

そのうち、私の状況と無理解を察した彼女は電話で叫ぶ。
『じゃ、いいから、ベランダから外を見て!』
『……??』
まさか裸で立って手を振っているとかいうんじゃないだろうなぁ!
(……だって!そう思ったんだもん!)


……ガラガラ。ベランダに出る。
下を覗く。
『なんじゃ?こりゃ!』
カラス対策? 何かの実験?


nannja.jpg



『何?これ?』
『上!上!上!』
……叫んでおる。

…上?

『あああああああ!』

uwaawa.jpg



私は彼女の電話の真意を知った。
すぐさま、デジカメを持ち部屋から飛び出していった。


sagatte.jpg


マンションの玄関先は大騒ぎになっていた。
自殺防止というか阻止というか、それ用のマットが
凄まじい音で膨らんでゆく。


20070613131445.jpg



fukuramu.jpg



『分かった?』
電話をくれた彼女がいた。
『……はい』
『だから部屋に入れろ!』
報道関係者などが集まってきている。
地上から彼女を撮りだした。
下からはこんな感じ。

sita.jpg


……ん?
よくよく考えると私の事務所がベストポジションなのである。
しかもやくざマンションはセキュリティ万全!
彼らは入ることが出来ない。
『やっと気付いた?だから電話したの!』
『おおおおお!』
私は彼女とマンションに戻った。

niramiai2.jpg


部屋に戻るとベランダに直行!
『な?ベストポジションでしょ!』
彼女は自慢げに笑う。
こういう状況なのに笑ってどうする!



捜査員が彼女に近づけないでいる。

膠着状態が続く。
彼女も疲れたのか?時折、そのギリギリの場所に座り込む。

niramiai.jpg


『おおお!Tバックではないか!』
私の一言が彼女を引かせる。


ところで、私はなんで彼女と仲良く並んで、
歌舞伎町の朝の空気を吸っているのだろうか?
30分前には想像もしていなかった。
…ところが、


私がこの場所に事務所開設したことを知る人間が集まりだした。
……金取るぞ!

hage.jpg


このオッサンは普段は後頭部を異常に気にしておるのに無防備だ。
ぎゃははは、オッサンはげナメで撮影!

『ファアアア~~』
変化のない膠着状態に欠伸が出だした頃、
捜査員が一瞬の隙を付いて動いた。


tukannda.jpg


私が驚かされたのが左上のオレンジのレスキュー隊員(この写真では屋上へ続く階段の下半身)



tukannda2.jpg


瞬間的に鉄柵に身体を投げ出して飛びつき女性の身体を掴む!



tukannda3.jpg


『確保!』…と聞こえてくるような鮮やかな連携だった。
オ、オレンジ…凄ぇ!



kakuho.jpg


私のベランダだけが大拍手!…下の皆様は分かっていない。

…さて、この事件

このビルの正面に彼女が通うホストクラブがあり、
オキニのホストに冷たくされての狂言自殺騒動だと判明。
後日、彼女は同じ場所で再び自殺未遂騒動を起こし、
その時も同じように確保されたそうです。
捜査員からキツイお灸が据えられたことは言うまでもありません。


tesshu.jpg

『撤収~~~~っ!』


………なんともはや、人騒がせな。
歌舞伎町のホスト業界はこうしたホスト依存症女が、
支えていると言っても過言ではないのです。




このヘラヘラ笑いのこいつが通報してくれました(笑)
tuuhou.jpg

『撮んなよぉ!』


写真の一部を雑誌などで見られたことのある方もおられるでしょう。
……しばらくブログ更新できませんでしたら、
お詫びで未公開写真も蔵出ししてみました。

あ、ちなみに、写真はやくざマンション事務所の数か月分の家賃に化けてくれました。ムフフフ。散々稼いだからもうイイかぁ…。
公開!
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